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発達障害と昔からの潜在能力

皆さんこんにちは!
社会人一年目で知的障害のない大人の発達障害(ASD)が発覚した猿田ももかです。

発達障害といえば得意不得意が激しいのが特徴ですが、私も昔からの潜在能力に気づいていませんでした。 

今日はそのことを話します。

結論から話します。
何の潜在能力かというと、
「写真記憶能力」です!

1.写真記憶とは
皆さんは写真記憶という能力をご存知でしょうか。
写真記憶とは一言でいうと、
写真のようにまるで見たままの状態で記憶する能力です。

2.写真記憶が出来るようになると…
写真記憶が出来るようになると、
一番大きな部分では勉強が楽になります!

大学の解剖学の小テストでは、
前日10分ただ見て、当日5分ただ見るだけ。
それで最初から最後まで満点を取りました。


昔から勉強で苦労せず、
「暗記力すごいよな」
って両親からも言われていました。

正直、
「何で周りの子達ひたすら書いて覚えようとしてるんだろう?」
って思っていました。

もはや書かないでじっと見て覚えるのが当たり前になっていて、たまに
「よくそんなんで頭に入るね」
と言われていました。

一番役に立ったのはやはり国試勉強です。
講義科目は再試になったことないしAなのに、演習·実技·実習科目が学年で一番苦手で、全科目の成績は大学4年の8月時点で学年で約50人中下位10人に入っていました。
国試対策の一番最初の特別ゼミという下位10人からなるゼミにも入れられました。
しかし、表をそのまま覚えるのも語呂合わせを覚えるのも時間があまりかからなかった私は、国試対策が始まるとすぐに成果が出ました。
一番最初の内部模試で学年順位は半分より上の順位でした。(この成績は特別ゼミ内でも頭一つ抜けている成績です。)
その後の毎週の模試でも学年順位半分より上をキープし続けました。
一桁順位をとることもありました。

当時、どんなに模試の成績が良くても
「特別ゼミの最初の入れ替え戦は第一回業者模試終了後少ししたら」
と定められていました。

しかし、
模試の成績が特別ゼミにいるような成績ではなかった事、特別ゼミの内容が合わす、好きなようにやりたいとゼミ担に伝えると、
異例の速さで特別ゼミを抜けることが出来ました。
(夜型の私には毎朝6時にラインで問題が送られてきて、それに必ず答えなければならないのと、解説をパワポで作らなければならず、それに時間をとられてしまう特別ゼミのシステムは合わないし、毎週の模試の学年順位を見てしまうと特別ゼミにいる意味がどんどん分からなくなり、モチベーションが下がっていきました。)

ゼミ担も理解をしてくれていました。
「猿田さんには絶対合ってないし、特別ゼミにいなくても勉強できるし、先生達に伝えてもどの先生も抜けていいって言ってくれるはずだよ。特別ゼミにいるような成績じゃないもん」
って。

そして特別ゼミを抜けて好きなように国試対策をしました。

ゼミ内でも
「国試対策の先頭を走って欲しい。やり方教えてあげて!」
「自己流でもいいし、やりたいように勉強しなさい」
とゼミ担に言われていました。

ここまで国試の話をしてきましたが皆さんに伝えたい事があります。
何かというと、定型が思っている以上に思わぬ部分で得意不得意が激しいという事です。

得意不得意が激しいという事に当時一番気づいていたのはゼミ担でした。
the勉強は圧倒的に得意、ところが少しでも勉強ではない部分が入る科目になると、途端に苦手になってしまう。

だからこそ、
「国試勉強はやりたいようにやれ」
とやりたいようにやらせてくれたんだと思います。

そして特別ゼミ対象に最初なってしまった最大の理由も得意不得意の激しさからでした。
全ての科目の合算の成績で特別ゼミメンバーを決めていたから。演習·実技·実習科目という学年で一番苦手な科目も入ることで足を引っ張り特別ゼミメンバーに入ってしまっていたのです。
これが国試に関係ない演習·実技·実習科目を抜いた状態で特別ゼミメンバーを選ぶシステムだったらきっと最初から特別ゼミに入らずに済んだかなと思っています。

だからこそ得意を皆さんにも伸ばしてほしいです!

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