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【映画評】『SPACEMAN』はストーリーも映像も美しくて、思わず溜息が出る(ネタバレなし)

先日は久々に休暇が取れたので、自宅で映画を4本観た。特に感動したのが今Netflixで配信されている米国の映画『SPACEMAN』だ。

他の映画評を見ると正直芳しくないコメントも多かったが、私は久々に強く惹きつけられるものがあり、ワーワー号泣してしまった。(笑)
映画への感情移入が強く人並み以上に号泣する質なのだが、読者の皆さんはどうだろう。全然泣けなかったらごめんなさい。(笑)

内容
突如として木星のそばに現れた紫色を帯びた被粒子の雲(チョプラ)。
中年の宇宙飛行士・アダムは謎に満ちた雲を探索するため、長い単独飛行に挑む。妻はまもなく出産を控えているが、アダムは未知なる雲への探究心と強い使命感しかない。孤独な船内生活も終盤に差しかかり、チョプラ雲は目前に迫る。
地球に残る妻からのメッセージが届かず、孤独と不安を募らせるアダムだが、自分の中に原因があると気付かず、一人船内活動を続ける。
睡眠不足に悩まされ、情緒不安定になりかけたある日、宇宙船内で謎の生物と遭遇する。
生物はアダムに「助けになろうか」と声をかけてくるが…

ここまで書いて、なんだかドキドキしてしまった。(笑)

私がこの作品で感動した点は2つ。
美しい映像と音楽
そして、愛というテーマ

映像について
映像は、毎日眺めたいと思うほど鮮明で美しく、目前に宇宙空間が広がるよう。見惚れてしまうほどの美しさだった。
またその謎の生物のCGが素晴らしくて、目前に迫るような迫力だ。硬そうな毛がモシャモシャと生えそろっていて、息づかいまでリアルに聞こえそうだった。


正直、愛を語れない私にとって、『愛』と書くことすら、こそばゆくて、落ち着かない。
でも今回は家族・特に夫婦間の『愛』を深く考えさせられた。
映画で語られる内容はいたって単純。
だがアダムと妻の特殊な関係性、また宇宙空間という広大で閉鎖的な環境が『愛』が何よりも尊い感情であること。
唯一無二であることを強く突きつけられる。もう、夫婦がはやくうまく行ってくれ〜と思わずにいられなかった。はぁ。

自分でも思うが、『愛』について語れば語るほど気持ち悪い。(笑)
愛について語るアラフォー主婦になってしまったことが、わりと恥ずかしいです。(笑)

ともかくも、期待を裏切らない作品です。
ぜひご覧ください。

本日もお立ち寄り頂き、ありがとうございました!本日もお疲れ様でした。

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