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同僚たちが病気でも笑顔で働くよ

3月が年度末の我が社は、ここ数日が1年で最高の繁忙期だった。
とはいえ帰宅できないわけではない。遅くとも21時前後には退勤できるし、ブラック企業に勤務していた20代の頃に比べれば、格段にワークライフバランスは確保されている。

ただ、ここで1つ大きな問題がある。

同僚が癌になってしまった。

癌のことを聞いたのは1ヶ月以上前で、ステージ2Bとのことで転移がみられるらしい。今は最寄りの専門病院で抗がん剤の治療中だ。

彼女は気丈な性格で、私に弱音を吐いても決して卑屈にならず、周りには元気な様子で振る舞っている。
投薬や体調不良で休みがちだが、今もフルタイムで働き続けている。
私も他の元気な同僚達も、病気の彼女に無言だが確かな声援をおくり続けている。余計なことはあまり言いたくない。
自分たちでできる仕事を代わりにこなして、応援し続ける。

だが、ここで別の問題がでてきた。

もう一人の同僚が体調不良で全然出てこない。

これにはさすがに困った。
その子はチームリーダーなのだ…

私が対応していない、全く知らない仕事を数多くこなしていた。そのチームリーダーは不眠と不調でフラフラとのこと。人間らしい生活ができてないとのことだ。

私は、私用のLINEで受け取ったチームリーダーからの引継ぎ業務と、思いつく限りの管理や確認業務、残る2人のチームメンバーのケアにつとめた。

困ったし不安だったが、仕方ないので普段通りに振る舞った。笑顔で仕事するようにした。

私にできることは、普段通り穏やかでいること。あと笑顔。
あ、実際は笑顔じゃなかったかも(笑)でも穏やかであろうとした。
これが最大効果だと信じて。

とりあえず、頑張った。そして乗り切った。チームメンバーそれぞれが成長した数日間だ。

お疲れ様です。私とチームメンバー!

これからも山あり谷ありだろう。
不安や不満、疲労はあるが(笑)、まずは笑顔でいよう!

本日もお疲れ様でした。
お立ち寄り頂き、ありがとうございました!


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