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2023年ベスト20

あけましておめでとうございます(遅い)
今年のサムネは実家のスーパーキュートで一生触らせてくれない猫ちゃんです。

年初バタバタしてて時間とれなかったのですが、毎年恒例のマイベストランキングの発表です。
毎年「ベストコンテンツ20」って書いてたんですが、「コンテンツ」って書くとた消費対象なニュアンスになる気がしてきたので外しました。
もっとこう、、心に刻まれる大切な何かがあるだろう!!
というわけで、早速いきましょう。

オールジャンルで2023年良かったものランキングです。
2022以前でランクインしたものは省いてます。

※2023年に自分が出会ったものなので、世に出たのは昔のも一部あります。完全に自分主観の忘備録ランキングです。ホラー・お笑い要素強め

【マイベスト2023 TOP20】

20位:ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~(ショー)
ディズニーシーのショー
海上で繰り広げられる楽曲・ダンスが素晴らしいのはもちろんのこと、ミラコスタと火山へのプロジェクションマッピングが圧巻!
真ん中でみたので、360度映像に囲まれる体験はすごかった!!
全体的に演出のクオリティがすごくて感激しました。
強いて言えば、ウンポコロコもいいんだけどやっぱりミゲルのリメンバーミーが聴きたかった・・・!

19位:高野さんを怒らせたい。【きしたかの】(youtubeチャンネル)
高野を如何に怒らせるかをひたすら追求するyoutubeチャンネル。
すべての動画が最高に面白いが、怒らせ方の発想がいちいちクリエイティブで作り込まれている。
140日かけて撮影した企画がショート動画にアップされて怒らせたい。」の回が特に好きで、高野に全てをしゃべらせることによって、カットされた映像の部分を視聴者が想像しながら追体験できるという特殊な体験がすごかった。
謎解きは脱出ゲームに関係無く、出口の扉が重いだけで怒らせたい。」も50分にわたる超大作で見応え抜群。最強のエンターテイメント!

18位:ネオホラーラジオ(youtubeチャンネル)
心霊・オカルト・都市伝説などをテーマとしたラジオ番組。
各テーマをしっかり調査・考察をしていて、内容が濃く非常に満足感がある。
そしてなにより怖い。
よく私の住所がわかったね」の回とか、めちゃくちゃゾッとする。
かと思えば、MCのエピソードトークのパンチ力が強く、笑える部分も多い。
MCの二人の凹凸な性格も魅力的で、聴き心地が良い。
ホラーと笑いは紙一重であることを認識させられる(違うか)

17位:ポストずんだロックなのだ - ずんだもん(楽曲)
鬼リピした曲。
この曲でポエトリーの良さに目覚め、アメリカ民謡研究会とかめっちゃ聴いた。
ずんだもん・・・聞こえているよ・・・!!

16位:女神の継承(映画)
タイの田舎宗教ホラー映画。
オカルト好きな会社の上司曰く、2ch洒落怖の集大成。
結末が実にすっきりしなくて、めちゃくちゃ好き。
いろいろ考察できるが、そのどれもが最悪。救いなし!
やっぱり田舎ホラーってどれも魅力的で惹かれるんですよね。

15位:カルトオブザラム(ゲーム)
カルト教団の教祖となり、信者を集めて強大な力を手に入れるゲーム。
自分の好きな教団を作ってワイワイするゲームかと思いきや、
信者の寝床を作って、魚釣って、料理を振る舞って、便を片付けて、そしてみんなが寝てる間にダンジョン潜って、、と教祖は死ぬほど忙しい。
今日も信者のために身を粉にして働くのだ!
テーマ・デザイン・演出・ゲーム性・すべてが大好きなゲームです!
ただ、難しくてまだクリアできてないのでランキングこの順位です。。積みゲーになっててすみません、、

14位:ニッポンおもひで探訪 〜北信濃 神々が集う里で〜(テレビ番組)
NHKのよくある地方ドキュメンタリー、かと思いきや、
この番組には一つ仕掛けが仕込まれている。
その仕掛けがすごくて、視聴後はなんとも切なく暖かい気持ちになる。
ギャラクシー賞も取ってます。強く記憶に刻まれた名作。

13位:近畿地方のある場所について(ホラー小説)
近畿地方のある場所にまつわる怪談をあつめているオムニバス形式のホラー小説。
一つ一つの話が完成度が高く、つい読んでしまう。
どの話もつながっていないように思えるが、読み進めていくうちに少しずつ共通点に気づいていく。
ミステリー小説のような読み応えも抜群。
筆者の背筋さんはこの作品で一気に有名になり、今年いろんなオカルト界隈でみかけるようになりました。
背筋さんのアカウントでこの作品にも影響された実体験のエピソードを書かれているのですが、これも怖くて読み応えがあります。

12位:バローニエの弦奏人形(ゲーム)
unity1week「1ボタン」で投稿されたえふぇこさんとnemorumさんの作品。
消えた文明の遺物「バローニエの弦奏人形」を操り、古代の音を奏でていくゲーム。
このゲームが衝撃的で、強く記憶に刻まれている。
自分もいつかクラシック音楽をベースにしたゲームを作りたいという野望があったのでズガンとくらいました。いつかこんなゲーム作りたい。
去年やったゲームの中で一番雰囲気好きだったかも。
最高です!

11位:永野(芸人)
2023は永野がアツかった。
youtubeではひたすら洋ロックに語っている動画をあげているが、着眼点が面白すぎる。
Limp Bizkitについてこんなに熱く語れる人間、たぶん日本人でこの人しかいないだろう。
マリリンマンソンの回レディオヘッドの回も大好きだ。
このニッチなyoutubeチャンネルを皮切りに、2023はいろんな番組にも登場して爪痕を残し、再ブレークが到来しつつある。
尖り方が独特で、それでいて革新をついているので気持ちがいい。生き方がロックなんだよなあ。
彼にはいつまでもこの社会に満足することなく、こじれたまんまでいて欲しい。

10位:ハリーポッターと呪いの子(舞台)
映画ハリーポッターの続編の舞台バージョン。
主人公はハリポッターの子供。ホグワーツではマルフォイの子供と仲良くなり、まさかのスリザリンに入ってしまう。
ハリーはというと、自身の成功体験が災いし、自分勝手なルールを子に押し付ける毒親となり果てていた。
ハリーは相変わらずマルフォイと仲が悪く、子供たちは共に行動するのを禁じられる。
そんな親の確執が故に、話しかけたいけど話しかけられない、仲良くしたいのにできない、そんな淡い青春の日々が綴られた物語。
もちろんそれ以外の要素もたくさんあって、その後波乱万丈な大冒険が待ち受けてるわけですが、こんなの面白くないわけがない。
ストーリーが面白いだけでなく、舞台装置や仕掛けが盛りだくさんで、本当に魔法が使われているのではと錯覚するほどの驚きの演出の数々。
まじで面白かったです!!!
ハリーポッター映画を全部見た人は絶対行ったほうがいい!!

9位:THE SECOND~漫才トーナメント 決勝戦(テレビ番組)
結成歴15年以上の漫才師しかでられないトーナメント、THE SECONDが新たに始まった。
決勝はマシンガンズ vs ギャロップ。
トーナメント式ですでに2本ネタを披露している2組。
3本目のネタを用意してなかったマシンガンズは、ほぼアドリブで6分間を乗り切り、会場に爆笑を巻き起こした。
おじさんの生き様を魅せられた瞬間だった。
対してギャロップは、前の2本とは異なるかなり癖の強いネタを持ってきた。
貯めに貯めて、6分間の最後の30秒にすべての笑いを詰め込んだ、時限爆弾のような漫才。
このスタイルウォーズが最高に面白い決勝戦だった。
今年もやるらしいので超楽しみ!!

8位:私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(漫画)
アニメを見たのが10年前(マジか…)
このアニメ以降の展開がめちゃくちゃ面白いと噂には聴いていたが、ついに読み始めて、まんまとハマってしまった。
アニメは5巻くらいまでで、智子一人の痛々しいエピソードをギャグメインで描かれていたが、10巻付近の修学旅行編以降から激変してくる。
10巻以降のワタモテは完全に青春群像劇となり、さまざまな人間の関係性が渦を巻くようになる。
特に好きなのは、20巻のサチの開眼シーン。
ずっとモブだったキャラが、ちゃんと一人のキャラクターとしてストーリーに登場するシーンは、何度読んでも鳥肌が立つ。この漫画はすごい。
名作です。ぜひみんなに読んでほしい!

7位:ちいかわ セイレーン編(漫画)
ちいかわをちゃんと追い始めたのは2023からでした…
セイレーン編はワクワクとハラハラ、そして衝撃の結末が待っている素晴らしい展開だった。
藤子F不二雄のSF短編もそうだけど、かわいい絵柄で残酷なことを描いているとそれだけで好きなってしまうよね。
あと節々にナガノさんの食への強いこだわりを感じて好きです。
なんか煮付けが食べたくなってきたなあ。

6位:(映画)
北野武が本能寺の変を描いたバイオレンス時代劇映画。
北野映画好きなので、だいぶハードルを上げて見に行ったが、そのハードルも全然超えてきた。
まさに戦国版アウトレイジで、今まで描かれなかった残忍な時代劇が革新的。
ブラックユーモアたっぷりで、あらすじ知っているはずなのに驚きが止まらない展開。
アウトレイジもなんだけど、豪華俳優たちのここでしか見れないはっちゃけっぷりも見れるのすごい贅沢です。傑作。
※首が吹っ飛びまくるので耐性無い方は注意!

5位:水曜日のダウンタウン:名探偵津田(テレビ番組企画)
「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」の企画の一つ。
やっていることはドッキリ版脱出ゲームのような感じなんだけど、このキャスティングの津田が絶妙で面白い。
津田は常に乗り気でなく、帰りたそうにしてるのが味が出ている。
そして犯人がわかってきたとき、津田が一人の探偵としてフィクションの世界を乗り越えてきたような感動がある。
第2弾は違った展開が組み込まれており、これもまた一味加わってかなり面白かった。

4位:Pogo(作曲家)
サンプリングを多用し、ひと癖ある音色が魅力のオーストラリア出身のエレクトロアーティスト。
楽曲が何より、エモい。
耳心地が良く、ずっと聞いていられる不思議な音楽。
2023たくさんお世話になりましたのでこの順位です!

3位:何だ猫か(ゲーム)
すいでんさんの10分ほどでできるゲーム
衝撃でした。
抜け感・ユーモア・ハラハラ感・サウンド・達成感のバランスがちょうどよく、自分の一番理想のゲームの形です。
初見の予想をいい意味で裏切っていく展開にグッときて、この順位となりました。
大傑作です!
自分もいつかこんなゲームを作りたい…!

2位:WINDOWKILL(ゲーム)
去年一番感動したゲーム。
ブラウザの「ウィンドウ」をテーマにしたシューティングゲーム
自分のPC上でウィンドウが大暴れするこの体験は唯一無二で、これぞインディーゲームにしかできない体験。
ボスやギミックがひとつひとつクリエイティブで超面白い!!
ぜひみんなにこのゲーム体験をしてもらいたい!
ボスが出てきたときのブラクラ感が緊張感を演出させ、アドレナリンがドバドバ出る。
音楽もグラフィックも素敵で最高。
今年はsteam版でパワーアップバージョンも出るみたいです。楽しみ!
ちなみに絵文字のボスを如何に早く対処するかが鍵だったりする。

1位:unity1weekgodot1weekへの参加(イベント)
2023年の1位は、ゲームジャムへの参加した経験です。
2023の下半期から、unity1weekに3回、godot1weekに1回参加して、計4つのゲームを作ることができました。
ゲームジャムに参加したことで、ここには書ききれないたくさんの学び・気づき、そして交流がありました。
ゲーム制作者から感想や反応をもらったりするのがとても嬉しかったり、「トゥトゥルパ神の供物」では初のバズりを経験するという、貴重な体験をすることもできました。
そして、ゲームを作るたびに、より良いゲームについての視点が増えていくことが楽しいです。
「作る経験はコピーできない。」という名言を身に沁みて感じた下半期となりました。


入賞

惜しくもランクインを逃しましたが、これらも素晴らしかったです!!

殿堂入り

以前からランクインしているので対象外としましたが、2023年もお世話になりましたで賞。

スプラトゥーン3
なんだかんだで一番やっている。
今年登場した新武器「イグザミナー」にハマって練習中。
キル取れた時の気持ちよさが半端ない!

深層組
春組の参入で今年はめちゃくちゃ盛り上がりましたね!
みんな個性強くて面白くて最高!


2023のランキングはこんな感じでした。
ゲーム作りたいと思いながら作らない日々を過ごしていたので、
ゲームを4つも作ることができてすごくいい年だったなと思います。
unity1weekにふと思い立って参加してみてよかった〜こういうのはつべこべ考えるよりやっぱ勢いが大事です。衝動を大切にしていきたい。

ゲームジャムに参加して思ったけど、結局ゲーム制作ってどこかで無理をしないと完成しないですね。
趣味でやってると、休日とか仕事終わりとかで無理をしたくないが故にいつまでたってもゲームが完成しないんだなあと感じました。
なので、そのちょうどいい外圧が1週間ゲームジャムだなあと。
今年の目標は「作り続ける」です!

ではまた来年のランキングでお会いしましょう。

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