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わたしが走ることになったきっかけ

気づいたら、あさってが名古屋ウィメンズマラソンだった。

わたしが初めて走ったフルマラソンの大会であり、はじめてサブ4した大会でもある。

2015年から走り始めて、早9年目。
これまでに走った総距離は3,800kmとすこし。
フルマラソンは1月に出た石垣島マラソンが10回目だった。
来月には、はじめてのウルトラマラソンである、富士五湖の62kmが迫っている。

走らない人は、「なぜ走るのか?」と訊く。
今日は、わたしがなぜ走り始めたのかを綴ってみようと思う。

わたしが走り始めたのは、失恋のためである。
3年付き合って、1年同棲していたパートナーに別れを切り出されたとき、わたしはまだ社会人2年目になったばかりで、20代前半の初々しかったわたしには、その別れ話が本当に、本当にきつかった。
それで、家に帰るのがこわくなった。家でぼーっとしていると色々思い出してしまって、涙が止まらなくなるから。
やることがない時間がだめなのだと思って、外に出て走るようになった。
走っている間だけは、無心になれた。

その後、5年近く彼のことを引きずったものの、わたしにはいま新しい恋人がいて、結構幸せな日々を送っている。
彼を忘れるために始めたランニングは、友達とのキャッチアップの時間になり、自分への挑戦の時間になり、健康維持の時間になった。

走るきっかけは人それぞれだと思うけれど、あなたは何がきっかけだった?

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