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ルール無用のドッグファイト

多種多様な人がいて、その人のいい所を見ていこう!という風潮の世の中。
それを真に受けて、至らない所は直さなくていいのか?という話。

いろんな人がいていいじゃん!と思う心はあれど、
ある程度守るべきのルールやモラルがあっての人間関係だと吾輩は思っている。

仕事でお付き合いしている社長がいるのだが、
以前店舗のミーティングに参加した際に、
スタッフが社長の話を聞いてない事に、スタッフに文句を言っていた。

社長と、スタッフ1人パート3人の、家庭内工業みたいな小さな会社。
社長本人は良くも悪くも「社長も含め上も下もなく平等にいこう」という感覚らしい。

しかし、普段から「やる」と言ってやってなかったり(「忘れてました」という)、仕事の指示をして、終わった後で「そうやれとは言ってない」と文句を言ったりして、スタッフからの信用がほぼゼロ。

そんな会社のミーティングで「正解平和」とか「みんなの幸せ」とか、
謎の話をぶち込んでくるから、みんなは白目を向いているのだ。

いてもたってもいられず(謎の話は置いといて)、

「吾輩は、
・集合時間を決めたら早めに到着する
・言ったことは実行する
・決めた約束は守る
みたいな事が積み重なって、人との信頼関係は深くなり、
その人の話すことも「聴く」という姿勢につながると思うだが、
社長からそういった道徳心のようなものが見られない。
社長自身はどう思う?」

と聞いてみた。すると

「意識したことがないからわからない。答えようがない」

という回答が来た。

つまり、吾輩が人との信頼関係において重要だと思う事が彼にはないのだ。

これも多種多様性の一種だとしたら、大変な世の中である。

「明日10時に駅で待ち合わせね」→来ない

「月末給料振り込みます」→入ってない

「明日は店休みにします」→「なんで出勤してないの?休みにするなんて言ってないよ!!」

という事が起こりえる、という事である。

正直、ビジネスとしての付き合いもしていていいのか?とも思ってきている。




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