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韓国医療ドラマを聞き取るための第一歩に「賢い医師生活」が最適な理由

안녕하세요.
韓国ドラマ好きのMomochanerです。ドラマのセリフの聞き取りで難しいと感じるのは、やはり医療ドラマではないでしょうか。医学用語ばかりだし、切迫した場面でのセリフは早いし大勢が畳み掛けるように話すし、知りたいのに置いてけぼりを食らう感覚が強いのが医療ドラマのように思います。でもここで挫けません。楽しく医療ドラマのセリフに挑戦できる第一歩が「賢い医師生活」。その理由をご紹介しましょう。

  • 病院用語や医学用語が山盛り

  • 関係による言葉遣いの違い(同僚同士、上司と部下、先輩後輩、患者など)

  • とにかく面白い(20年前の時代背景が学べる)


病院用語や医学用語が山盛り

このドラマは大学医学部同期の医師5人を中心とした医師たちの生活を楽しく温かく描くヒューマンドラマです。医師なので当然病院で患者と接したり、手術をしたり看護師たちに指示を与えたりと専門用語がたくさん出てきます。初めからすべて聞き取れなくても、「あ、これは脳の病気なんだな」とか「肝臓移植の話をしているんだな」とかがわかるだけでも、聞き取りに俄然やる気が出てきます。それから韓国では医学用語にかなり英語が使われていて、医療者同士の会話では英語の用語がそのまま韓国語の会話に混じって話されているということ。初めはそれが英語だということも聞き分けられなかったのが、慣れてくると聞こえてくるんですね。Urinやdressingなど、英語の医療用語も同時に学べたりします。

関係による言葉遣いの違い(同僚同士、上司と部下、先輩後輩、患者など)

医学用語ばかりではありません。医師たちの日々の生活を描く中で、仕事以外に当然、家族や友情、恋愛などの内容も出てきます。そこで注目できるのが、言葉遣いの違いです。同僚同士でも仕事中とプライベートでは言葉遣いが違いますし、韓国ではとても大切な上下関係による言葉の違い、先輩後輩であっても親しい間柄の場合、医師が患者や家族に対して、患者でも老人や子どもに対してなど、さまざまな関係により言葉遣いの違いやトーンを学ぶことができます。

とにかく話が面白い(20年前の時代背景が学べる)

セリフが多いのが難といったら難ですが(笑)、とにかくコメディータッチでクスッと笑えるシーンがたくさん出てきます。かと思ったら、ほろっと泣かされたり、ジーンと心が温かくなったり、とにかくこの魅力的な5人の医師とその周囲の人たちの人柄に惚れ込んでしまいます。また40歳の彼らの大学時代のシーン、言葉の端々に出てくる当時の思い出などから、約20年前の韓国を知ることもでき、GoogleやNaver検索できる事項が山ほどあります。楽しいです。やはりときめかなくちゃね!

以上が医療ドラマを聞き取るための第一歩に韓国ドラマ「賢い医師生活」が最適な理由です。医療現場シーンとそれ以外が程よく混っていて、緊迫した医療現場のシーンではスピードと専門用語を、それ以外では日常会話を体験できます。幸い私はこのドラマを教材にして一緒に勉強する仲間がいたお陰で、全話のセリフを楽しく確認することができました。それ以降、医療ドラマに対する苦手意識がなくなったように思います。それからドラマで学習するにあたり最強のツールとなったのが、紛れもなくLanguage Reactor(旧Learning Language with Netflix、LLN)です。パソコンでNetflixを開けたときに二か国語(韓国語と日本語など)の字幕を同時に画面に出せる優れものです。もし興味のある方がいらしたら、いつか記事にしてみようかと思います。コメントお待ちしています。

「賢い医師生活(슬기로운 의사 생활)」はNetflixで視聴できます。

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