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No.14 訳アリ再投稿はこれが最後  ワンクリック詐欺にご用心

 お母さんが台北旅行の最終確認をしていた時の事でした。
散策のモデルコースがないかとネット検索をかけると それに呼応するようにいくつかのコースが紹介されています。あれこれチェックしていると
”ここをクック”という メッセージが結構目立つ字で 画面の下の方に表示されていました。検索ページが変わってもやはり画面の下の同じ場所にそのメッセージは表示され続けていたのです。今考えればこれってやっぱり変ですけど その時は それも紹介コースの一つだろうと思って疑問にも思わずクリックしたら さあ大変!

バ~ンと いきなりエッチな画面に切り替わり ドキッ ドキッ!
そこに表示されていた文字は
     これを見る
   ”はい”  ”いいえ”

後でお父さんから言われたみたいです。
そういう時は一切何も触れずに 契約している ウィルスバスターなどのウィルス対策ソフトを起動させれば大丈夫 綺麗に掃除してくれるから。

でもこの時は お母さんは慌てふためいていて 思わず
”いいえ”をクリックしちゃったんだって。
どっちを押しても 結局スイッチが入るようになっていたんですね。

ここで又画面が切り替わり 今度は音声ガイド付きで
『あなたのIPアドレスから身元が特定されます・・・とか何とか・・・絶対にパソコンを再起動しないでください・・・云々』

この時点で もうカーソルは全く動かせなくなっていました
お母さんは怖くなって 即電源を切ったみたい。
 しばらく気を落ち着かせるために 深呼吸。 
そしてバタバタっと階段を駆け上がり もう眠ってしまっていたお父さんに助けを求めました。

『パッ パッ パソコンを乗っ取られちゃったかも!!!???』
お父さんからは どんな画面表示だったのか どんな文字メッセージだったのか 写真は撮ったか?と言われたみたい
あ~ なるほど そういう事も必要だったか・・・イヤイヤ お母さんの本音としては それどころじゃなくて そんな事考えてる余裕もなかった・・・
 お父さんがPCの状態を調べたけれど カーソルはやっぱり金縛り状態。こういう時はカーソル無しでPCの再起動をかける必要があったようです(PCによって操作は多少違うけど)。無事再起動ができて ウィルスバスターも2度起動させて ”脅威は見つかりませんでした”と言うメッセージを2度確認して漸く落ち着きました。ここに至るまでにかかった時間は約2時間。

 便利になればなるほどこれからも 巧妙な手口の詐欺は増えるでしょうね。でも便利で快適な生活は捨てがたいです。

騙される方が悪い・・・なんて絶対言いたくない
どう考えても騙す方が悪いに決まってる!

詐欺を正しく恐れながら その対策方法を学ぶしかないみたいです。


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