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クルミドコーヒー・クルミド大学

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西国分寺にあるカフェ「クルミドコーヒー」の話題を。 そのカフェによる私設大学、クルミド大学で、あれこれと学んだこと感じたことを少しずつ。備忘録と、感謝をこめた記憶のかけら。
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記事一覧

パフェの悔しさをプリンで果たす

パフェの悔しさをプリンで果たす

毎年の楽しみ、という存在は持っているでしょうか。毎年同じような時期にある、自分の好きなもの。いくつもある方もいるでしょうし、これだけは外せない!と楽しみなのか、義務なのかわからないくらいに拘っている方もいるかも知れません。

我が家のおなじみカフェ・クルミドコーヒーは春になると、くるみを主役にしたパフェを出します。大抵、4月に入ったあたりで発売されるため、ここ数年は新年度が始まって数日経って、仕事

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今年もクルミド

今年もクルミド

僕たち家族が大切にしているカフェに、今年も行くことができた。東京の西部、国分寺にあるクルミドコーヒーである。

ものすごく遠くにあるわけでもないから、ふらっと立ち寄れそうだけれど、なかなかタイミングが合わなくて「また今度」が当たり前になっていた。

子どもたちにはちょっと後ろめたいけれど、僕の仕事が休みの日、時間を見つけて嬉しくなって、僕と妻と赤ちゃんの3人で行った。

妻のお腹が大きな時「赤ちゃ

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コーヒーの日、おめでとう

コーヒーの日、おめでとう

今日は、コーヒーの日です。みなさんは、どんなときにコーヒーを飲んでいますか。僕のコーヒーデビューは缶コーヒーでした。甘くて苦い、冷たいコーヒーでした。

初めてのスタバは、大学生の頃。イケメンの先輩が「買っていこう」と入って行ってしまったので、着いていって慌てて買ったのを思い出します。当時は、飲み方がよく分からないのと熱いのとで、蓋を開けて飲んでいました。

カフェと呼ばれるお店が、あるいは自称カ

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春が来たら、完璧なんだ【創作】

春が来たら、完璧なんだ【創作】

春の風が、俺の髪を揺らした。

つい、うとうとして目を閉じていたらしい。さっきまで数学だったはずなのに、気がつけば現国の授業中だった。

先生の声で目を覚ます。

立っているのは、えーと、加藤、いや後藤、ちがった安藤だ。こちらを睨むように見ている安藤は、どうやらカフカの作品名を答えさせたいらしい。

立ち上がって、息を吸う。ちょっとした緊張感が、教室に漂った。

「・・寝て、起き、寝て、起き。・・

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○○○○コーヒーの日

○○○○コーヒーの日

おめでとうございます。今日は、コーヒーの日です。そして、あなたの誕生日。

開店して、きょう14年目を迎える、カフェのことを書いています。
僕や妻、家族にとって大切なお店、クルミドコーヒー。

届かないような届きそうな、いつもの距離感でいいのだけれど、僕はこの店にありがとうを伝えたいのです。お店を知らない人が大多数だから、独り言になってしまいますが・・。

店主さんのTwitterで、お店の誕生日

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9年ぶりに夫婦で旅を

9年ぶりに夫婦で旅を

山形県の米沢市は、上杉謙信ゆかりの地として有名らしいのです・・と書いたのは、僕がほとんど知らなかったから。妻は、歴史好き、妻の家族も食卓で歴史の話で盛り上がるほど。そんな妻と、久しぶりに山形県へ行きました。

米沢市では、毎年ゴールデンウィークの時期に「上杉まつり」を開催しており、そのメインイベントとして、5月3日に市内の松川の河川敷で、武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」を再現したイベント

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春を告げるパフェ

春を告げるパフェ

何度もnoteで紹介していますが、クルミドコーヒーというカフェが僕たち家族のお気に入りです。

たまたま今日は「喫茶店の日」なのだとか。せやま南天さんの投稿で知りました。

クルミドコーヒーは、中央線の西国分寺という駅にあって、姉妹店が国分寺(胡桃堂喫茶店)にもあります。どちらも好きなのですが、クルミド〜の方が絵本やおもちゃがあって子どもに優しいのです。

喫茶店の日ですが、カフェのことですみませ

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芽吹きの春のくるみパフェ

家族みんなの春が、ようやく始まった感。今年も食べられた、そして店主さんにも挨拶できた。

家族が始まったカフェ。ありがとう。

a cup of "Letter"

a cup of "Letter"

手紙とともにコーヒーをご馳走する・・そんな「お手紙コーヒー」が、あるカフェ。それは、このnoteでも何度も書いている、東京の西部・西国分寺にあるクルミドコーヒーです。

わかりやすくいえば、誰かにコーヒーを奢る手紙、のようなものでしょうか。贈り手は、受け手を選ぶことができます。例えば「この店に初めて来た方」のように。贈りたい”○○な人”に向けて宛名を書くことができます。そして、コーヒー代とともにお

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ありがとうの入学から、1年経って、ありがとう

ありがとうの入学から、1年経って、ありがとう

僕にとっての一年ではなくて、僕たち家族にとっての一年になったこと、それはとても価値があることだったと思うし、ひとつの目標として叶えられたことでもあったのかも知れません。

昨年の6月に書いた投稿でした。

そのタイトルの通り、とある大学に入学したことをお知らせする記事でした。とある・・なんて勿体ぶっていますが、その名も「クルミド大学」。僕の好きな・・というか、僕たち家族の始まりの場所である「クルミ

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あなたの街は1位ですか

あなたの街は1位ですか

明日は投票日です。東京都議会議員選挙のこと。

街中で騒がしく選挙カーが走ったり、枠の割には貼ってあるポスターが少ない掲示板など、子どもの頃は一体なにが行われているのか分かりませんでした。

ただ、学校が休みの日に、親に連れられて体育館に行くのは、なんとなく楽しかった記憶があります。

今の職に就いて、その投票日に見かけた投票所の職員になって働くとは思いもしませんでした。(投票所や開票所には自治体

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硬い殻を割るための、僕たちのやり方 〜クルミド大学・はちマルカレッジ〜

硬い殻を割るための、僕たちのやり方 〜クルミド大学・はちマルカレッジ〜

6月に入って最初のカレッジ。

「もつさんが見たことや感じたことを、書いてほしいんです。」

カレッジマスターからのそんな執筆依頼を受け取って、改めて考えてみました。ここで、僕が見た、或いは見ている景色って、一体どんなものなのか。

なによりもまず、「正直な人たち」が集まった会でした。その会によって、安心して参加できる場が作られていったように感じています。

僕たち家族は「クルミド大学」にいます。

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くるみパフェ

くるみパフェ

今年も会えた。

限られた期間しか食べられない、脇役が主役になるパフェ。

子にはまだ早い、そんな風に言い訳をして、こっそりと妻と訪れる、この店。

節目は、タイミングだけじゃない。

場所や食べ物だっていいはずだ。

きのう、clubhouseで聞いたこと

きのう、clubhouseで聞いたこと

去年の10月に国会見学に行った時、建物には権威性とか重厚感を感じたけれど、出会った方々は拍子抜けするほど、普通の人でした。

国民に主権というものがあって、国民と呼ばれるひとりひとりの気持ちが集まったものが、議会や法律にまとまっているというのを学校で習いました。

国会にいる人たちも様々な職業の名前はついているものの、国民の1人であり、普通の人だったのです。そのときの記事はこれです。

いつのまに

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