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地球で唯一の元本読師の話ー元本読みの章2頁ー

 地球を旅する冒険者の皆様、最近はよく「既視感」を覚える…と仰っておりましたが、その後如何お過ごしでしょうか?元本読師の文者部屋美です。


 さて、地球で唯一の「元本読師」と言う職に就きました私、文者部屋美が元本読師として綴ります「元本読みの章」、2頁目は地球で言う所の「夢」と呼ばれる物についてです。


 冒険者の皆様におかれましては、恐らくこの地球に降り立たれてから、夢を一度も見た事がないと言う方は稀なのではないでしょうか?


 そう、「夢」と言うのは目標や希望の方の「夢」ではなく、眠る時に見ているあの「夢」の方で御座います。


 御自身の冒険の地として、この愛すべき地球を選んで旅を始められた皆様に取りまして、


「今現在も御記憶しておられる、忘れられない夢」


 は、御座いますでしょうか?


 冒頭で挙げました「既視感」等と言う物も、ひょっとしたらたまたま夢で見たような状況が、現実にも起こって「あれ?これって…」なんて感じた冒険者の皆様も、多い事と存じます。


 いずれ「文房具の章」にて、文者の「手帳術」について綴ろうと思っておりますが、文者は印象深い夢の内容を手帳に記録するようにしております。


 意味はあるかもしれないし、無いかもしれない。


 ですが、


「偶然な出来事は一切なく、
全ての出来事は必然的に起こっている
ー文者語録ー」
(「本の章」3頁参照)



 と言う、いつもの文者お決まりの台詞を出させて頂きましたが、確かに意味なんてないのかもしれない。

 でも、実際「自分がその夢を、もう既に見てしまった」と言う事実を変える事は出来ない訳で、現段階で見る前の状況には戻れないのです。


 なので、どうせだったらそのまま日常の渦の中へ溶かしてしまうよりは、「その夢の中から、今の自分に対する何らかの気付きを模索」した方が、「絶対に毎日が楽しくなる!」と、文者は考えるのであります。


 そうです!小難しい理由付けは致しません!


「ただ単純に、どうせだったら毎日の冒険は楽しい方がいい!」


 それだけの事なのです。

「折角地球を選んで生まれて来たのだから、
地球でしか味わえない辛く苦しい冒険を
自分に課す事こそ、冒険者の使命だ!!!」


 と言う、尊敬すべき目標を掲げてこの地球に降り立った崇高な冒険者の皆様もいらっしゃいますので、楽しい冒険を望むのはあくまでも文者の考えである、と御理解下さいませ。



 さて、此処からは「地球で唯一の元本読師である文者部屋美が見た、非常に印象深く忘れられない夢」について綴ろうと思います。


 少しでも、御興味を持って頂ければ幸いで御座います。



「冒険者文者部屋美と地球誕生の夢」


 まず、最初に申し上げておきたいのは、

「今現在、
この地球上に存在している全てのもの達は、
地球に強く惹かれ、
大いなる愛を感じ、
この地球をあえて自身の冒険の地と定めたい!
と言う強い希望の下に、
降り立ったもの達である
ー文者語録ー」



 私、文者は勿論…全ての冒険者の皆様、そして人間だけではなく動物、植物、火、水、風、土、光、闇、目に見えない様々な何か…。


 今現在地球上に存在している全てのもの達は、上記の決意の下にこの愛すべき地球に降り立ったと、文者は考えております。



「いやいや、
別に好きで此処に存在してる訳じゃないから」

「地球じゃなくて、
他の星でも良かったんだけど」

「人の気持ちを、勝手に決めるな」



 ええ、ええ、良く分かっております。


 此処はあくまでも、「文者の戯言」と認識して下さって一向にかまいませぬ故、どうぞもう少しだけお付き合い下さいませ。


 もし、皆様が「好きで地球を選んだ訳ではない」と仰るのであれば、

恐らく
「皆様は今現在、地球には存在していない」
でしょう。



 貴方様のこの他の存在理由につきましても、「本の章」3頁にて軽く綴らせて頂いております故、御興味のある冒険者の皆様がおられましたら、是非とも御一読頂ければと存じます。


 つまり! 


 今現在、こうしてこの愛すべき地球に存在し、尚且つこの文者部屋美の拙い物語に貴重なお時間を割き、目を通して下さっている「今、この瞬間」こそ! 


 貴方様がこの地球を選んで降り立った、紛れもない事実を裏付けているのであります!

 

 ですので…いらない存在など、この地球上には1つとしてない訳です。

 

 そもそも、各御自身が自ら選んでこの地球に降り立っておられますので、「いる存在、いらない存在」と言う概念自体が無意味なのです。


 この「note旅団」の皆様も私文者を含め、様々な冒険者の皆様の為に冒険譚を綴る場を提供して下さっております。


 其処で「よし!noteの門を開放するぞ!」と決めた貴方様は、御自身の「note旅団」の門を開けようと致します。


 其処で「いや…貴方、いらないんで…」と、貴方様の門に鎖をグルグル巻きにして来るような「note旅団」の方々がいらっしゃるでしょうか?


 文者は、いないと思います(笑)。


 勿論、貴方様が「誰かに追い出されると言う、苦い冒険を味わいたい」と決意し、あえてそのような「即、いらない存在と言われたい」が為に、何らかの行動を起こしているのであれば話は別ですが(笑)。


 ですので、今現在この地球上に存在されている皆様は、御自身で地球を選んで旅をされている途中でありますので、


「もう既に存在している時点で、
その存在はこの地球にとって
必要であるからこそ其処に存在しているのである故、
いらない存在について議論する意味は、
我々地球を旅する冒険者は持ち合わせてはいない」



 と言うのが、文者の持論でありました。


 話が大きく逸れたのですが、それを大きく裏付ける夢を見まして。


 文者は地球で言う所の「宇宙」と呼ばれるもののような空間に、浮かんでおりました。

(文者は実際の「宇宙」を自身の目で確かめた事が御座いませぬ故、あえてこのような表現を致しました。いわゆる暗い空間に無数の星々が存在している、一般的なあの「宇宙」を想像して頂いて結構です。)


 斜め下方に、真っ黒くて丸い岩の塊のような星?が浮かんでおります。


 表面にはマグマ?と思われる、真っ赤な溶岩の亀裂が網目状に張り巡らされておりました。


 文者の隣には、もう一人別の存在がいるのですが、文者の視線はその星の方に集中しております故、どのような存在かは分かりません。


 二人でその星を見つめながら、もう一人の存在は言いました。



「この子が、
後に「地球」と呼ばれる星になるんだって。
楽しみだね!
大事に大事に育てて、
沢山の存在達から愛される星になるよう、
一緒に見守って行こうね!」



 文者は頷きながらも、内心


「え?!全然青くないし、これの何処が地球なんだ?!」


と言う疑問で、頭がいっぱいで御座いました。


 其処で、目が覚めたのであります。


 勿論、所詮はただの夢。
 意味なんてない。

 


 でも…全ての出来事が必然的であるならば、ひょっとしたらこの夢を見た何らかの意味もあるのかもしれない。

 


 文者は「地球」と言うキーワードを、生まれて初めて調べてみました。



 そして、「ウィキペディア」様の頁を訪れたので御座います。


この時の文者の衝撃を、
今こちらを御覧下さっている全ての冒険者の皆様に、
100%お伝えする事が、
果たして出来ているのか否か!!!



 是非!御時間のある冒険者の皆様は、「ウィキペディア」様の「地球」の頁を御覧になって頂きたい!!!


 下の方へスクロールして頂き、「歴史」の項目を御覧下さい!
 その右手にあります「初期地球の想像図」!


これこそが!まさに!
文者が夢に見た、
これから「地球と言う星になる予定の塊」
そのものだったのであります!!!


こんな事、あります?!



 正直…かつての文者は、こう言った目に見えない物の存在は信じない、完全なる現実主義でして。


 夢が何だ!希望が何だ!占いが何だ!スピリチュアルが何だ!下らねぇ!と言う、憎まれっ子世に憚るタイプでありました(笑)。


 人の思いやりすら踏みつけるような、本当に酷く醜い心を持った、地球を選んだ冒険者としてあるまじき存在だった訳ですけれども…。


 まあ今から思えば、勿論そんな自分を経験出来たからこそ、今の文者部屋美が形成された訳であります故、どんな出来事にも必ず意味はあるのでありますが。


 この夢を見たのも、その昔の文者でしたら記憶の彼方に忘れ去られてしまっていた事でしょう。


 なので、「今の文者部屋美がこの夢を見た」と言う事に、非常に大きな意味がある訳です!


 今なら全ての出来事に意味を見出し、真の冒険者として旅の楽しみと、そして生きている事の喜びを心から感じる事が出来る!


 と、今の文者は自信を持って言えるのであります。

 

 ですので、今回見たこの夢は

「本当に私は、
この地球を冒険の地と定めて
生まれて来たんだ!」


 と、確信させてくれるような内容であると共に、これは今の時点では確かめようがありませんが、地球がくれた文者部屋美に対する

「文者に、自分との全ての始まりを思い出してほしい」


 と言うメッセージであり、恐らく地球も


「文者が思い出してくれれば、
きっと他の私を選んで降り立ってくれた
全ての子供達(冒険者の皆様)に、
同じメッセージを伝えてくれるに違いない」



 と、考えてくれたのではないか…と、感じておる次第であります。


 一説では「地球」は「女性性」であるとされており、考えてみれば確かに「母なる地球」等と言う表現を、良くされておりますよね。


 我々冒険者がこうしてこの地球に降り立つ事が出来た、と言う事は


「母なる地球が、どんな存在でも決して拒む事無く、
私を選んで降り立ってくれてありがとう…
と、我々冒険者達を全てにおいて快く受け入れてくれた」


 と言う事であり、また



「地球は我々冒険者達の毎日を温かく、優しく、柔らかく
包み込むように常に抱きしめてくれている」


 と言う事で、あります!


 1人でも、冒険者の皆様の中に地球から「貴方はいらない存在です」と言われ、「地球自身の意思により宇宙の外へ弾かれた」方が果たしていらっしゃいますでしょうか?


 いらっしゃったのなら申し訳御座いませんが、恐らくそのような存在の方は1人もいらっしゃらないと存じます。



 地球は常に我々冒険者達を無条件で受け入れ、今日もこうして様々な冒険の日々を提供してくれているのです。


 

 それこそが地球の我々に対する愛であり、またそれを受け取る為に我々はこの地球をあえて選び、こうして旅を続けている訳であります。


 

 長くなりましたが、本日は「文者部屋美が忘れられない夢」について、綴らせて頂きました。


 いずれ、前頁で御紹介致しました「文者流!冒険者職業別の元本読み」も行ないたいとは思っておりますが、如何せん読みたい本や綴りたい本が山程ありまして、追い着いていないのが現状であります(笑)。


 是非とも、気長にお待ち頂ければ幸いです。


 それでは皆様、その「既視感」…何か、今後の冒険にとても重要な意味をもたらすやも知れませぬ。
 どうぞ、貴方様のその感覚を大事になさって下さいませ。
 きっと、貴方様がこよなく愛する「母なる地球」からの、幸せなメッセージかもしれませんよ?


※地球がテーマで御座いました故、様々な投稿者様の中から、こちらの地球を選ばせて頂きました。こちらの冒険者様は、天体がお好きな御様子。きっと、様々な星々を冒険しながら渡り歩いて来たのでしょう。投稿者様のご武運を、お祈り申し上げます。



その他の「元本読みの章」の頁はこちら!


noteの門開設1か月を記念致しまして、綴らせて頂きました

放浪の元本読師 文者部屋美の本棚ーサイトマップー

 こちらも是非、御活用下さいませ!
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         固定させて頂きましたので、そちらからもどうぞ!)


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