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地球で見つけた好きな物の話ー本の章4頁ー

 地球を旅する冒険者の皆様、本好きには持って来いの古本売りの馬車が、この辺りを巡回しているそうですよ?元本読師の文者部屋美です。

 

 御陰様で元本読師の文者部屋美が、noteの門を開放させて頂いてから、半月が経ちました。


 これまでに綴って参りました文者部屋美の拙い本の数々の為に、沢山の冒険者の皆様におかれましては、貴重な御時間を割いて読んで頂きました事を、心より感謝申し上げます。


 現段階におきまして、総計500ビュー&100スキを大きく越える結果と相成りました事を御報告させて頂きますと共に、この事実を大変喜ばしく光栄に思っております!

 

 何と言いましても、一番頁をめくって頂きました文者本は、


「ぺんてるちゃんの章 1頁」

 

 こちらがもう、ダントツであります!!!


 これはひとえに、


山門文治様の
「今、このnoterが面白い」
に、ピックアップして頂いたからに他ならず、
改めまして、
山門様に御礼申し上げ奉ります!!!



 「ぺんてるちゃんの章 1頁」に次いで、読んで頂いておりますのは、


「文房具の章 1頁」


 で、御座います。 

 


 こちらも何と「ぺんてるちゃんの章 1頁」に引き続き、


 山門様にピックアップして頂きました

本で御座います!!!



 何分、まだnoteの門を開放して一週間足らずの出来事であり、



「ぴっくあっぷ」とはなんぞや?



 と言う赤子も同然の状態で、ただひたすらに溢れ出る言葉達を、文者流の文章に乗せて表現し続けて行くのが精一杯で…。

 


それでもこうして、
見ず知らずの先輩冒険者の皆様に助けて頂きながら、
自分が同じ地球に生まれた仲間達に伝えたい
沢山の言葉達を、こうして共有出来る場があると言うのは、
本当に素晴らしき事で御座いますね!!!



 お引き立て頂いた山門様、読んで下さった沢山の冒険者仲間の皆様、そしてこの場を創作して下さったnote旅団の皆様に、本当に本当に感謝申し上げます!!!


 更に、次いで読んで頂いているのが、


「文房具の章 3頁」 
「文房具の章 2頁」


 と、なっております。 


これはただ単に、
「ぺんてるちゃんの章」の流れで
「文房具の章」の頁もめくって下さっているのか、

それとも純粋に、冒険者の皆様の中に
「文房具好き」の方が多いだけなのか……。



 まあこれは、いくら考えましても皆様御一人御一人に御伺いしない事には答えは出ない物と思われますので、この辺にしておきまして…。



 さて、この度の「本の章」4頁目の内容は「地球に降り立った私が、悔しくも挫折してしまった海外小説 3冊」について綴ろうと思います。


 私、文者が国内小説が全く読めない旨は、「本の章 1~3頁」につらつらと書き綴らせて頂いております。


 海外小説大好きっ子の文者ではありますが、どうしても内容が頭に入って来ず、


「この文者部屋美とも
あろう者がぁーっっっ!!!」



 と、自ら頭を打ち殴らんばかりに悔しい思いをしつつ、不本意ながらも「挫折」と相成ってしまった作品が御座います。



 本来ならば、これは文者にとって「非常に恥ずかしい事」であり、恥部を曝け出す行為は出来ればしたくない訳ですが…。



 此処まで長らく御付き合い下さいました冒険者の皆々様に対する御礼、及び敬愛の念と申しましょうか…。


 同じ釜の飯ならぬ、同じ冒険譚を読み合った者同士で御座います故、隠す物などもう何もないのであります! 



そんな訳で…
早速、文者の恥部を発表致します!
(表現の仕方やめろ!笑)





1.「星を継ぐもの」ジェイムズ・P・ホーガン 創元SF文庫

 こちらは、恐らく「大好きな本だ」と仰る冒険者の方々が、多いのではないだろうかと思うのですが…。


 残念ながら、文者は挫折致しました。


 長年読書家に愛されている、大人気SF小説であります。 


 簡単に、あらすじを。

 

 何と、5万年前に死んだとされる死体が、月面で見つかったと言う。
 一体どう言う事なのかを調べる為、主人公のハント博士はチームに召集される。
 死体の正体は、一体何者なのか?
 壮大なる謎に挑む内、驚くべき事実が判明するのであった…。





 もう、これだけでワクワクしませんか?!





 文者の冒険者心がこれでもかと言う程くすぐられ、しかも続編が数冊出ていると言う読み応えも十分にありそうな、本好き心まで満足させてくれそうな作品ではありませんか!


 文者は、意気込んで1冊目を購入!



 まず…プロローグで、意味不明でした。




 文者は、いつも不思議で御座いました。


 海外小説が苦手な方々がよく仰っているのは、


1.名前が覚えられない。
2.文化が違うから想像が出来ない。
3.土地勘が行った事がないから分からない。
4.翻訳が読みづらい。
5.そもそも海外小説を読もうと思わない。


 等々…が、挙げられると存じます。


 文者に関しましては、5はそっくりそのまま国内小説に当て嵌めたい所ではありますが、「本の章 3頁」ではそれも克服しております。


 2や3は、もう御自身の「創造力」と「想像力」を養って頂くしかないと考えます。


 特に、御自身で物語を創作すると良いのではないでしょうか?


 文者は自分でも小説を創作しておりますので、1に関しましては好んで海外の長たらしい名前を何人分でも考える事が出来ますし、登場人物の名前を考えるだけで一日過ごす事すら出来ます(笑)。


 自分が創作した愛しい子供同然の登場人物達が、どう言った国で、どう言う環境で、どのような文化の下に暮らしているのか…それらを考える時間は、非常に至福であります。


 同じく、小説や漫画を創作なさっている冒険者の皆様ならば、お分かり頂けるのではないでしょうか?


 4に関しましては、「海外小説は、お気に入りの翻訳者の作品を購入する」と言う話を良く聞きます。


 文者的には、そう言った冒険者の皆様の事を「それって、ちょっと格好いいなぁ…」等と、尊敬したりもする訳ですが。


 しかしながら翻訳に関して言えば、読みながら適宜文者流に嚙み砕いて飲み込んでしまいますので、その点は全く問題ないと思われます。


 実際、先日新訳版が発売されたばかりの



「グリーン家殺人事件」S・S・ヴァンダイン 創元推理文庫



 は、レビューなどを見ると「新訳版の御陰で、随分読みやすくなった」等と言う方が数多くいらっしゃる中、文者は


「値段が安い」


 と言う理由だけで、わざわざ旧訳版が置いてある書店に出向き、そちらを購入して読ませて頂いた次第であります(笑)。

 

勿論、文者は何の問題もなく楽しく読ませて頂きました(笑)。



 話が、また逸れております。


 ともかくですね、文者はそんな自分に誇りを持っておりましたので、「星を継ぐもの」の世界観が全く頭に入って来なかった事に、



 非常にショックを受けた次第であります。



 確か30頁以降辺りから、ハント博士が呼び出されて…其処で、ようやく死体を見つけた説明が始まったような気がするのですが…。


 もう、自分が内容を理解出来なかった事がショック過ぎて、それ以前の内容は…



全く記憶に御座いません。
(某事件の流行語を思い出しますね…(笑))





 途中途中を飛ばしながら、それでもパラパラと何とか頁をめくろうと、必死では御座いましたが…。



大好きな本達に対し、
頁をめくる事すら
「必死にならなければならない」時点で、
本に対して大変失礼な行為であり、
其処まで自分を偽るくらいならば、
いっそ「御縁がなかった作品」として
潔く諦め、別れを告げるのも、
また読書家の務めではなかろうか。
ー文者語録ー




 泣く泣く文者は読む事を諦め、「スタートレック」シリーズや「V ビジター」シリーズなど、SF大好きな父に譲ったのでありました(泣)。





2.「魔術師を探せ!」ランドル・ギャレット ハヤカワ

 「本の章 3頁」にて綴らせて頂きましたが、文者が本をこよなく愛する冒険者として再び立ち上がる事になってから、間もなく購入した作品だと記憶しております。

 
 あらすじを、どうぞ。

 科学的魔術が発達しているパラレルワールド的英仏帝国で、捜査官ダーシー卿と上級魔術師ショーンはバディを組み、彼らでなければ解決出来ない事件の謎を追っていた。
 架空の欧州を舞台にした本格ミステリの、中編集が新訳で登場!



 魔法とバディモノとミステリ…
なんて素敵な響きなんでしょう!!!



 文者の大好物ばかりで、これは復活したばかりの文者の読書心を、大満足させてくれるに違いない!



ん…?


これは…折角の魔法の設定が、


あまり生きてない?



 こちらの作品も新訳で登場するくらいですから、相当な大人気作品だった筈で御座います!


 それを、この文者が理解出来ないとは…。



悔しいですっっっ!!!
(某芸人様を思い出しますね…(笑))



 1話目は、それでも最初の事件ですから読んだのです。


 まあ…解決方法が、それ?と思ったような記憶は御座いますが、特殊な設定の世界観で御座います故、先を急いだ訳ですが。


 うーむ…何やら、文者が期待していたような流れの物語ではなかったようでありまして…非常に、悔しいです…はい。




3.「茨文字の魔法」パトリシア・A・マキリップ 創元推理文庫

 パトリシア・A・マキリップ氏は、ファンタジー小説界では有名な作家様でいらっしゃいます。


 海外小説のファンタジーと言えば、文者の大大大得意分野!なので、もう文者の心は期待大なのであります!


 では、あらすじです。
 

 捨て子だった主人公の少女ネペンデスは、王立図書館で拾われて育って行く。
 ある日、魔法学校の生徒から預かった書物に綴られた茨のような文字を、ネペンデスは解読し始める。
 世界を征服した王と魔術師の古い伝説の内容を読み解きながら、ネペンデスは運命の渦へと巻き込まれて行く。




もう間違いないですよね、これは?!



な・の・に!ですよ!!!



 はぁ…もう、文者は自分が嫌になりかけました。

 


 どうしてこんな面白そうな物語が、頭に入って来ないのだ?!


 ネペンデスが、本を解読し始める辺りまでは読んだのです。
 

 其処から先が、何故か…入って来なかった。

 

 しかし、これはもう理由を考えても埒が明かないのであります。 



潔く!読むのをやめるなら…今でしょ?!
(某先生を思い出しますね…(笑))


 

 これは、ファンタジー好き(但し、女の子が主人公じゃないと感情移入出来ない)の、母に譲る事と致しました(笑)。


 初出の母ですが、文者に負けず劣らずの読書家でありまして、幼少期の愛読書は「赤毛のアンシリーズ」「大草原の小さな家シリーズ」等、やはり海外小説が多く…。


 此処ら辺の文者の気質は、母の影響を色濃く受けている物と思われます。


 現在はタブレット片手に、「無料の異世界転生モノ小説」を片っ端から読み漁る日々を送っております(笑)。



 さあ、冒険者の皆々様!



文者部屋美は、
皆様を心の底から信頼申し上げております事を、
こうして恥部を曝け出す事により
表現させて頂きました!!!
(言い方・笑)




 地球で冒険を続けていると、やはり好きな物、嫌いな物、得意な物、苦手な物、様々な相反する感情に揺さぶられる事もあるでしょう。


でも、どちらの感情も大切であり、
どちらも自分を形成する上で必要不可欠な物であり、
どちらを持っていようと
貴方様が素晴らしい存在である事に、
何ら変わりはないのです。


 

何かを好きな貴方、何かを嫌いな貴方、
何かが得意な貴方、何かが苦手な貴方…。

どの貴方様もこの地球においては、
全てが魅力的であり、
微笑ましく愛おしい存在なのであります。



ですから、どちらの感情も
どうぞ御自身の一部として、
大切に持ち続けて頂ければ…と思います。




 文者には御縁がなかったかもしれない本は、きっと何処かの誰かにとっては一生涯大切にしたい本かもしれない訳で。


 そんな風にして、地球に存在する全てのもの達は、必ず何処かの誰かに必要とされるように出来ているのであります。

 

 地球は、そう言う温かい星なのですよ?


 何故ならば…




貴方と言う特別な存在が、
冒険の地として選んだ星だからです。





 ああ、古本をお選びになっていたのですね?

 え?人生で最高の1冊を、ついに見つけた?!
 それはそれは、おめでとう御座います!

 何と、羨ましい事でしょう…。
 私も是非、いつかそのような日を迎えてみたい物です。


 それでは、夢中になって夜更かしなさいませぬよう…。

 お休みなさいませ…良い夢を。



※今回は「苦手な本」がテーマでしたので、あまり色の少ない白黒的な本の画像を探しておりましたので、こちらの冒険者様の御写真がイメージにぴったりで御座いました!同じ本好き同士、共に本を巡る冒険を楽しんで参りましょう!



その他の本の章の頁はこちら!


noteの門開設1か月を記念致しまして、綴らせて頂きました

放浪の元本読師 文者部屋美の本棚ーサイトマップー

 こちらも是非、御活用下さいませ!
(クリエイターホームページ「プロフィール」のタブにも
         固定させて頂きましたので、そちらからもどうぞ!)


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