見出し画像

地球で唯一の元本読師の話ー元本読みの章3頁ー

 地球を旅する冒険者の皆様、もう何日も雨続きで中々御出立出来ないとの事、お察し致します。元本読師の文者部屋美です。


 さて、地球で唯一の「元本読師」と言う職に就きました私、文者部屋美が元本読師として綴ります「元本読みの章」、3頁目は地球で言う所の「天気」についてです。


 冒険者の皆様におかれましては、折角やる気を出して広大な草原へと旅立とうと思うと雨が降ったり…。

 はたまた今日は洞窟探検に勤しもうと思うと、雲一つない快晴だったり…そんな場面に、何度も出くわした事があるのではないでしょうか?


 勿論、文者も御多分に漏れず。


 外へ出た途端に降り出して来たり、中にいると外は快晴だったりは日常茶飯事で御座います。 



 当然、その時の都合に見合った天気になってくれるのが、一番いいに決まってはおります…が。



皆様…


「天気」って…


御自分で操作出来る物だと
お考えになった事は、
御座いますでしょうか?




 文者は、たまに思うのです。



「今、晴れて欲しいのだが…」
「ああ、今日は雨降ってくれないだろうか…」

 

「天気は自然の物だから、人間には操作出来ない」




 

これこそ、思い込みだとは思いませんか?





 某有名都市伝説系YouTuberの方が、スピリチュアル系YouTuberの方を集めて、トークする企画モノを先日拝見致しました。


 ひょっとしたら、御覧になられた冒険者の方もいらっしゃるでしょうか?


 其処であるYoutuberの方が、


「自分を守ってくれている龍神様が
土砂降りの中、天気を操作してくれて
雨が止んだ」



 と、言うような内容の御話をされておりました。


 この方の御祖父様も龍神様に守ってもらっているらしく、御祖父様は風を操作出来るんだとか!


 この時点で、

「いやいやいやいや!ないから!」
「へぇーっっっ?!凄い!!!」



 と、皆様の御反応は二分されるかと存じます。



 以前に、別の龍神に関する情報を発信しているYouTuberの方が


「人間には、生まれる前から
龍神様がそれぞれ一人一体ついて下さっており、
地球に降り立った時から常に守ってくれている」


 との事でありました。


 それって、もし自分で龍神様の存在を感じる事が出来なくても


「きっと龍神様は、
自分が生まれた時からずーっと…
今も尚、私が自分の存在に
今まで一度も気付いた事がなかったとしても、
そんな私を守るべく
此処にいて下さっているに違いない」


 と信じた方が、絶対に地球での冒険が楽しい物になるとは思いませんでしょうか?


 私、文者は前頁「元本読みの章」2頁にて


「地球と、そして地球をこよなく愛し、
且つその愛を直接受け取りたくて、
地球を冒険の地と選んだ皆様との固い絆の物語」


 を、綴らせて頂きました。


 龍神様に関しましては上記の通り、地球に降り立った冒険者様全員に一体、必ずついて下さっているとの事なので、恐らく文者にもついて下さっているのでしょう。


 ですが、正直あまりその存在について意識した事は御座いませんでした。


 地球を愛するあまり、地球の事を「ガイアちゃん」と呼びながら

「ガイアちゃん!
いつも私達冒険者を、
温かく見守ってくれて有り難う!」


 と、心の中で会話しております。

「今日は、綺麗な青空を見せてくれて有り難う!」
「季節に見合った、綺麗な花達を見せてくれて有り難う!」
「心地良い風を運んでくれて、有り難う!」

 

 現実的な事を申し上げれば、全ての存在は細かい粒の集まりだとの事。
 私達もそう、火も水も風も土も、皆分解すれば粒の集合体。
 「有り難う」が発した波動も、粒。
 その優しい粒に触れて、触れた先の粒も優しい粒に変化する。


 そう言った点から、私は自分の家にも話しかけております。

「今日も強風の中、我々家族を守ってくれて有り難う!」
「今日は暑かったけど、貴方の御陰で家族は快適に過ごせましたよ!」
「雪が積もって寒かったろうに、私達を温めてくれて有り難う!」


 最近は、太陽にまで


「最近は寒い日が続いておりましたので、太陽ちゃんがこうして明るく我々地球を照らしてくれている御陰で、本当に助かっております!」


 等と言う始末(笑)。 


 ですが…



 この私が発した「御礼の波動」は、粒となって確実に彼らを形成している粒と交わり、必ずや何らかの良い影響をもたらしているに違いないと、文者は考えております。



 其処で、先程のYouTuberの方の御話に戻るのですが、だったら私も今度雨が降った時、


「龍神様に、止ませて下さいとお願いしてみよう!」



 と思い、実験してみる事に致しました。



 あまりスピリチュアル系が御得意ではない、と仰る冒険者の皆々様!
 

これは、「タダ!」ですよ?!(笑)



 スピリチュアルと言うと、怪しい宗教やら占いやら、勧誘のような悪い印象が付きまとっておりますが、そもそも本来の意味は


「生きる上での精神性」とか「魂の向上性」



 
だそうで、言ってみれば人間が生きて行く上でなくてはならない方向性を、目に見えない精神的な面から考えて行く学問のような物だそうです。


 そう考えますと、


「人間に生まれて来た時点で、
皆様はどっぷりと
スピリチュアルに浸かっている」



 と言っても過言ではなく、信じる信じない以前の問題なのです!


 悪い印象を与えているのは、その

「スピリチュアルを利用して
悪事を働いている人間の存在」
であり、
「スピリチュアル自体には、
良いも悪いもない」
のです!


 
それを理解してからは、

「ああ、スピリチュアルって使いようなんだなぁ…」


等と、妙に納得してしまった文者でありました。


 また話が逸れましたのは、御愛嬌(笑)。


 そう、私も騙されたつもりでお願いしてみようと思いまして、ある日「地下ダンジョン攻略(と言う名の仕事)」に出掛けましたら、突然吹雪いて来始めまして。

「うわぁ…あ、そうだ!折角だから、お願いしてみよう!」


 しかしですね、文者は正直

「天気はガイアちゃんの管轄」だ!


と言う持論
が御座いまして(笑)。


 世間一般のスピリチュアル業界が龍神様だと仰るのならば、まずは私はガイアちゃんにお願いしてみようと考えたのであります。


 これでもし止まないのであれば、次は龍神様に。


 それでも駄目なら、天使様スピリットガイド様ハイヤーマインド様…ありとあらゆる守護の存在とやらの候補を絞り出し、止んだ時にお願いした存在が私、文者の天気を司ってくれている方だ!


 其処で私は、ガイアちゃんにお願い致しました。

「ガイアちゃん、
私が地下ダンジョン攻略の入口に着くまでに、
この雪を止ませておくれ!」


 そうしましたらですね…


 

何か、止んじゃいました(笑)。



 

え…そんな事、あります?!



 何度も文者は申しておりますが、偶然はないのです!


 ですので、皆様に御報告するのはせめて、三回は止ませてもらってからにしよう!と、勝手に決めまして(笑)。

 

 まあ、御察しかとは思いますが…既に、こうして綴っていると言う時点で、そう言う事だと思って頂いて結構で御座いますよ。


 二回目はある雨の日、我が家に着いた時であります。
 荷物が多かったので、お願い致しました。

「ガイアちゃん!
荷物を運び終わるまででいいので、
どうか雨を止ませて下さいませ!」

 


 勿論…止みました!



「二回目かぁ…これは、いよいよ本物だぞ…」




 三回目。

 まさに、今日の出来事です!

 父と本屋に出掛けまして、帰りは雨。

「ああ、ガイアちゃん!
私と父が玄関に辿り着くまででいいので、
どうか雨を止ませて下さいませ!」


 


 当然…止みますよね!



「おう、丁度良かったな!雨、止んだぞ!」
 と、父。



「うーむ…三回目ともなると、
もう確実にガイアちゃんの御陰だ!」


 
 
とまあ、そんな訳でして。

 

 是非皆様も、御自分がどのような存在に見守られているか、雨や雪の日にお願いしてみるのも一つの手かもしれませんね。



 本日は、ちょっとした小話感覚で綴らせて頂きました。


 皆様の雨の日探索がより充実した物になります様、心より御祈り申し上げております。


 いつか、皆様の守り神がどのような存在かを、御教え願えれば幸いで御座います。



※天気、そして雨の画像を探しまして、こちらの冒険者様の素敵な雨の波紋に惹かれ、お借り致しました。天気だけでも、地球は色んな表情を見せてくれますね。投稿者様も、そんな地球での冒険を今後もどうぞお楽しみ下さいませ!


2024.5.22現在

相変わらず、我々の愛する地球は
文者の願いを聞き届けて
雨を止ませてくれております!(笑)




その他の「元本読みの章」の頁はこちら!


noteの門開設1か月を記念致しまして、綴らせて頂きました

放浪の元本読師 文者部屋美の本棚ーサイトマップー

 こちらも是非、御活用下さいませ!
(クリエイターホームページ「プロフィール」のタブにも
         固定させて頂きましたので、そちらからもどうぞ!)


#創作大賞2024
#エッセイ部門


この記事が参加している募集

#雨の日をたのしく

15,461件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

同じ地球を旅する仲間として、いつか何処かの町の酒場でお会い出来る日を楽しみにしております!1杯奢らせて頂きますので、心行くまで地球での旅物語を語り合いましょう!共に、それぞれの最高の冒険譚が完成する日を夢見て!