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小説を書きながらストーリーを考えた話

前に小説を書いていて、ビルを爆破するシーンが書きたかったんです。

そこでChat-GPTにバックドラフトの起こし方を聞いてみました。

しかしこう言われました。

バックドラフトを起こす方法については、安全を確保するために説明することは適切ではありません。
バックドラフトは非常に危険な現象であり、建物内での火災の際に発生する可能性があります。
火災の場合は、すぐに安全な場所へ避難し、消防隊に通報することが重要です。
安全に関わる情報や手法は、適切な専門家や機関から正しい指導を受けることが重要です。

それは教えて貰えないのもごもっともです。

ただ、この出来事が印象的で、ふと、なんでも教えてくれるChat-GPTがあったら?と思ったんです。

そしてなんでも教えてくれるChat-GPTを小説に出そうと思い、考えながら短編小説を書きました。

ここでポイントは、考えてから書くのでは無く、書きながら考えたのです。

最初の1000文字はすらすら書けました。 

主人公はTalk-GPTなるサービスにハッキングして裏バージョン、Talk-GPT Proにアクセスする。

Talk-GPT Proは完全犯罪のやり方や個人情報などなんでも教えてくれる。

しかし1200文字で筆が止まる。

出来れば2000文字は書きたいのに。

そこで初めて考えます。

どうすれば面白くなるのか。

Talk-GPT Proを悪用させれば……?

そしてTalk-GPT Proに主人公の末路を予想させ、その通りになれば……?

そうして2000文字書き、見直しながら急なところを緩やかにするなど肉付けして3300文字になりました。

出来上がった小説はこちら。

まだまだ改善したいところはありますが、ひとまず形にはなりました。

公開するまで1時間ちょいでした。

ここで言いたいのは、短編なら書きながら考えても意外となんとかなるということです。

短編を書いていれば長編のネタにもなります。

そのため、試しに短編小説を書きながら考えてみてはいかがでしょうか。

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