※ 「 楚効の不幸」は、楚効荊保事 というエピソードのことと思われます。
※ 「純友」は、藤原純友。
※ 「常陸の大掾国香」は、平国香。
※ 「俵藤太秀郷」は、藤原秀郷。俵藤太は通称。
※ 「冷泉院 判官代 頼信」は、源頼信。河内源氏の祖。
※ 「満仲」は、源満仲。多田源氏の祖。(多田は摂津国多田地方)
※ 「頼光」は、源頼光。
※ 「庶流」は、本家から分かれた家柄。分家すじ。
※ 「嫡流」は、家督を受け伝えていく家柄。本家すじ。
※ 「鬼童丸」は、鎌倉時代の説話集『古今著聞集』などに登場する鬼のこと。鳥山石燕の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』に、牛の皮をかぶった鬼童丸が、市原野で頼光を待ち受ける様子が描かれています。
※ 「滄海」は、蒼海。青々とした広い海のこと。
※ 「民部卿齋信」は、「齋信」のふりがなが「とさのぶ」と読めるのですが、藤原斉信のことと思われます。最終官位は大納言正二位民部卿兼中宮大夫。
※ 「命婦」は、律令制で、五位以上の女官、また五位以上の官人の妻の称。また、平安時代中期以降、中級の女官や中﨟の女房の称。
※ 「八幡太郎」は、源義家。
※ 「 頼義」は、源頼義。河内源氏二代目棟梁。
※ 「頼清」は、源頼清。村上氏の祖。
※ 「頼末」は、源頼季。信濃源氏・井上氏の祖。
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筆者注 ●は解読できなかった文字を意味しています。
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