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もつと旅

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旅の記録をつらつらと。毎週月曜日に更新しています。 早く行くならひとりで行け、遠くへ行くならみんなで行け。 (異国のことわざ) 投稿についているサムネイルは、infocusさ… もっと読む
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記事一覧

あなたは誰?

先週、イタリアで食べたジェラートの話を投稿したあと、アイスクリームの日があることを知って、その日が木曜日だったこともあり、書もつシリーズとして、アイスクリームの絵本を紹介しました。 しかし、当日は結構涼しかった・・僕の働いている地域では午後から晴れてきて温かくなりましたが、ちょっとアイスクリームは・・という天気でした。 イタリアに限らず、海外にいくとその街並みのほかに、そこにいる人々に驚かされることがあります。日本にも大道芸人のように、パフォーマーとしていることはいるので

ジェラート日和

GWの最終日になってしまいました・・。今年は、特に出かけることもなく、ほとんど家で過ごしていました。五月晴れの続いた連休でしたね。 昨年も、下の子が生まれて1ヶ月程度だったこともあり、ほとんど外出しませんでした。上の子達のストレスをどうやって発散していたのでしょうか・・。まだ上の子が2歳ぐらいだった頃、GWに毎日のようにピクニックに出かけていたこともありました。 毎年、過ごし方に変化があるのは、子どもたちが大きくなっている証拠なのかも知れません。親は、ついていくというか、

公園と美術と記憶と

ざっと雨が降って、持っていた折り畳み傘を広げて建物に戻ろうとした時、空が晴れて、目の前に虹が架かっていました。 見上げるでもなく遠くでもない、手の届きそうな場所に、虹が見えたのです。 はっきりとした虹の少し上には、上下が反転した虹がうっすら架かっていました。写真では、く背景に山がある画面の左側にちょっと見えるでしょうか。 毎週月曜日は、旅の記録を書いています。 夏休み、家族で旅行の予定でしたが、下の子が体調を崩してしまったので、上の子と僕だけで出かけました。 行き先

日展、行ってん

日本美術展覧会・・通称、日展。昨日まで、東京の港区六本木にある国立新美術館で開催されていました。会期後の投稿となってしまい、やや悔しいのですが・・それは後ほど書くとして。 この時期になると、なんとなく我が家の風物詩的な存在である、日展に行きたくなるのです。そして、調べてみたら会期が終わりそう・・ということで、慌てて家族で向かいました。恒例になっているようで、なっていない(笑)時期を忘れちゃう。 下の子が生まれてからは、足が遠のいていた六本木・・およそ4年ぶりに行くことがで

日本のゴッホ?

ゴッホは、オランダに生まれた画家です。生前、画家として大成することはなく、亡くなってからその卓越した技術や感性が受け入れられ、世界的に評価された、やや物悲しい背景を持っている画家のひとりです。 点描を技術的な基礎としている力強いタッチは、誰の真似でもなく、さらに誰も真似できませんでした。とりわけ、色彩感覚の繊細さと表現の大胆さは、後の芸術家たちに多大な影響を与えています。 日本には、そのゴッホのような作風と評され「日本のゴッホ」とまで呼ばれたらしい画家がいたのです。放浪の

あなたの曜日は、何色ですか

旅先の光景として、現地の人の暮らしのほか、仕事を垣間見ることがあります。それは空港や交通機関などの公共的なものから、宿泊施設や観光地のスタッフなど、さまざまです。 タイに行ったとき、平日の街中に、とある色のポロシャツを着た人たちが大勢いたのが印象的でした。集団でいるのではなく、まばらにいるのですが色が目立つのと、とにかくその割合が多かったのです。大体、2割くらいだったような・・。 その色とは、黄色。 なんとなく、タイの人って黄色好きなのか、黄色いものを着なさいと言われて

ひとり旅って、どうなの?

先日の金曜ロードショーで放映されていた作品の中で、主人公の一人での行動を、「ひとり旅?いいねぇ」と肯定したセリフがありました。 ひとり旅って、いいものでしょうか。 僕は、ひとり旅を何度もしてきて、毎回のように反省があったり、宿題を残してきたりしています。もちろん良い思い出はたくさんあるけれど、もっとできたよね、と思うことのほうが多いかも知れません。 個人的な感覚ですが、友人たちと行った旅の方が、ひとり旅と比べて”楽しかった感”というのか、明るい思い出が多いような気がしま

これを観ずして語れない

インスタをぼんやりスクロールしていたら、こんなコピーが目に入りました。 「これを観ずしてミュージカルは語れない」 さてここで、この投稿を読んでいるミュージカル好きのみなさんに問いたいのです。このコピーが相応しいと思う作品は何ですか? これまでの観劇経験も含め、おそらくみなさんの胸の内にはさまざまな作品が去来することでしょう。もちろん、たくさん観たことはない、という方もいるでしょう。 多くの人にとってミュージカルと言えばコレ!みたいな作品はバラバラであると思うのです。

ひとりでパフェを食べるなら

資生堂パーラー、公式noteをはじめます。 そんな記事を見かけて、ちょっと嬉しくなりました。資生堂パーラーは、化粧品会社の資生堂が元祖。銀座の資生堂薬局内にあったお店が、現在のようなスタイルになっていったのだとか。 気品のある青を基調とした、Sの文字が主張するストライプの包装を見かけるたびに、潔さや真面目さのようなものを感じて、その中に入っている甘いお菓子とのギャップを考えてはカッコいい!などと妄想をしています(変ですよね)。 僕にとって資生堂パーラーは、ひとつの「目的

”お嫁さん”の記憶力

チャーン、タリラリラチャーラー、 テーレレーン、チャーラチャラララーン 文字で書くと何のことだかわかりませんが、日本映画を代表する長編シリーズのテーマ曲、と言えばメロディーがうかぶでしょうか。 勿体ぶりすぎてもはや誰も読んでくれなさそうなので、種明かししますね。山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズ。そのテーマ曲です。 実は、僕はあまり詳しくないのですが、特徴的なストーリーが昭和の時代に人気を博していました。放浪する男って、ムーミンのスナフキン然り、人気があるものなので

推しのレンタカー

飛行機や新幹線など、車以外の手段で現地に向かうと、「現地の足どうする問題」があります。 もちろん、バスやタクシーなどの乗り物はありますが、時間を気にせず動けるのがレンタカー。免許を取ってからというもの、ひとり旅でどこかに行っても大抵レンタカーで移動しています。 普段乗り慣れていない車種だからこそ、運転もより慎重になりますし、実家の車に比べて、エンジン音がとても小さいことなどに驚いていました。 屋久島に友人と行ったとき、4泊5日のほとんどをレンタカーで移動する計画を立て、

持ち物:腹痛

なんか、ちょっとお腹痛いかも・・。 そう感じたのは、大阪に向かう飛行機の機内でした。羽田発伊丹行き。新幹線でしか行ったことのない大阪に、朝早い便を予約し、空路で入ることにした旅でした。 毎週月曜日には、旅の記録を書いています。 そんな記憶が思い出されたのは、facebookで表示されていた10年前の旅の写真がきっかけでした。 前夜、職場のグルメなおじさんに連れられて、みんなで行った牡蠣バーが良くなかったのか・・生牡蠣の怖さを静かに感じながらも、ちょっとした痛みなら、い

マラソンの差し入れ考

今週末は、東京マラソン2024が開催されます。出場される皆さん、楽しんできてください。 東京マラソンの醍醐味は、秋葉原や浅草、両国など都内各所を走れること、ゴールが東京駅(付近)など、東京の街を感じられるコースです。 僕は、毎年きちんと申し込みはしていますが、なかなか当選できず、普段のランニングにも力が入りません(言い訳)。 幸いなことに、数年前に当選して走ったこともありました。当時は、都内各地の景色を(苦しみながら)眺めたり、招待選手の速さを間近で観ることができたり、

砂浜の写真があった

サーフィンには興味がなくて、ドライブもあまり得意ではなかったけれど、旅先で走った印象的な砂浜がある。長い長い砂浜の上を、ドライブできる道があるのだ。 「千里浜なぎさドライブウェイ」という道がある。石川県羽咋市にある千里浜海岸に沿って、およそ8キロも波打ち際の砂浜を走ることができるようになっている。 毎週月曜日は、旅の記録や旅にまつわることを書いています。 その道、大体の位置としては、石川県の能登半島の西側、金沢市から北上して輪島方面に向かう道筋にある。砂浜を構成している