自分の人生をいきる

幼い頃から今まで、誰かの期待に応えるためにどこかで自分を犠牲にして外界で起こることに振り回されながら生きてきた私。そんな生き方をするのはもうやめる。

自分が築いてきたものを手放すのや孤独になるのがこわくて、なにかに依存していたのだと気づいた。
でも私は地位やお金・安定を求めて生きているのではないと、はっきりわかった。

日々全力を出しきってやってた仕事も、もうこれ以上できないと思うところまで自分なりにやり終えると、それ以上熱が沸き起こらなくなり、どう言い聞かせても自発的にエネルギーを出すことができなくなった。

自分の生きる道を見失って存在価値がわからなくなり、11月末から会社に行けなくなった。
めっちゃ泣いたしもう地獄をみた感じ。そんな自分を周りに見せるのも嫌でどうすればいいかわからなくて苦しくてもがいて生きた心地がしなかった。そして無期限の休職を決めた。

でも会社に行けなくなった当日から、なぜか私はすぐ行動してた。
まずKくん(これから会社に入る人)と会って、今までの自分のことを話してみる。一緒に働きたいと最後まで言ってくれてたけど今の状態でそれはできないことを伝えた。

そして次の日、Yさん(もう会社を離れた以前の上司)に会いに行った。
数年前に「悔しかったら3年続けてみろ!」とYさんに言われ、火がついた。「5年続けたよ、私、本気で取り組んで結果出したよ」と伝えた。きっと認めてほしかったんだね。良くも悪くも、全力で続けてこられた原動力は、間違いなくYさんの言葉だったから。すべて伝えて、解放され、感謝の気持ちが湧いてきた。

12月は自分が心の底から「やりたい」と思うことを一つ一つ丁寧に味わってみることをした。それも毎日必ず。

今何を食べたい、このお店に行きたい、塗り絵に挑戦したい、広島に行きたい、友達に会いたい、ミュージカルが見たい、この人に会いたい、たくさん寝たい、本当に小さなことから。
一人で焼き肉たべたり映画みたり、他の人からしたら当たり前かもしれないけど自分には未経験なことを31日間挑戦して、自分をアップデートし続けた。


年越しをひとりですることも、平気になった。
あれは自分でも本当に強くなったと感じた。
今までずっと誰かと過ごしてて、ひとりになったことがなかったから。そんな私が自ら一人になりたいと望んで、過ごした夜。気持ちの整理ができた。

そこで感じたのは、クリスマスやお正月など「特別な日」と捉えすぎていたなということ。社会全体のムードが変わるのを肌で感じるけど、それに流されず「自分はどう在るか」のほうがよっぽど大切。
12月24日にわざわざ行列に並んでチキンを買って食べなくても、他の日だったら並ばずにおいしく食べられる。その時期、自分がいないところで会社の会議や忘年会が行われてたけど、気にならなくなった。「孤独」への恐怖を手放したのかもしれない。

お正月も、社会人になって初めて時間を気にすることなくゆっくりと過ごせた。今までずっと「仕事」を気にしてたから、これは本当に初めての感覚。やりたいと思えば、いつでも何だってできる。

じゅうぶん満たされた私に湧いてきた感情は、「自分を超えたい」という気持ち。
言葉も文化も違う知らない地に一人で行って、自分のバイタリティを試したい。 スカイダイビングなんて死ぬほどこわいけど、その経験をクリアした時の自分をイメージすると、挑戦しなかったら一生後悔する気がする。ぼんやりといつか誰かと挑戦してみたいなあ、、と思ってたけど、そのいつかは今だし、ひとりで行ける。

12月初旬は「外国に行くなんて今の私には絶対無理」、と塞ぎ込んでいたけど、この1ヶ月で、それほどまでに私の中にエネルギーが湧いてきた。気づいたら長かった髪も切って12年付き合って結婚を考えていた人ともお別れして、準備が整ってた。そして今日出発!

こうやって自分を観察しながら、自分に臆することなく、気持ちに正直に行動して自分を大切にしていった結果、自立したしなやかな人間になり、無条件の愛を与え続けられるようになるのかな、と期待を込めて。


1ヶ月間、大自然オーストラリア全土をまわってくる!

1月23日(1.2.3.Go!笑)でグレートバリアリーフを見ながらケアンズの空を飛び、そこからノープランだけどきっといい旅になる予感。
旅に出ることを周りに話したら、応援してくれる人ばっかり!本当に幸せ。

今まで支えてくれたたくさんの人たち、本当にありがとう。
今度は私が愛を与え続けられるよう、大きくなって帰ってくるね!