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この先、ずっと管理職をやることを考えると…

ふと思ってしまった。
この4月に中間管理職的な立場になるのだけど、管理職の期間、長くない?と。

わたしは今32歳で、このまま会社員で居続けるとしたら役職定年を考えてもあと30年弱ある。
役職定年の概念も、30年後には変わっているような気もする。
いや、そもそもこの終身雇用の考え方とか、働き方自体も変わっているような気が大いにするのだけど。
それでも、これから先、相当なへまをやらかさない限りは、プレーヤーに戻ることはなく、部下の管理をしていくことになる。

なんか、昇任するの、早かったかもしれない。

昔付き合っていたパートナーに、「おばあちゃんになるまで、この町にいるんだね」という趣旨のことを言われて、ぞっとしたことがある。
10年経ってみて、わたしは「おばあちゃんになるまで、この町にいて、ずっと部下の管理をしていくんだね」にパワーアップしてしまったわけである。

もちろん、生き方は今後、自分の意志次第で如何様にも変えることができる。
遅すぎることはないと思うし、どのタイミングであっても軌道修正は可能だと思う。

でも、現実問題を考えると、そんなに簡単に腰は上げられないだろう。
この会社で培ってきたものはきちんと財産になっているし、それを手放すのをもったいないと感じる自分もいる。
そもそも何の不満もないわけではないけれど、それなりに気に入った職場であり、上司・同僚がいる。恵まれた環境にいると思う。

さて、この先、ずっと同じような立場で仕事をし続けていくのだろうか。

変わらない日々に、嫌気がささないだろうか。

仕事に飽きたタイミングで出産をしたりするのかな。
いやしかし、そんな理由で人間をこの世に生み出していいのだろうか。

30代になって、いよいよ周りの友だちの人生が前に進んでいることを実感する日々。

どんな選択をするかは各々が決めていくことだし、その答えに正解はないというか、選んだことを正解にしていくしかない。
結婚や子育てが当たり前ではなくなったからこそ、十人十色、いろんな生き方を肯定できる世の中になってきているとは思う。
でも、出産に関していえば、生物学上のタイムリミットはあるわけで、特に女性はこのことを思い知らされるよね。

わたしは、30代でどんな選択をしていくのだろう。
ひとつ言えるのは、選択を先延ばしにしていくと、仕事しか残らない可能性があるということ。

この先、どうなるかなんて何も分からないけれど、やるかやらないか、なら、やるを選択する人生にしていきたいな。

そんなことを思う、(中間)管理職手前のわたしである。


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