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家計簿はつけるだけでは意味がない。

こんにちは!
ちゃちゃまるです。

皆さんは家計簿をつけていますか。


私はつけています。

家計簿をつけだしたのは
5年前ぐらい。
理由はつけた方が良いよと
発信している方がいたので、
試しに家計簿をつけたら絶大な効果があったので、
継続しています。

どのくらいの効果かというと
1000万円単位の効果。

これは、
前回ご紹介した「5つの能力」のうちの
「稼ぐ力」・「増やす力」も強化しながら、
家計簿を利用して「貯める力」を強化した結果。
(家計簿だけの効果ではない点にはご注意ください)

そして
家計簿は、つけて終わりではない。
つけるだけなら、
あまり意味がない。

家計簿をつける目的を明確に持ち、
その目的を達成するために
家計簿をつけたあと、
それをどうやって活用するのか、
それが大切。

では、
私が実践した方法を具体的にご紹介します。

家計簿をつける目的

自分が本当に幸せに感じるものにお金を使い、
無駄な支出は抑えて、
貯蓄や投資に回すことで資産を増やし、
経済的な自由を手に入れるため。

ここで何に幸せを感じるのか
どんな人生にしたいのか
それは人それぞれ。

だから時々立ち止まって
自分がどうしたいのか考えて
自分にとって幸せに感じるものに
お金を使って欲しいと思います。

家計簿をつけたあと何をするのか

私は以下の順番で実践。
①家計簿をつける
②費目別にいくら使っているのかを把握する
 (家賃・食費・外食費・日用品費・教育費・交際費・・・)
③支払った金額ほど自分が幸せを感じていない費目をピックアップする
④予算を立てる
 ③は無駄使いしている費目なので、
 今月より抑えた金額で予算設定
⑤生活するために必要な最低限の金額を把握する
⑥家計簿をつける



繰り返す。

そして、私は②〜⑤は手書きで
ノートにつけていました。
費目別に何にいくら使っているか書いて(②)、
使いすぎだと思った費目の横に目標金額を書く(③④)。

ポイントは、
決して自分や家族に苦痛を強いるような予算ではなく、
まずは不要な支出を減らすこと。

感覚としては、
ゲームをするような感じ。
今回は、これを達成してみよう!みたいな。
達成したら「クリア」
次のステージに進む。

まずは見直すべき支出とは?

それは固定費を見直すこと。
最初の第一歩は、これ一択。

ここで簿記を学んでいると、
固定費と変動費が理解でき、
「固定費を減らす」と聞くだけで意図がわかる。
そして家計簿につけた費目で
どれが固定費でどれが変動費かがわかるのだが。。。

だから、話はそれるけど、
簿記は社会人にとって必須科目だと伝えたい。
義務教育に取り入れて欲しいくらい。

話は戻って、
固定費の代表例は、
・家賃
・携帯
・光熱費
・通信費
・保険
・車

これを順番に検討する。
そして必要に応じて乗り替える。

どれもめんどうかも知れないが、
確実に効果がある。

物を「価値」で判断する

固定費を見直したあとは、
物を「価格」ではなく、
「価値で判断」する練習をする。

今、買おうとしているものは
「消費」「浪費」「投資」のどれなのか。
それを自分で判断出来ること。

なぜならどこに該当するかで目的が変わるから。

消費:日々の生活に必要な商品やサービスの購入にお金を使うこと
投資:将来的な収益やリターンを目的としてお金を使うこと
浪費:不必要または非効率的な方法でお金を使うこと

ここで、浪費について補足すると、
浪費の中には本人にとって「精神的な価値を与えるもの」もあるし、
それがあるからこそ頑張れるというものもある。
つまり「必要な浪費」。

とは言え使いすぎると本当の浪費になる。
重要なのは、「予算内」ですること。

私の場合、
「必要な浪費」と「やめるべきの浪費」が混在していたのは、
「ファッション関連費」「インテリ費」「食費」「外食費」
だから、ここを見直した。
「消費」と「投資」と「必要な浪費」に
なるように。

ところでSNSで、
総資産と家計簿を公開している人を
見たことはないだろうか。

私がフォローしている普通のサラリーマン夫婦が
1億円貯めて、フリーランスとなり、
そしてタイに移住したご家族がいるが、
まさにこれを実践している。

家計の堅実経営の見本だと思って拝見している。

楽しみながら、
無駄な支出を減らし、
一方で自分達が価値を感じるものにお金を使い、
そして「増やす力」も利用しながら、
資産を増加させる。
目標に達成すると、
また一つ自分達の欲しい物を手に入れ「使う力」を発揮している。

家計簿をつけるのが面倒・続かない人への対策

自分に合う方法を見つけること。
そしていったん見つけても、
そのうち嫌になってくるから、
その時はまた別の方法に変えること。

私の場合は、
①家計簿アプリの利用でほぼ自動化
②自分が苦痛にならない方法で続ける
③貯蓄額も把握する

家計簿アプリは、
私が利用しているのはマネーフォワードMEの無料版。
クレジットカード等と連携させれば、
大半のものは勝手に登録してくれる。
あとは、費目が間違っていたら修正するだけ。
そして現金で支払ったものは追加で入力する。

家計簿アプリを利用し始めた当初は、
週一ぐらいでアプリを管理したが、
今は、時間のあるときに対応。
レシートは、「お気に入りの箱」に貯めておく。
私にとっては「お気に入りの箱」がポイント。
どうでもいいところに詰め込んだんだら、
レシートはゴミと化すから。。。

最近は1ヶ月分ぐらいまとめて
家計簿アプリの修正をするのだけど、
その時は、アプリの内容とレシートを見て、
「何を買ったかわかるか」ゲームをしてる。

なぜなら
何を買ったか分からないようなものは、
本当は必要なかった事が多いから。

そして使い過ぎていたら
しばらく週一ぐらいで家計簿アプリの更新をする。

無理やり頑張るのではなく、
テレビを見てるだけでは時間が勿体ないな〜と
思った時など、
続けられる方法で実践している。

自分にとって頑張らない方法を見つけるのがポイント。

家計簿は会社の帳簿と同じ

上場企業は月次で帳簿を作成し、
予算も必ず作成している。
そして月次で取締役会に報告がされ、
予算と実績の乖離も報告される。
なぜ、予算と実績が乖離し、
その原因はどこにあるのか。
それに対してどう対応していくのか。
毎月実施する。

なぜ毎月実施されているのか。
それは堅実な経営に有効だからだ。
ただそれだけ。

会社の帳簿は家庭の家計簿のようなもの。
だから家庭の家計簿もつけて、
対策を練ることは意味のあることだと思っている。
単なる規模の違いではないかと。

ただ、家計簿は帳簿のように
正確である必要はない。
自分のできる範囲で楽しく続けて欲しい。

そして、個人事業主の皆さんも
ぜひ、まめに帳簿をつけて、
その帳簿を元に対策を練って欲しい。
家計簿よりは正確に作成して。。。

そのうち帳簿の一年分を公表している有価証券報告書の
利用方法についても書いてみたい。
有価証券報告書が読めると楽しいし、
役に立つから。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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