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2024年。本を読むことが、コミュニケーションの手段になった。

すっかり読む専用になってしまっていたnoteにひさしぶりに投稿してみようと思う。

夏に3年お付き合いした恋人と別れてから、登山やランニングにのめりこんでいたらすっかり秋になった。
このままだと「スポーツの秋」は達成できそうだけれど、「読書の秋」にもしたいなと思い、読書を積極的にしてみた。
そして、Instagramのストーリーに今読んでいる本を載せてみることにした。

Instagramは思いのほか反響があって、今まで本の話なんてしたことのなかった友人と本の話をするようになった。
すきな本をすきだと言ってもらえると、その人のことがよりすきになり、その人のすきな本を知りたくなった。
わたしの部屋には今、友人から借りた3冊の本があり、おすすめされて今度読みたい本がアプリ上にたくさんクリップされている。

ランニングサークルにも本がすきな子がいて、今度読書会をしようという話になっている。
本はひとりで読むものだと思って生きてきたわたしにとって、本の世界を共有できることは、世界を広げた。

今、もしひとりで本を愛しているのであれば、その愛を外に投げてみてもよいかもしれない。
そのボールは、愛のかたまりだから、たとえ誰かに届かなくても、世界をすてきな方向に導くような気がする。
もし誰かに届いたのであれば、たくさん話してほしい。本の話を、それ以外の話を。

考えてみれば、ランニングも登山も読書も、ひとりでするけど、みんなと共有できるものだなあと思う。
それそのものをもちろん楽しんでいるけれど、例えばわたしはひとりで走るよりも誰かと走るほうがすきだ。
相手のペースを尊重しながら、自分のペースで進んでいくことが性に合っているのかもしれない。

年末年始はおすすめされたたくさんの本達と過ごそうと思う。
そして、本を読んだ感想を、LINEで、カフェで、居酒屋で、みんなと語り合いたい。

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