見出し画像

趣味の韓国語を活かして私にできること

先日、英語話者で韓国語を学習している方たちの勉強会にお邪魔した。皆さん韓国語を勉強し始めてまだ日が浅く、会話は英語を混ぜてのやり取りだが、どなたも熱心で楽しそうに学んでいる。実は私がお世話になっている韓国語会話の先生の生徒さんたちだ。先生はオンラインで世界中につなげて教えていて、今回の勉強会は私の住んでいるところと時差がないので、学習仲間になれるかもしれないとご紹介いただいた。私は長年韓国語を学んではいるが、オンラインでしかレッスンを受けられないので、気軽に会える学習仲間が地元にはいない。その方たちも同じで、週一のレッスン以外に練習する相手もいないからとオンライン勉強会を始め、そこにお邪魔したというわけだ。

実は、英語話者の方と韓国語で話すとか、韓国語のことを話すのはこれが初めて。「日本語話者は韓国語を学びやすいと聞いたけど、どうしてなの?」と聞かれた。私が学び始めた頃を思い出して、当時感じたこと…1つ目は「語順がほぼ同じ!」どれだけ感動したことか。それまでに学んだ英語や中国語からは想像もできないほど簡単に感じたものだ。助詞の感覚も日本語と相当似ている。2つ目は「発音が似てる!」時々大きな落とし穴があるのが、これまた良い目覚まし効果があって好きなのだが、似た発音があるのは親近感が湧く。3つ目は漢字語、つまり漢字の熟語だ。共通の漢字熟語のお陰で、漢字の韓国語発音が分かれば、韓国語として出逢ったことがなくても、もしかして?と日本語の熟語を韓国語発音にすることで当たる確率が高い。これも予期せず大外れにぶち当たるのがツボだ。3つ目を、日本語を知らない人に説明するのは難しかったが、スペイン語とポルトガル語みたいに?「お隣の国だもの」くらいの感じで理解してくれたと思う。

ありがたいことに、私は無駄に長い間勉強していたのではなかったようだ。初級レベルなら文法的な問題も単語の読み方や発音変化なども説明することができた。思い返せば、初めの頃はその辺が本当に難しかった。基本文法を学び、動詞や形容詞の活用を覚え、発音変化の壁をぶち破り(よじ登り?)、短い文を接続詞でつなげて少し長く話せるようになるにはどのくらいかかっただろうか。語学の習得は本当に忍耐力が必要だと、改めて感じた。だからこそ参加者の皆さんの「話せるようになりたい」を少しでもお手伝いできればと思う。いつか趣味の韓国語を活かして、どんな小さなことでも人の役に立てたらと思っていた。これがその始まりになれば嬉しい。


追記
韓国語と英語を混ぜるのは、また違う道筋で脳細胞の連結をする必要があるらしい。つまりなかなか困難だった。韓国語の文法用語を英語で何というかも少し勉強しなくては。脳の良い刺激になりそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?