インフルエンサーと仲良くなる方法
こんにちは。
そのへんに転がっているようなしがない会社員をしつつ、2020年4月末に当時のTwitterを始め、年末には3万人を超える方にフォローいただいた「もんぬ」と申します。
そこからTwitterをやめたり、しばらくして戻ってきたり、色々ありましたが、今はSNS総フォロワー5万人を超えつつも自分らしくのんびり発信生活をしています。
▼Twitterをやめたり再開したりした経緯はこちら
(一般人が無理をするとこうなるよ、を書きました)
▼発信まとめ
ところで、私は以前から、正確にはフォロワー3,000人くらいだった頃から「(ただの一般人が)なぜこんな大物たちにフォローされてるんだ?仲良さそうにやりとりしてるんだ?」と疑問を持たれることがあります。
「もんぬさんって何者なんですか?」「実はアカウントを複数人で運用してたりしますか?」と聞かれるほど。
何者でもないし、最初からずっと中身は一人です。
インフルエンサーと仲良くなることを目的にしていたわけではないのですが、そう見えることも理解しているし、実際に仲良くしていただいているという事実もあるので、せっかくならとまとめてみました。
こんなノウハウ(?)誰も書いてないんじゃないかな〜需要あるのかな〜と疑問に思いつつ、一般人でありながら自身もマイクロインフルエンサーとしての立ち位置をとることもある者として、再現性を極力意識して書いてみたので、よかったら最後までお付き合いくださいませ。
注)念のため。これは超個人的な考えのもと書いているので、全てのインフルエンサーに当てはまるわけではないと思います。
ポイントは2つ
これから色々と具体的なhowの部分を書いていきますが、共通して抑えるべきポイントは2つあると思っています。
それは、「まともな人間だと認識してもらうこと」「何かしらの利があると思ってもらうこと」の2点です。
まともな人間だと認識してもらう
インフルエンサーたちが日々やりとりする人間の数はエグいです。インフルエンサーとしての活動に加え、日々の仕事やプライベートでも関わる人の数は多そうですよね。
当然、様々な下心を持って近づいてくる人が大量にいるわけです。(むしろ下心なしで近づいてくる人の方が少ない)
利用されたり、むやみに傷つけられたり、裏切られたり、頼んでもないのに批評されたり、人間不信になりかねないことも多々あるでしょう。(私レベルですら、これまでの人生で関わったことのない「やばい人」にエンカウントしてしまって「もうヤダーーーーー!」とちいかわのようになったことが多々あります)
一般人の私たちが想像する何倍も何百倍も、人間関係で嫌な思いをしていると思っておいた方が良いと思います。
そんな人本当にいるんだ!?とビビるくらい、やばい人にもリーチできてしまう・されてしまうのがSNSなんです。
普通に生きていたら関わることがなかった失礼な人・理解不能な人というのがゴロゴロいるので、「インフルエンサーたちは懲りている」「経験に基づき、自衛のため当然ながらバリアが強固になっている」と心得ておきましょう。
そして、インフルエンサーと仲良くなろうと思ったら、その中で「関わっても大丈夫な人」と認識される必要があります。
利用しようとしない、むやみに傷つけない、裏切らない、批評しない。
下心なんてない。
まともな人間である。
そう認識してもらう必要があります。
まぁ「仲良くなる方法」とか言ってnoteを書いている時点で私も結構アウトですが。笑
だって「仲良くなりたいです!」は下心だからね!
仲良くなってどうするの?という話なので。
「インフルエンサーと仲良しであるという形で承認欲求を満たそうとしているの?誰々と仲良しなんだ〜って周りに自慢したいの?」
そんなつもりなくても、そう勘ぐられてしまうのは仕方ないです。
そういう人がいっぱいいるから。
そして仮に自分の答えがYesであっても、それが初めから見え透いているとアカンでしょうな、と思います。
何かしらの利があると思ってもらう
これは当然といえば当然なのですが、「まともな人」と認識されても、関わるメリットが何かしらなければ時間や労力や気持ちを割くまでには至らないでしょう。
メリットって別に、金銭的な利やビジネスに繋がるかどうかのような営利的なものだけに限りません。
「関わったら楽しそう」「癒されそう」「話が合いそう」も十分な利だと思います。
これはめちゃくちゃ当たり前な話をしています。
普通の友だち関係でもそうですよね!
昔からの友だちも、会ったら楽しいとか、一緒に何かを楽しめるとか、大きな意味での「メリット」があるから関係性が続いているのであって。
ちなみに、インフルエンサーによって「どのメリットを重視しているか」は異なると思います。
明確に、ビジネス的な利がある人ありそうな人とのみ交流すると決めている人もいるので。
仲良くなりたいインフルエンサーはどの「利」が刺さりそうか、注視してみてください。
ということで、「まとも」で「利がある」人だ!と認識してもらうのが「仲良くなる」ために必要なポイントであると考えます。
「ローリスクでリターンが有りそうな人」なら、仲良くする価値があると思ってもらえそうですよね。
正直、インフルエンサーに限らずどの人間関係でもそうだよねと思いつつ、あえて書いてみました。
まず大前提:発信する
ここからは具体的なhowの話をしていきます。
まず、言うまでもないですが発信してください。
自分がどんな人間であるかを表明してください。
インフルエンサーたちは、顔や名前や考え方や活動や様々なものを表に出しています。
対してこちらは一般人。
出せる情報と出せない情報はあると思いますが、「まともな人間であること」「何か利があること」を匂わせるために出せる情報は出していきましょう。
ざっくりどんなキャリアか(業界や職種など)、性年代、趣味など、書ける範囲で書くのをおすすめします。
別に、「SNSマーケティングの考え方を学んで戦略的にブランディングしていかなければいけない」ということもないと個人的には思います。
普通の「つぶやき」でもいいんです。
日常生活の中で感じていることや起こった出来事など、些細なことでもいいので情報を出していくことが大事です。
とはいえ誰かを攻撃するような内容は控えましょう。(当たり前ですが!)
もちろん、アカウント設計は!戦略は!ブランディングは!とゴリゴリやってもいいと思いますが、そのへんに落ちてるノウハウをもとに作り上げていくと得てして「典型的な胡散臭いアカウント」になりやすいと思うので、無理に型にはめなくていいと思う派です。
これはSNSを伸ばすノウハウではないので。
インフルエンサーに警戒心を持たれないように、という意味では自然体の方が余程いいのではと思います。
気づかれる
大量の通知・リアクションの中から存在を認知してもらう必要があるので、ここでは気づいてもらうための工夫をお伝えします。
アイコンと名前
まずはプロフィール写真について。風景の写真とか、遠目に見て何が何だかよくわからないアイコンになっていませんか?
アイコンは小さいので、シンプルなデザインで使用色も少なめの方が良いです。
目立つ色を使うのもおすすめ。蛍光色とか。笑
写真よりイラストの方が覚えやすいです。
顔写真を使われている方は、顔がしっかりわかる大きさにしましょう。顔写真がメインなら背景は写真ではなく単色ベタ塗りの方がいいと思います。
あと、背景の色ですが白や黒はおすすめしません。
SNSの背景色が白もしくは黒なので、背景と同化してしまうと大変に見にくいからです。枠をつけるのは良いですね。
名前も覚えやすい方がいいです。
短く、他の人と被らない方がいいです。漢字よりもひらがなやカタカナの方が直感的に読めるのでおすすめです。
リアクションのコツ
これはわりと小細工的な話ですが、「いいね」を押す時は複数押すと他の人と区別して通知がいきます。
1つの投稿にのみ「いいね」すると、同じ投稿にいいねした人たちと並べられるだけですが、2つ以上いいねすると「○○さんが複数の投稿にいいねしました」と独立した通知が届きます。
インフルエンサー自身が自分の投稿に返信する形でツリーを作っていることがありますが、その時はそのツリー内の複数の投稿にいいねするのがおすすめです。
なお、ツリーの下の方の投稿になればなるほど大抵「いいね」は減るので、そこまで読んでいいねするのは効果的です。
1つの投稿に対し、「いいね」と「リポスト(リツイート)」と「コメント」など複数種類のリアクションをするのも認知されやすくなります。
やりすぎるとわざとらしいですが。
あとコメントに関しては後述しますが、とにかく書けばいいってものではないので安易にするのはおすすめしません。
通知欄を毎日まじまじ見ているインフルエンサーはそう多くないと思いますが、案外見ているな〜、というのが率直な印象なので、やっておくに越したことはありません。
補足する
インフルエンサーの投稿に対して、言葉が足りていないところを補うような引用で書いたり、具体的な事例を引用で書いたり、要はインフルエンサーの主張を補強するような内容を引用で書くと、インフルエンサー側も「ありがたいな」と思うでしょう。
(引用ではなくコメントでも可)
インフルエンサーの投稿が網羅的でない場合は、書ききれなかったであろう補足を書くチャンスです。
インフルエンサーの投稿が抽象的だったり概念的だったりしたら、事例を挙げるチャンスです。
「ちゃんと伝えたいことが伝わっているな、よかった」「この人わかってくれてる!」と思われる可能性があります。
場合によってはインフルエンサーがあなたの引用をリポストしたり、返信がきたり、フォローされたりすることもあります。
イケてる引用はめちゃくちゃ効果があります。
ただ、インフルエンサーが言いたかったこととズレたことを言ってしまうのは逆効果です。
擁護する
先ほどの「補足する」に少し近いですが、インフルエンサーの投稿が賛否分かれそうな内容のとき、擁護する内容を引用したりコメントすると効果的です。
ただ「おっしゃる通りだと思います!」とだけ書くのは何の擁護にもならないので注意です。理由は次の『雑魚ムーブをしない』に書きます。
擁護する、というとなんだか聞こえが悪いですが、これは「やたら肩を持て」という意味ではなく「賛成の声もちゃんと届ける」に近いです。
なぜかというと、賛否分かれる内容は批判が目立つんです。
インフルエンサーを叩きたい人ってそういう時にここぞとばかりに叩くので、批判の声が数以上に大きく聞こえがちです。
仮に賛成と反対の数が同じでも反対の声の方が刺さるので、賛成10:反対1でようやくインフルエンサー本人の中でバランスが取れるのでは?と思うくらい、とにかく反対の声は鋭利に響きます。
※そのインフルエンサーがどれだけ耐性があるかにもよるので、個人差の大きい部分ではあります
なので、賛成だなと思えば、しっかり賛成であることを伝えてあげて欲しいです。インフルエンサーにとって心の支えになることと思います。
引用でも、コメントでも、長くなりそうならDMでもいいと思います。
インフルエンサー目線だと、「私の意見に賛成の人がちゃんといるぞ」ということを世に示したいときにその引用・コメントをリツイートしたりするので、そういう意味ではDMより引用(コメント)の方がありがたいかもです。
雑魚ムーブをしない
先ほど「おっしゃる通りだと思います!」とだけ書くのは何の擁護にもならないので注意、と言いました。
なぜか?
それは「おっしゃる通りだと思います!」とだけ書くのは典型的な雑魚ムーブだからです。
雑魚ムーブとは何か?
ただ「そうですね!」「本当にそう思います!」「素敵です!」だけ書くという、「…自分で考えた?」と疑問に思われてしまうようなリアクションだらけの、いわゆる金魚のフンのような行動を私は勝手に「雑魚ムーブ」と呼んでいます。
なぜそれがダメなのか?
そもそもこのnoteは「インフルエンサーと仲良くなるためには?」を書いているので、つまりはインフルエンサーと対等に近い関係を目指す人のためのものです。
対等に近い関係とは?
自分が言ったことに対して、ろくに考えもせずに「おっしゃる通りです!」と脳死で撒き散らす人とは対等にはなれませんよね。
インフルエンサーの言うことを鵜呑みにしてはいけないんです。
インフルエンサー本人も別に「人を洗脳したい」と思っているわけではないので。
賛成・賛同は嬉しいけど、鵜呑みは迷惑。
伝わるでしょうか。
厳しく聞こえるかもしれませんが、「その人が言ったことは全て正しい」のようなスタンスの人は、(教祖になりたいインフルエンサー以外の)まともなインフルエンサーからしたら「招かれざるフォロワー」なんです。
そういう雑魚ムーブフォロワーだけがリプ欄に溢れているインフルエンサーって、外からの見た目も良くないです。教祖っぽいと思われるから。だから「迷惑」と書きました。
それ以前に、「この人が言ったことは全て正しい」って思われるの、結構プレッシャーですしね。
教祖型インフルエンサー
ちなみにちょっと脱線しますが、教祖になりたいインフルエンサーというのが一定数いるように見えます。
自分が言うことは全て全面的に肯定し鵜呑みにし何でも賛成してくれる脳死フォロワーの存在を喜ぶ、教祖型。
こういう人は発信自体が言葉強めだったり、偉そうだったり、攻撃的だったり排他的だったり、言い切りや決めつけが多かったりするのでわかりやすいです。
そして、教祖型の人は脳死フォロワーの存在を喜びはしますが当然対等になんか思ってなくて、ただの「養分」だと思っています。
実際に裏で「養分」と言っている人もいます。
私はこういう教祖型のインフルエンサーが個人的に大嫌いです。
まんまと養分になっている雑魚ムーブ三昧のフォロワーさんたちも含めて嫌いです。
みんなまとめて違う星に飛んでいってくれないかなぁと思っています。
(アクの強い脱線終わり)
「この人の言うことは全て正しい」と仮に思っても、一度は自分の頭で考えましょう。そして賛同のコメントをするときは、自分の言葉で表現してみてください。文章が上手くなくても、きっとそれはちゃんと伝わります。
補足:実際に会うことになったら、そのときも雑魚ムーブしないようにしましょう。やたらへりくだったり、謙遜し過ぎたり、持ち上げ過ぎたりするとインフルエンサー側は恐らく居心地が悪いです。
インフルエンサーとはいえ、同じ人間なので。
サービス/商品をレビューする
インフルエンサーが本を出したり、商品をプロデュースしたりすることがあります。
ぜひ、積極的にレビューをしましょう。
普段の投稿へのリアクションをそんなに気にしていないインフルエンサーでも、ローンチしたサービスや商品のリアクションはさすがに気になる方がほとんどだと思います。
この時も先ほどの「雑魚ムーブ」にならないように、ちゃんと考えて自分の言葉で書きましょう。
インフルエンサーがどんな思いで、どんな経緯でそれをローンチするに至ったかまで把握しておくと、より響きやすいレビューが書けます。
インフルエンサーにとって「思いが届いた!」「良さをわかってもらえた!」と思えるレビューに出会えることはかなり嬉しいはずです。
「フォローしてくれているだけの人」と「フォローしてリアクションをくれる人」と「サービスや商品を買ったりレビューをしたりといった行動まで起こしてくれる人」にはドえらい差があります。
「サービスや商品を買ってレビューする」以外にも、「有料noteを購読してくれる」「コミュニティに入ってくれる」「オフ会に来てくれる」「拡散希望の時に協力してくれる」「何か教えて欲しい時に協力してくれる」など、インフルエンサーにとって嬉しい「行動を起こしてくれる人」になる方法はたくさんあります。
Voicyパーソナリティになる
ええー!と思われたかもしれませんが、仲良くなりたいインフルエンサーがVoicyパーソナリティであれば、頑張れるならこれはかなりおすすめです。
Voicyパーソナリティと他の媒体で発信者であることの何がそんなに違うのかというと、①Voicyは審査制なので全ての人がパーソナリティになれるわけではないことと、②声の信憑性がすごいこと、かなと思います。
ちなみにVoicyは、既にインフルエンサー的な人しか審査に通らないわけではなく、その人ならではの発信ができそうか?その発信に興味を持ちそうな人がいるか?といった観点で審査をしているようなので、無名の人にもチャンスはきっとあります。
そして、声って思った以上に信頼されやすいんです。
私自身、Voicyを始めた途端に著名な方ともやりとりができるようになりました。
声や話し方から伝わる情報が信頼感に繋がったんだろうと思います。
文字だけでは嘘をつける部分も多いので。
Voicyパーソナリティ同士であるというだけで、リスナーの数がどうであれなんとなく心を許しやすい雰囲気がありますし、コラボ放送などにOKをもらえたら最速で関係性を作ることができます。
運営の方も協力してくれますし。
簡単なことのように言うな!と思われるかもしれないですが、チャレンジする価値があまりに大きいので書きました。
発信しない
最後に、インフルエンサーと実際に会ったり話したりできた後に心得ておくべきことを書いておきます。
誰と会った、いつどこで、何を話した、などは発信しない方が良いです。
理由は書くまでもないと思いますが、そのような発信をしてしまうと、その相手からも他のインフルエンサーからも警戒され敬遠されます。
発信したければ許可をとりましょう。
私は基本的に誰と会った系の発信はしない、するとしたら相手がしてからするようにしています。
また、一緒に写真を撮るのも控えています。(本当はめちゃくちゃ撮りたいけど)
理由は同じで、インフルエンサーのプライバシーを守ることを最優先に考えてのことです。
終わりに
私自身はしがない会社員ですが、私のことを「まともな人間ぽい」「何かしら利がある」と思ってくださった方とお会いしお話しすることができて、本当に人生が豊かになったと感じています。
普通に生きているだけでは出会えない、幅広い世界で活躍する人たちから教わることは非常に多いです。
また、表向きの発信だけでは見えてこない、インフルエンサーたちの考えていることや経てきた歴史はあまりに味わい深く、知れば知るほど魅力で溢れていて余計に大好きになります。
SNSという飛び道具があって、それを使って人生を拡張できて、(もちろん嫌な思いをすることもありますが)私はとても幸せです。
まぁでもこんなnoteを書いてしまったので、私はもう今後インフルエンサーたちに会ったり話したりしてもらえなくなるのかもしれないですが…!
あまりに顕著にその傾向が出てきたら削除するかもしれません。笑
このnoteが果たして誰かの役に立つのかわからないですが、少しでもおもしろがって読んでもらえていたら幸いです。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
ではまた次回!
noteのフォロー・スキ、よかったらお願いします!
また、コメントやTwitterで感想などいただけたらめっちゃ喜びます。気が向いた方は何卒!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?