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『時短社員×起業家』という生き方

初めましての方もそうでない方もこんにちは、「もんぬ」こと勝山真帆と申します。

総フォロワー5万人を超えてしまったSNSでは、やらかし・独白を中心に叫び散らかす限界アラサーアカウントとしてやらせてもろてます。

今日は、最近実によく聞かれる「で、あなたは結局今何をしているの?」を、せっかくなのでこれまでのキャリアや人生を振り返りつつ丁寧にしたためます。

理系の院まで行ったけど「いわゆる文系職」に来た人の声、グローバル大手企業からスタートアップに来た人の声、スタートアップで働きながら起業家としての側面も持つ人の声として、何かの参考になれば幸いです。

長いので気になる箇所があれば目次から飛んでください。(初めてオープンな場で勤め先の会社名を出すことになるのでちょっと緊張)(もう下ネタとか言えない泣)


研究者になれなかった代わりに

生物学部を選んだ恐ろしい理由

実は、こう見えて国立大理系院卒です。生物学専攻でした。

冒頭から「頭がおかしいのでは?」と思われるのを覚悟で書きますが、中学生の時にデ○ノートにどハマりし、Lという主要キャラに心酔。死ぬほど沼りました。でも、Lは漫画のキャラクターなので当然この世にいません。「ならば作るしかない」と、生物学を真剣に勉強し始めます。恐ろしい発想です。

幸い、大学に入る頃にはLへの熱もまぁまぁ落ち着き、純粋に生物学への興味だけが残っていました。

(隠すあれもないので書きますが、大学は筑波大学です。美味しいラーメン屋さんがたくさんあって、大体どこでご飯食べても大盛り無料で、緑が豊かで大好きな第二の故郷です。)

「理系は大学院まで行ってナンボ」と思い込んでいたので、3年で就活してみようかななどと考えもせず、院進がデフォの研究室に入ります。

毎日微生物と向き合ってました

ちなみにここまで触れてきませんでしたが、私は高校時代から自分の見た目にコンプレックスが強すぎて整形含め見た目磨きにのめり込んでいました。
その延長で、卒業したら化粧品メーカーに就職しようと考えていました。

▼見た目磨きの長く険しい道のり話などはこちらに


簡単に挫折した研究生活

実験を繰り返すラボライフには、「私に研究者は向いていない」ことを自覚するのに十分な機会と時間がありました。

いつ結果が出るのかわからない、そもそも結果が出るのかさえもわからない、暗中模索な日々。他人と比べて落ち込んだり、羨ましく思ったり、時に妬んだりしながら、それでも実験を繰り返すしかありません。1日をとても長く感じていました。出口が見えない、変わり映えのしない毎日。自分の生きている意味なんか考えたら最後、簡単に病めてしまいます。

思うに、研究って「研究活動そのものが好きな人」「PDCAそのものが好きな人」「その学問の追求に対する情熱が半端ない人」でないと生き残れない世界なのではないでしょうか。少なくとも、白黒思考で飽き性でなんでも結論や結果を求めてしまう私には不向きでした。

この経験から、「研究者になるのは難しいかも。化粧品を作る人になりたかったけど、無理かも」と思うようになります。


バイトで気づいた「売る」楽しさ

そんな日々の中でも、自分が生き生きしている瞬間がありました。
5年続けたアルバイトです。
着物を着て食事の席を担当するという"仲居"のようなことをしていたのですが、かなり裁量を持たせてくれるバイト先で、どんなお酒を提案するか・料理の提供スピードをどう調整するか・どのタイミングでお部屋に入るか・お客様とどのくらいコミュニケーションするかなどを一任されていました。

相手をよく観察して判断して失礼のないようにコミュニケーションをとり、調理場と協力し、満足して帰ってもらうという一連の流れが楽しくて、働き終わるといつも頭も体もクタクタになりますが、クセになっていた気がします。


就活の軸が完成するまで

また、「化粧品を作る人になりたかったけど、そもそも私が作る必要なくない?」と思うようにもなりました。だって現時点でコスメは大量に存在している。毎四半期、各メーカーから新製品が発売され増える一方で、既に良いものもたくさんある。コスメが好きな私ですら知らないコスメブランドも数多ある。一生、全てのコスメを知ることはないだろうしましてや試すこともない。

「もうある」はずなのに、私自身「どれが私に合うコスメなのかちょっとよくわからない」ので、つまりはマッチングがうまくいってないだけなんじゃないか?

そう考えて出た結論は「理系の人が作って文系の人が売ってるからだ!!!!!」←アホ
でした。(文系理系という言い方があまりよろしくないのは理解した上で、わかりやすくするために以後も使います)

そんな経緯で、理系出身の私が売る!モノの良さをきちんと理解した上で、それを本当に必要な人に届ける!私が携わりたいのは"販売戦略"を司るお仕事だ!ということでセールス職やマーケティング職を中心に就活をしました。


新卒で有名大手外資メーカーに就職

結果、P&G Japan合同会社のセールスに内定。

当然、親には「大学院にまで行かせたのになぜ営業職なんだ」と散々嘆かれました。自分でも、文系だらけ2歳下だらけの同期を見てたまに「人生ミスったかもしれない」と感じていました。なんなら同期たちは経済学部や商学部を出ていたりするので、微生物や酵素の知識しかない私の遅れの取り方は凄まじかったです。(歳下に負けてる!という焦りが内定〜入社当初すごすぎて普通に病んでた)

意外と真面目に営業してたんですよ


ただ、私の唯一の強みは「モノを作る人に対するリスペクト」があることだという自負はありました。ものづくりは、私にはできなかったことなので。

研究開発の人たちが「こんな人に使って欲しいな」「そうしたらその人たちの生活は・人生はきっとこんなふうに良くなるはず!」と願いながら、我が子のように愛を注いで作ってくれた本当に良いモノを責任を持って届けるというところに、勝手にめちゃくちゃ使命感を感じていました。

(この使命感がプラスに働いたこともあれば、逆に私の足を引っ張ることもありました。この話はまたどこかで)



出る理由がなかった

P&Gで5年間ほどセールスとして勤めるうち、この先のキャリアをどうしようかなとぼんやり考え始めました。

P&Gは職種別採用なのでジョブローテはありません。P&Gにいる限り、基本的にはセールス組織の中で異動を繰り返すことになります。営業企画・営業人事などにも興味はありましたし、成果を出し続けてマネージャー職になるのも魅力的でした。海外アサインメントを掴み取ることだってできます。

いつかP&Gについてはそれだけで1本noteを書こうと思っているのですが(もはや私が書くまでもないけど)、あそこは多分一生いても学びきれないくらい、企業としてのナレッジもすごいし働く社員のスマートさもすごいです。「ビジネスの学校」と呼ばれるのも納得。常に自分のキャパシティの少し上の仕事をもらえるので、成長実感もガッツリでした。

働いてる最中は「ふぇぇ」「ぴえん」なことばかりでしたし、自分のポンコツさに絶望して何度食事が喉を通らなくなったか数えきれませんが、「無我夢中で走っていたら思いの外進んでいたのだな、自分よく頑張ったな」と思える日々でもありました。基本卑屈な私の中で「自己効力感」なるものが育まれたのもP&Gのおかげです。

P&G在籍中、まだ私が匿名で発信をしていた頃に書いたnoteを貼っておきます。ちなみに、登場する新聞記事の女性は、私がP&Gで一番尊敬していた元上司です。

また、あんなに大きい会社なのに柔軟性もあり、どこをどう切り取っても素晴らしい会社でした。

▼ただの平社員の思いつきが100名規模のイベントになった話

同期の優秀さも語るまでもないのですが、未だにP&Gで働きながら起業しているスゴスギ同期が2人いて、今でも仲良し&大変誇りに思うのでここで紹介します。(注:起業するだけが優秀だとはもちろん思っていません)

▼卵巣年齢をもとにキャリアを設計する「EggU」を立ち上げた志賀ちゃん。

▼摂食障害当事者向けサービス「Ally me」を立ち上げた松下。


1回目の転職、営業からマーケへ

そんなP&Gですが、電撃的な出来事をきっかけに飛び出します。詳しくは書けないのですが、ある知人から「一緒に新規事業をやろう!」と誘われ、内容が面白そうだったので「おっしゃ!やる!P&Gを出る!」と決意。が、いろいろいろいろあってその話が白紙になりました。この内容については相手がいる話なのでこれ以上書けませんが、いつか笑い話にできたらいいなと思っています。

その時に「じゃあうちでマーケティングやらない?」と株式会社キッズラインの経沢さんにお誘いをいただき、2022年7月に入社。
未経験ながらマーケティングを担当させていただきました。(とても贅沢な話!!)

初めて自分で作りたいものが

営業→マーケティングと、業務は変わっても「良いものを、必要な人にきちんと届ける」という使命感はずっと変わりませんでした。

P&Gの時に売っていたものは業界内でも品質が良く、研究開発の社員に商品や技術のこだわりを聞いて涙したことも何度もありました。私がしっかり売ってきますね!!!と奮い立っていました。

キッズラインも、世の中にとって本当に必要なサービスなので、安全性を担保した上でもっと広まるべきであり、望む人は誰もが必ず使えるようになるべきだと1ミリの疑いもなく思えていました。

そんな中。
未経験でマーケ担当になったので、マーケティングやライティングなど学ばなければいけないこと・学びたいことが大量にあり、SHElikesというキャリアスクールを受講していた時のことです。

40以上あるコースの中で「起業コース」を発見し、なんだか面白そう!と受講を進めていたところ、SHEとポーラ・オルビスホールディングスが女性起業家輩出プロジェクト「NEXT FOUNDERS」を開催するというお知らせが目に留まります。

せっかくだしエントリーしてみよう〜くらいの軽い気持ちで応募したところ、書類審査を通過。あれよあれよという間にファイナリストまで残ることができました。(簡単に書いてますがこの3ヶ月は吐くほど動いた記憶があります)

どやりすぎました

結果、受賞は叶いませんでしたが、このアイデアを事業化して実際にやってみたくなってしまいました。

そうして週5日フルタイムで働きながら、平日の朝と夜と土日を使って「見た目に特化したコーチングプログラム」を作り始めます。平日朝と夜はコーチ資格取得のための「100人コーチング」をこなし、土日は隔週でコーチングスクールの授業で朝から晩までみっちり。その隙間時間に「見た目に特化したコーチングプログラム」関連のタスクを進める。

例えば、何かヒントがあるのではと顔学会に参加してみたり、


有休を使って投資家壁打ちに参戦してみたり。

提携したい企業様にアポイントを取り、打ち合わせを重ねたり。

ただ、情けないことに何度も体調を崩してしまいます。なんだか体調が悪いなと思っても気合いで頑張り、本格的にダメになったら休むがPCをいじれるくらいに回復してきたらまた頑張り、治りきる前にまた体調を崩し…を繰り返していました。


本業に支障をきたしてはいけないと思いつつ、「見た目に特化したコーチングプログラム」のサービスを無事ローンチできたら今よりももっと忙しくなることが目に見えていたので、このままフルタイムで働き続けるのは現実的でないと思うようになっていきました。

そこで、時短で働くことはできないかと会社に相談しましたが、子育てや介護などの理由でない場合は難しいとのこと(そりゃそうだ)。
ということで、2023年12月末をもって1年半お世話になったキッズラインを退職することにします。徹頭徹尾わがままな社員でしたが、「頑張って!」と送り出してくれたキッズラインの皆様には感謝しかありません。

駄々こねてゆるキャラ作らせてもらったり…好き勝手やらせてもらいました。本当に感謝


二兎を追うものは

さて、いざ本業を辞めたとして、どんなに志が高くても「起業準備中の無職」です。貯金を切り崩して、節約しまくって、売れるものは売って、サービスローンチまでなんとか食い繋ごうと思っていたところ、スタートアップで人事をしている仲良しのお姉さんと飲んでいる時に「それならうちで時短で働くのはどう?」と誘っていただきます。(これが後に奇跡だとわかる)

「そんなありがたい話が!いやでも私は自分の事業を頑張りたいからフルタイムを辞めるのであって…時短とはいえ転職後はしばらくキャッチアップまでに時間もかかるし…本末転倒なのでは…」と、もちろん私も考えました。

「二兎を追うものは一兎も得ず」とよく言いますし。

でも「正社員」のありがたみや、時短分だとしても固定給が入ってくる安心感は半端じゃなかった。

全てを捨てて挑戦しろよ!この意気地なし!と思う方もいらっしゃるでしょうし、なんなら私自身が一番そう思っています。「私って思ったより保守的なんだな」と、正直自分にがっかりしました。

起業も、スタートアップで働くことも、どちらも中途半端にやってうまくいくことじゃない。起業をナメるな、スタートアップをナメるな、そう言われても「ですよね」としか言えないです。100%おっしゃる通りです。


2回目の転職、時短正社員に


でも、長い目で見たら私の人生を通して「結果オーライ」になっていく絵が見えてきました。なぜなら、自分のやろうとしている事業内容とスタートアップでの担当業務が、相互にプラスに働くものだったからです。(後述します)

そうして、「スタートアップが可能性を最大限に発揮できる世界をつくる」をミッションに掲げ、スタートアップと投資家のためのデータ作成・管理プラットフォーム「smartround」の開発・運営を行っている、株式会社スマートラウンドに入社します。

▼スタートアップのためのスタートアップです。


時短で何ができるのか

まだ創業5年ちょいで30名強の小さい会社なのでちょっと会社のことに触れると、スマートラウンドのメイン事業は「スタートアップと投資家の業務効率化に命かけるぞ!!必要な機能全部入れてこ!今ある機能もどんどん使いやすくしてこ!」なSaaSの開発・運営なので、ほとんどの社員がこのSaaS事業部に所属しています。(ちなみに私は別事業部なので後述)

びっくりしたのが社員の半分くらいエンジニアで、毎週毎週大量のアップデートがあり、改善改良のスピードがエグい。本気さが伝わります。


機能めっちゃいろいろある…すごい…ありがたい…

▼使ってみたい方はこちら



エンジニアだけでなく社員の方々の経歴を見てもらえたらすぐわかるのですが、まーなんとも強者揃い。みなさん超優秀。アベンジャーズ?ワンピース?例えが下手くそかもですが、プロフェッショナル集団って感じがします。

その1人1人が、スマートラウンドが描く世界にワクワクしながら自分をフル活用している、本質的で真剣で前向きな会社の雰囲気も最高です。全員がまっすぐ「コト」に向かっている感じが、一緒に働いていてとても気持ちが良い。


中でもやはり社長がすごくて、50過ぎたオジ様なのですが、慶應→三菱商事→ハーバードMBA→米国VC(Globespan)→ロケーションバリューを創業しドコモに売却→Google→スマートラウンド創業という、人生何回分!?なご経歴の持ち主。

私がもし、商社で働いてMBA行って投資家も起業家も経験して余生に十分なお金を手にして年齢50超えました!ってなったら、2回目の起業をしてあんなに毎日ヒーヒー言いながら頑張れるか!?…と思い、なんでそんなに頑張るのかを聞いた時、「自分の子供たちに良い日本を残したい」という思いでやっているのだと返ってきて、シンプルに心臓を射抜かれました。

しかも事業内容も、自分が一度起業を経験したからこそ「事業に集中させてくれ!これもあれも効率化できるだろ!」と過去感じたイラおこ要因をまるっとどうにかしようとしているわけです。当然、やっていることやこの先やることのスケールもどデカい。聞けば聞くほどワクワクします。

今のなんとなく「日本オワコンなんじゃないか」な風潮に終止符を打つためにスタートアップが鍵であり(政府もめちゃくちゃ力入れ始めましたしね)、そのスタートアップの中にいる人たちがしょうもない作業に時間を取られたり勿体無い落とし穴に落ちたりしないように、事業に集中できるように、50超えたオッサンが必死になってるんですよ!!惚れてまうやろそんなの!!!

なんか社長へのラブレターみが増してきたので、採用ページの社長のメッセージを置いて、話を戻します。

私達のユーザーである”起業家”の方はほとんどの方が初めての起業経験です。 しかし、会社を経営する上ではやらなければいけない事務作業が山のようにあります。

また、株式の持分比率のように一度決めると後戻りができない決定や、株主総会のように間違えると法的に問題となりIPOに支障をきたす可能性のある手続きといった致命的な落とし穴もたくさんあります。

そのためスタートアップの経営者は時間やマインドシェアを事務作業に奪われ、なかなか事業に集中できないといった声が後を絶ちません。

スマートラウンドは、すべてのスタートアップが事業に集中し可能性を最大限に発揮できるためのインフラを提供します。

社長 砂川さんのメッセージ https://jobs.smartround.com/


その中で、私はまだ発足して半年ちょっとの「Startup Next事業部」に配属になりました。私含め3人のチームです。このチームのミッションは、SaaS事業部が解決できない課題を解決すること。スタートアップが躓く石は事務作業の煩雑さだけではないからです。

具体的に今やっているのは、オウンドメディア「Startup Next」やイベントの企画・運営。投資家さんにインタビューして記事にしたり、調査レポートをまとめて記事にしたり(絶賛執筆中)、ピッチコンテストやカンファレンスや壁打ちイベントの実働部分を担ったりしています。

上司がこれまたオープンマインドで部下想いな人で「やりたいことどんどん言って!精査して、良さそうなものはどんどんやっていこう!」というスタンスなこともあり、働きやすいことこの上なしです。(上司は元Salesforceだからか、コミュニケーションの簡潔さや本質思考がとてもやりやすく、めちゃくちゃありがたい)

個人的に私が最も情熱を注いでいるのが「投資家インタビュー」。スタートアップにとって、誰に投資してもらうかはかなりかなり重要。でも投資家さんの情報って人によってはあまり世に出ていなかったりするので、その情報提供の役割を担っているつもりです。

(島田さんのインタビュー、最後のパートが衝撃&エモかった…)


元々「人を掘り下げる」のが大好きな私としては、インタビュー自体がめちゃくちゃ楽しい。それを「どう伝えたら起業家のためになるか」を起業家目線で考えて書くのも楽しい。それにシンプルに勉強になります。(起業家の方、スタートアップで働く方、どんな記事があったら役に立つかぜひご要望ください!!!!記事だけでなく音声配信や動画もやっていきたいと思っています)


形は変われど、相変わらず「良いものを、必要な人にきちんと届ける」をやれていると思っています。


また、先述の通り「今の仕事内容に囚われず、スタートアップのためになると思ったことはどんどんやるよ!」な上司なので、チームの活動内容は広がっていくと思います。(採用も絶賛強化中です!SaaS事業部も)

ということで、時短社員ではありますが、起業家目線を持っていることやこれまでの営業・マーケの経験を活かしてなんとか頑張っています。

当方なかなかのポンコツなので、皆さんの足を引っ張らないように…「もうあなたは要りません」と言われないようバリューを出さねば…と焦る日々ですが、その焦りすらも原動力になるほど、全員が真剣でエネルギッシュな組織というのは働いていて爽快なのだと知りました。

SNSワークショップをやってみたりしました。この社内SlackのあたたかみもLoveです


起業家としても大変ありがたい環境です。
起業のいろはを知らずに、うっかり雇われ社長になりそうになったりうっかり法人を立ててしまったくらい無知オブ無知な私ですが、自身も起業家としてsmartroundを使いながら、日々の業務で業界知識がついていき、投資家さんに直接お話を伺うこともでき、様々なビジネスモデルを学べ、その中で起業家や投資家がどのようなことを考えているのかを知ることができる。大好きなインタビューの経験も積めて、自分の事業にもそのまま活きる「人を掘る」スキルも磨ける。

(私のやろうとしている事業はスタートアップではなく、1人1人丁寧に向き合っていくスモールビジネスで資金調達も今のところ考えていないのでそのまま活かせる知識ではないこともありますが、それでもこの環境は宝の山です。)

あとは、使える時間をパンパンに使うための体力を磨くのみ!!!!笑


日本の会社がみんなこうだったらいいのに

子育てでも介護でもない事情での時短勤務をOKしてくださる時点でなんてフレキシブルな会社なんだろうと思っていましたが、フルリモートなのも、WeWorkのオールアクセス権がいただけるのも、健康第一・家族優先・Open&Flatな文化も最高です。

ちなみに月1で全員出社日があるのですが、社員の方に会うと「わーーーやっぱり社員が素敵だーーーーこの人たちに会うのが恥ずかしくならないように私もがんばろ」と思えます。飲み会も楽しい。一緒に働く人が好きっていいですよね。距離感もちょうどいいし。

▼そんなスマートラウンドですが採用強化中です!


「スタートアップで時短で働きながら自分も起業を」なんて聞いたことないので超絶少数派な気がしますし、うまくいかないから少数派なのかもしれませんが、「二兎を追う者が二兎得られる時代になったね」のモデルケースとなれるように絶対に良い形にしていくぞという気持ちもあります。

だって人生短いから!いつ死ぬかわかんないから!やりたいことはすぐに、複数あるなら全部やったらいいと思うんですよ!そこにシナジーがあればなお最高ですし!

ちなみに、自分の事業も着々と進めており、春にはお披露目…できる気がしています…!

終わりに

いついかなる時も「選んだ方を正解にしていくしかない」というのは30年ちょいの人生で知りました。

先ほどインタビュー記事のリンクを貼った島田さんも「諦めなければ負けはない」とおっしゃっています。

ならば勝つまでやるのみ!!!ということで、選んだ方に向かって真っ直ぐ努力を積み重ねていきます。


めちゃめちゃ長くなりましたが、私のこれまでのキャリア半生はこんな感じです。元々はスマートラウンドの入社エントリのつもりで書き始めましたが、キャリアの発信をあまり具体的にしてこなかったので、改めてまるっと振り返って書くことにしました。ここまで読んでくださった方、誠にありがとうございます。

理系の院まで行ったけど「いわゆる文系職」に来た人の声、グローバル大手企業からスタートアップに来た人の声、スタートアップで働きながら起業家としての側面も持つ人の声として、何かの参考になれば幸いです。
気になることがあればなんでも聞いてください。XのDMは送れない場合があるそうなので、インスタかメールアドレスにでも。

▼じっくり相談したいよという方はこちらから

そしてもし、スマートラウンドで働きたいかも!と思われた方、ぜひご連絡ください。私をスマートラウンドにいざなってくれた素敵な人事のお姉さんに繋ぎます。

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