モンチ

札幌でリサイクル屋を運営。 片付けの現場作業の様子やノウハウ、日々思う事を駄文にて掲…

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札幌でリサイクル屋を運営。 片付けの現場作業の様子やノウハウ、日々思う事を駄文にて掲載してます。

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奇跡の本

リサイクル界隈で独立した理由としては、 ・家具家電の配送 ・引越し ・業務用エアコンのメンテナンス という職歴から 大型家具、家電の搬出という強みを活かせるから というのと 機械のメンテナンスの様な修理する作業が好きだから というのがあった。 Uターン後、リサイクルショップに勤めてみたものの、現場では散々たる有様。 床を引きずり、壁を擦り、柱にぶつけても「しょうがない」みたいな風潮。 「コレは自分のスキルが生きるな」と思い、 かつブラック企業(これはまた今度

    • 誰かにやらされてるのか?

      今日は知り合いの社長の搬出のお手伝い。 ハイエース2台にて家具や細かなものを引き取りに行く。 基本、短時間なら車を路上駐車にて引き上げ、 多量の品がある場合は、マンションのお客様駐車場などを貸してもらう。 今回は町の中なのでお客様駐車場もなく、交通量も多く路上駐車禁止ゾーン。 吾輩「コインパーキングにでも入れますか?」 社長「ウーン、近くのコンビニに止めましょう」 小1時間でも、吾輩は人として気が引ける。いくら商品を買おうともパーキングではない。 まぁ、社長の車だ

      • 洞察と創意工夫

        物の道理を知らないと、トラブル解消の為の手がかりが掴めないという話。 先日、知り合いの社長の事務所の移転のお手伝いをしてきた。 大量の洗剤(おそらく商品の清掃用)があり、 シンクに流す作業をしていた。 その中に固まったオキシクリーンがあり、 容器からほじくりながら流していたら詰まってしまった。 なんか長い物はないかと探したところ、 丁度いいプラスチックの棒があったので、 シンクに刺してグリグリ回して溶かして流して事なきを経たのだった。 本来はは詰まりが起きないようにす

        • それってあなたの希望ですよね?

          先日、とある社長の搬出のお手伝いに。  9:30集合という事で、店に到着。 予定では ・10時に1件目の階段2階のマンションへの冷蔵庫配達(店から20分位の場所) ・11:00に2件目の階段2階の店舗からリサイクル家電複数個回収(1件目から車で15分位の場所) ・その後、家電リサイクルを収集業者に持参し、片付けに入っている現場(2件目から40分位の場所)にて作業。 との事。 が、しかし、合流して早々 「集合早すぎましたね、11時の案件の前に時間が空いてしまう」と

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        奇跡の本

          その道のプロなのか?

          片付け業はフワッとご存じの方も多いとは思うが、具体的にどうやってるのかとかは知らないと思うので、軽く説明をしようと思う。 吾輩の住む札幌市は、 細かな物は素材毎に分別し、リサイクルもしくは廃棄。 家具や家電はリサイクルもしくは大型ゴミ、家電リサイクルになる。 仕分けと、家屋に傷をつけずに家具家電を外に出す運搬が主な仕事となる。 大袈裟な言い方になるが、集中力と体力が必要なのだ。 だが、ウエイトリフティングの様な馬鹿力は必要なく、コツを掴めば腕力はいらない。その代わり疲れ

          その道のプロなのか?

          仕事なめてんのか??

          今日は知り合いの社長の所の搬出作業。 2階の1部屋のみの片付け。 そこは、先代が残した手作りの食器(壺や花器など)が沢山あり、人数いた方が良いという社長の判断から、 朝、会社にて「シルバー人材センターから1人来ます」と。 従業員のおじいちゃん(ここの市の仕分けのルールは彼しか知らない)と、吾輩、そして新たにシルバーが来るという。 ハイエースとトラックに分乗し、現地にて作業開始。 とりあえず部屋から全て出し、庭で仕分けして積む、と。 部屋から出す人、階段にて玄関まで運ぶ

          仕事なめてんのか??

          知識という栄養

          一昔前は「ググれカス」と言う言葉があったが、 何かをしようとする時に、そこに対する知識があると無いとではゴールに辿り着くまでの道のりがはるかに違うと思う。 最近だと、「軽自動車だから軽ってあるから軽油だよねー」と、ガソリン車に軽油を入れる人とか。 自身が何かの変化が必要だと思う時に、 ただ闇雲に変化の方向を定めて突き進み、 「あら間違ってたかしら?」と 再度振り出しに戻る。 これをやり続けてやっと100回目で正解を続け出す。 この工程も、自身の糧にはなるとは思う。

          知識という栄養

          事故られました その2

          前回の話はこちらから↓ その後、知り合いから軽バン(マニュアル)を借り、ガックンガックン言わせながら仕事で行ったり来たり。 知り合いの修理工場の社長から、 「車両は廃車にするけど、外しておくものある?」との事。 ETCとエンジンスターターとタイヤは外して保管して貰った。 10年乗ったタントちゃんにサヨナラも言えないまま、ドナドナに。 そして保険屋の交渉も暗礁に乗り上げてる。 いつまでもマニュアルでガックンガックンしてる場合では無いので心機一転、車を探すことに。

          事故られました その2

          口八丁になってないか?

          一人でこなしていると、 少ない時間でいかに収益を上げるかを考えるようになり、限られた時間の中で出来るだけ有意義な時間の使い方を模索している。 本来やろうとしている、手のかかる修理や修復の時間を作るため。 ただ、組織ではそういった業務のコントロールが自分で出来る立場と、そうでない立場があると思うのだが、 要は、結果に何を求められているのかを把握して成果を上げていれば、ある程度自身でコントロールが許される場合もあると思う。 我輩がいるリサイクル業にも売上や利益というものが

          口八丁になってないか?

          業界のセオリーなのか?

          先日、急遽知り合いの同業者から連絡が入り、現場へ。 現場の社長をご紹介して頂き、売れそうなものを物色。 そこの会社は不動産会社から依頼を受け、 部屋の残置物の撤去を生業としているとの事。 社長と従業員の2人態勢の為、 朝から晩まで天手古舞らしい。 知り合いも吾輩も 「会社でオークションなり販売したら、現場作業プラスアルファになるのに」 と話してみても、「そんな時間が無い」という。 社長と従業員2人で常に動きまわっているから、じっくり物事を考える時間や、もしかする

          業界のセオリーなのか?

          烏合の衆は烏合の衆

          知り合った会社の一軒家の片付け(残地物搬出作業)のお手伝いの最終日。 前回の話はこちらから。 女性が一人減り、3人での作業。 3階の残りの部屋3部屋。 前日の作業がどの程度まで進んでいるかを見てみると、 終わったであろう部屋によくわからない物が散乱している。 例えばもうまとまってて、運び出しをする為に終了した部屋に置いているのならわかるのだが、 散乱した紙や、筆記具等が散らばっていたり。 吾輩が触るとまた面倒くさそうになるので、 全員揃ってスタートしてからはまた搬出移

          烏合の衆は烏合の衆

          何を意識して仕事しているのか?

          先日のお手伝いの続き。 前回の話はこちらから。 初めてお付き合いする会社の一軒家の片付け(残地物搬出)は工程3日での作業。 2日目は従業員、年配男性、女性2人と吾輩での作業。 2階と3階の出来るとこまでの作業。 面子的に物を運ぶことができるのが従業員か吾輩。 従業員は天照大御神のごとく部屋に入ると出てこない。 そしてごみの仕分けも遅い。 年配男性と女性2人は完全に仕分け要因。 6畳くらいの部屋に全員入って作業しているからもうカオス。 足の踏み場もない所で全員座っ

          何を意識して仕事しているのか?

          惰性でやるか、変化していくか。

          先日車が廃車になり、軽バンを預かりがてら知人の事務所にてお互いの近況報告。 その人は常にアンテナを張っていて、 いいものがあればどんどん取り入れていくような人で、吾輩も参考にしている所が多々ある。 考え方が近く、楽する為に工夫するタイプの人。 事務所内の移動がめんどいから、特定の作業の時は振り向いたらPC、横にスライドしたら作業デスク、という環境を作ってたり。 おあつらえされた環境ではなく、自分で意見を持ち、環境を変えていける人。 こういうタイプの人は一緒に仕事をして

          惰性でやるか、変化していくか。

          口先だけになってないか?

          仕事柄、実務ありきの為、成果や結果ありきで事が進んでいく。 請け負ったなら、やるべきことはやり、 その上で報酬や評価をいただく。 なので、やる前から「できない」とは言いたくないし、 「できない」と思うなら「できる」ようにする為に必要な準備などやる為の最善の方法を提案する。 その為には経験に基づいた知識や予測が必要であり、 日々の業務にて可能な限り蓄積するよう努めている。 この蓄積が出来ているかいないかでその後の行動や考え方の構築の基準が決まるのではないかと思っていて、

          口先だけになってないか?

          脳汁ブシャー!!

          守破離の[守]があればいいが、 無ければまず[守]を自分で作って、 それをドンドン良くしていこうという話。 さて、今月から新しい仕事への取り組みをしているのだが、 ある程度身についた所で走り出してるので、 「ん?コレはなんだ?」 「こういう場合はどう対処するんだ?」 といったケースが起きる。 その度に問い合わせしたり調べたりして、 脳をフルに使っている。 今の仕事にて独立してする時にでも似たような経験があり、それがいつのまにか 「あぁ、こうきたらこうね。」 みた

          脳汁ブシャー!!

          事故られました。

          先日、高架の本線を走行中、一時停止ありの合流から飛び出した車に事故られました。 相手が一時停止から発進する際の注意不足。 幸いケガはなかったのだが、何せ事故るのは初めてなもので、 警察に電話したり、保険会社に電話したり、てんてこまい。 事故処理も終わり、保険会社から連絡があり、 「過失割合が9:1になる可能性が高い」と。 自分の車の修理に1割出さなきゃいけないのは不服だがしょうがないとして、何故ぶつかってきた相手の保証をしなければいけないのか? 本線を走行中、合流の

          事故られました。