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アートは分からない、仕事なら分かるだろうか

こんな記事と出会ってしまいました。

あなたにとって、仕事とは何でしょうか。私にとって、仕事とは何でしょうか。ぜひ、読んでみてください。

仕事術みたいな本を読んでいると、「誰にでもできる仕事を、自分にしかできない仕事にしろ」と言った格言めいた言葉に出会うことがよくありますが、これって最初読んだ時には、なるほどね、と思うのですが、もうちょっと具体的に教えて欲しいなぁなんて思っていたのです。

この記事を読んで、ぼんやり考えたのは、”自分にしかできない”という部分は、いわゆるアートなのかも知れないという疑問でした。

さらに、アートとは、人工物であり、もともと自然を模倣した人の手による表現のような意味合いだったと僕は捉えています。

アーティストと呼ばれている人は、別に免許や国家資格を持っているわけではなくて(いや、持っていないとできないこともありますが)、その人の表現するものが評価されているのだと思うのです。

職業柄、過去の資料から現在の仕事のやり方を検討することが多いので、優れている前例は踏襲され、あまり評価されていない前例は見直されることとなります。”前例”を、”アート”に置き換えてみると、安直ながらクリエイティブな感じがします。

これは言葉遊びの一種ですが、私たちの素地とも言える場所に、アート(art)が隠れています。だから、アートはもともと内在的なものであり、それを表現することで見えてくる価値があるのだというのが、僕の好きな考え方なのです。

その場所とは、地球です。

地球は英語でearth、eとhに挟まれてartがあります。

と、壮大な話をしてしまいましたが、仕事という活動にアートを持ち込むことは、僕は必然のように感じています。

アートは遊びや娯楽という消費的な考え方がある一方で、作り手からすると主張のような意味合いがあると思うのです。何を主張するのか、それが一目瞭然ではないことが美しさにつながっている気もしますが、とにかく、何かを発信したい時に、アートが役に立っているのではないでしょうか。

見た目の楽しさや美しさだけでなく、その仕事の意味のようなものが内在していること、それが直接でなくて間接的にわかること、それが仕事におけるアートなのかなと考えるのです。

例えば僕は、誰かにやってもらう仕事がとても多いので、依頼のメール文にかなり時間をかけます。へりくだり過ぎず、要点を伝え、添付ファイルを開いてもらうことを目標に。

とはいえ、ここからここまでがアートです、なんてことは言えないし考えていないから、先に書いたように自分の思いが表出している仕事は、仕事におけるアートと呼べるのではないかと思うのです。

この話を書きながら、仕事とアート、最も分かりやすい事例を見つけました。

会社の偉い人の部屋には、なんらかの額縁が飾られている。

太郎さん、示唆に富んだ投稿をありがとうございました!仕事とアートの可能性を考えたら、楽しくなってきました。


#仕事 #アート #引用 #こだわり #細部に宿る



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