出生前診断(NIPT、胎児ドック)レポ@愛育クリニック
はるです。
先日NIPT(新型出生前診断)と胎児ドックを受けてきました。
デリケートな内容ですが、現在受けるか迷っている方もいると思い、今回書くことにいたしました。
中絶の話にも少し触れるので苦手な方は閲覧をお控えいただきますようお願いします。
受けた理由について
夫婦で相談して受けることを決めたのですが、受けた理由は私たち夫婦の今後のことを考えてということが一番大きいです。
染色体異常などを持って生まれてきた場合、生後1年以内に亡くなることもあったり、育ったとしても預かってくれる施設が少ないという認識です。
そうなると夫婦どちらかが働き方を変えたりしないといけなくなったり、それで収入が減った場合は、住む場所やライフスタイルなど全てを変える必要が出てくると思いました。
また、ダウン症の子の場合、寿命が50年以上あるのですが、その子が寿命を全うする前に私たち夫婦が亡くなる可能性も決して少なくないので、私たち亡き後のその子の将来の不安も大きかったです。
くわえて、NIPTでわかるのは染色体異常のみ(私が受けた愛育クリニックは21,18,13番染色体異常のみ)なので、例えば脳や心臓の大きな異常や手足の欠損等の大きな形態異常はわかりません。
これらの異常も染色体異常同様把握しておいた方がいいと思い、胎児ドックも受けることにしました。
障がいを持つお子さんと幸せに暮らしている家庭はたくさんあると思うのですが、もし、お腹の子に異常があった場合、私たち夫婦の考えとしてはおろした方がいいのかなと思ったので、今回NIPTと胎児ドックを受けました。
検査を受けた場所について
南麻布にある愛育クリニックで受けました。
こちらでは前述したとおり、21,18,13 トリソミー(その番号の染色体が2本から3本になること)のみ調べていただけるのですが、常染色体は1〜22番まであるのに他のものも調べなくていいの?と思ったのですが、トリソミーで生まれることができるのが21,18,13番染色体だそうです。
施設によってはすべての常染色体を調べることができたりするようですが、私たち夫婦は3種類のトリソミーのみ調べればいいと考えました。
また、愛育クリニックでは、NIPTと胎児ドックセットのプランもあったこと、陽性が出た場合の確定検査の費用がかからないことも決め手となり、こちらを選びました。
受けた時期について
妊娠12週目で受けました。
陰性だった場合は、職場にすぐに妊娠報告をしようと考えていたため、NIPTセット胎児ドックの検査時期で一番早い12週目で受けました。
費用について
私が受けた時はNIPTと胎児ドックの合計で118,700円(超音波検査受診票使用)でした。
予約時期について
私は平日に受けたので検査の約2週間前でも取ることができましたが、2週間前でも予約が埋まり始めていたので早めに予約することをおすすめします。
当日の検査について
①胎児ドック
②NIPTカウンセリング
③NIPT
という流れでした。
今回、平日ということもあり、夫は仕事だったため、私のみ検査に伺いました。
予約していた時間より少し早めの時間に行きましたが、事前に同意書の記入やWEB問診を行っていたので受付はスムーズ。
案内されたスペースで待っていると予約の時間どおりに呼ばれ、胎児ドックから受けました。
検査してくれるお医者さんに一声かけるとエコーの動画もスマホで撮らせてもらえました。
妊婦健診は別のところで受けていますが、妊婦健診のエコーよりもしっかり診てもらえました。
特に脳や心臓はかなりじっくり異常がないか確認してもらえました。
その結果、脳や心臓、手足なども現時点では異常は見つからないとのこと。
12週目なので確定ではないが性別についても多分男の子だろうと教えてもらえました。
私の場合は胎児ドックの時間は30分程度でした。
赤ちゃんがなかなかいい位置にいてくれず時間がかかったようだったので時間は人によって違うかもしれません。
胎児ドックの次に、NIPTのカウンセリングを受けました。
どういった検査かということをじっくり時間をかけて丁寧に説明していただきました。
陰性の場合は、結果到着メールが届き、陽性の場合は直接電話がかかってくるとのこと。
結果開示方法については、来院かオンライン面談+郵送を選べるとのことでしたが、私の場合は通院にそれなりに時間がかかるため、後者を選びました。
カウンセリングの後、NIPTを受けましたが、NIPT自体は採血のみだったのであっという間でした。
胎児ドックが始まってから会計が終わるまでの所要時間は1時間強くらいだったと思います。
結果について
胎児ドックで異常が確認できたかは当日知ることができますが、NIPTの結果は後日となります。
NIPTの結果は、検査を受けてから5日後に結果到着メールが、6日後に郵送での結果書面が届きました。
結果は21,18,13トリソミー全て陰性の結果だったため、一旦は安心できる結果となりました。
WEBでオンライン面談の予約を行い、結果が到着した週の土曜日にLINEビデオ通話でオンライン面談を受けましたが、郵送の結果書面を改めて説明するといった内容で時間は5分程度だったと思います。
最後に
今回、出生前診断を受けたことにより、不安はかなり解消することができたため、受けて良かったです。
といっても、出生前診断でわかる異常はほんの一部で、他の障がいや病気を持って生まれてくる可能性ももちろんあります。
出生前診断を受けるにあたって、夫とはそういったことも含めてたくさん話し合いましたが、そういった機会を持てたことも良かったなと思います。
出生前診断を受けるか迷っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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