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凡人アラサー。noteの目的は思考・感情の言語化の練習。正直に、自分との対話のために書…

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凡人アラサー。noteの目的は思考・感情の言語化の練習。正直に、自分との対話のために書く。アドラー心理学の淡々としつつ愛と勇気のある考え方が好き。手段と目的を取り違えないように、事実と意見をごちゃまぜにしないようにだけ気をつける。勢いで書くので投稿後の修正は多め。

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固定された記事

私の呪文集(投稿まとめ)

これまでの投稿をカテゴリ別にまとめた。 どれも忘れずに残しておきたい言葉で、悩んだ時や困った時に助けてくれる、いわば魔法呪文のようなもの。 だからこれは私の思考…

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親になって、ディズニーが好きになった

私が親になって変わったことの一つが ディズニーに詳しくなったことだ。 3歳の娘はいわゆる典型的な女の子趣味で、 ディズニープリンセスが大好きなのだ。 出産前は、デ…

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時代の流れに思いを馳せた / 映画『プラダを着た悪魔』を久々に見て

映画『プラダを着た悪魔』が好きで今まで何度も見てきたのだけど、最近久々に見たら「あれ?」と思った。 終わり方は以前と変わりなく大好きだが、物語前半に違和感や不快…

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続けたい。何かを、あと60年。

嬉しい。 この前、数ヶ月前に書いた私の記事を読んでくださり、それきっかけでまたnoteを始めることにした(再スタート)という方がいた。 SNSをやめたこと、そのあとnot…

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読む書く聴く話す(+考える学ぶ)

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2週間前
32

笑われる恐怖、笑われない安心感

先日久々に読み返した自分の産後メモに、こう書いてあった。 自分で書いたくせに内容はだいぶ忘れていたので「本当にそうだよなぁ」と頷いてしまった。 何をするにも「誰…

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春の雑記

この前、道を歩いていたら 中学生か高校生くらいの女子たちとすれ違った。 「推しは息をしてるだけで尊いから…」 という言葉がチラッと聞こえた。 ネット上では見た事が…

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1か月前
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何歳からだって、遅くはない

これは三日坊主あるあるだと思うが、無駄にやる気と希望だけは忘れない私たちは、キリの良い節目に何かを始めがちだ。新年とか新学期とか。 「これなら継続できる!」と確…

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1か月前
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ぼくの、はじめてのともだちなんだ / 森絵都『カラフル』

先日、10年以上ぶりに小説『カラフル』を読んだ。 中学生くらいのときに読んだきりでほぼ内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで読むことができた。 設定や展開の面白さの…

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1か月前
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悲観とネガティブは違うらしい

悲観とネガティブは、 一見似ているようで微妙に意味が違うらしい。 一つ前の記事で「悲観」について書きながら「あれ?悲観ってネガティブとどう違うんだろう?」とふと…

mome
1か月前
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こんな時代に生まれてかわいそうだな/ドラマ『不適切にもほどがある!』

先週、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』が最終回を迎えた。 は〜〜面白かった! タイムトラベル系はやっぱりおもしろいよな〜〜 いや、クドカン脚本だから当たり前か…

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1か月前
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時をかける読書(あれ?こんな話だった?)

森絵都の『カラフル』を10年以上ぶりに読んだ。 とても面白かった。 その感想は、また改めて違う時に書こうと思う。 本の内容自体とは別のことで、 忘れないうちに書いて…

mome
1か月前
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幼いあなたが見る世界

3歳の娘と、散歩。 「ほらみて!」 娘がパッと指を差した。 視線の先には、一羽のスズメ。 「あかちゃんのとりだよ!」 彼女の中で「小さいもの」は 全て「あかちゃん…

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2か月前
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「論理的」こそ公平で優しい

学生時代、ずっと数学が苦手だった。 「数学は答えが一つだから好き。 国語は答えが一つじゃないのが意味不明」 何度こんな感じのセリフを、 数学好きの人から聞いたこと…

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2か月前
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事情や立場が変わったら言うことやることが変わるのは当然なのよ / ドラマ『隣の家族は青く見える』

2018年のフジテレビドラマ 『隣の家族は青く見える』 リアルタイムで見ていて、大好きだった。 いろんな愛に溢れた素敵なドラマだった。 録画が消せなくて、まだテレビに…

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2か月前
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「ありがとう」はすごい言葉です / 東田直樹『自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと』

以前、東田直樹さんの本について書いた。 その中で、 と書いたまま、肝心の感想を書いてなかったので書く。 ちなみにこの本は、反響のあったツイート投稿に、エッセイや…

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2か月前
18
私の呪文集(投稿まとめ)

私の呪文集(投稿まとめ)

これまでの投稿をカテゴリ別にまとめた。
どれも忘れずに残しておきたい言葉で、悩んだ時や困った時に助けてくれる、いわば魔法呪文のようなもの。

だからこれは私の思考の記録であり、
私だけの呪文集。(たぶん随時更新)

<前提:私にとってここは練習と遊びの場>

憧れる人・理想について考えたこんな人になりたい。

自分・自己受容について考えたどんな自分も受け入れたい。

他者・多様性について考えた分か

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親になって、ディズニーが好きになった

親になって、ディズニーが好きになった

私が親になって変わったことの一つが
ディズニーに詳しくなったことだ。

3歳の娘はいわゆる典型的な女の子趣味で、
ディズニープリンセスが大好きなのだ。

出産前は、ディズニーにさほど興味はなかった。

とはいえ、ディズニーランド・シーは何度か行ったことがあるし、『ピーター・パン』や『リトル・マーメイド』といった昔の有名作品は子供の頃に見たことがあったし、『アナと雪の女王』はテレビで何度も流れる松た

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時代の流れに思いを馳せた / 映画『プラダを着た悪魔』を久々に見て

時代の流れに思いを馳せた / 映画『プラダを着た悪魔』を久々に見て

映画『プラダを着た悪魔』が好きで今まで何度も見てきたのだけど、最近久々に見たら「あれ?」と思った。

終わり方は以前と変わりなく大好きだが、物語前半に違和感や不快感を抱かずにはいられなかった。

「プラダを着た悪魔」=上司であるミランダの発言が、思いっきりパワハラだったからだ。(この映画は2006年公開の18年前の作品)

十何年か前に初めてみたときは、「パワハラ」という言葉は浮かばなかったような

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続けたい。何かを、あと60年。

続けたい。何かを、あと60年。

嬉しい。

この前、数ヶ月前に書いた私の記事を読んでくださり、それきっかけでまたnoteを始めることにした(再スタート)という方がいた。

SNSをやめたこと、そのあとnoteを再開したことも、どちらの行動に対しても、拍手とエールを送りたい!

何が一番嬉しいって、私の書いた文章に共感してもらえたことはもちろんなのだけど、そのあとで「noteを再開するという行動を起こした」ということ。勢いってほん

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読む書く聴く話す(+考える学ぶ)

読む書く聴く話す(+考える学ぶ)

やばい。
noteの更新が2週間も止まってしまった。

いや、別に何もやばくないけど。

4月から英語の再勉強と早起きを頑張っているのだが、やればやるほど楽しくなってしまい、noteや読書への熱量がすっかり落ち着いてしまった。

最近はスキマ時間があればすぐにリスニングをしたりしている。ちょっとずつだが聴き取れる言葉が増えてきている気がして楽しい。

早起きは体調によってはサボっているがぼちぼち続

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笑われる恐怖、笑われない安心感

笑われる恐怖、笑われない安心感

先日久々に読み返した自分の産後メモに、こう書いてあった。

自分で書いたくせに内容はだいぶ忘れていたので「本当にそうだよなぁ」と頷いてしまった。

何をするにも「誰にも笑われない安心感」って本当に大事。特に、自分に余裕がなくて必死な時。

協調性に長けた日本人は、すぐ他人の目を気にしてしまうし、失敗して恥をかくことへの恐怖がなかなか捨てきれない。

完璧主義?
臆病なDNA?
空気を読むスキルが高

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春の雑記

春の雑記

この前、道を歩いていたら
中学生か高校生くらいの女子たちとすれ違った。

「推しは息をしてるだけで尊いから…」
という言葉がチラッと聞こえた。

ネット上では見た事があるような気がするが、実際に音として聞いたのは初めてだったので「本当に使う人いるんだ!」と少し驚いた。

生きてるだけで尊いと誰かに応援してもらえるなんて、よく考えたらすごいことだよな、と思った。

また歩いていたら、今度は後ろから

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何歳からだって、遅くはない

何歳からだって、遅くはない

これは三日坊主あるあるだと思うが、無駄にやる気と希望だけは忘れない私たちは、キリの良い節目に何かを始めがちだ。新年とか新学期とか。

「これなら継続できる!」と確信を持って始め、結局すぐに面倒になりサボってしまったものが、これまでの人生でどれほどあったことか。

私の場合は、ジム、ヨガ、ダイエット、ランニング、英語や資格の勉強、日記、読書記録、1日1つ捨てる断捨離、レシピ本(片っ端から作ろうと思っ

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ぼくの、はじめてのともだちなんだ / 森絵都『カラフル』

ぼくの、はじめてのともだちなんだ / 森絵都『カラフル』

先日、10年以上ぶりに小説『カラフル』を読んだ。
中学生くらいのときに読んだきりでほぼ内容を忘れていたので、新鮮な気持ちで読むことができた。

設定や展開の面白さの説明はここでは省くとして、
印象的に残ったシーンについて書こうと思う。

主人公は、私立高校への受験を勧める家族の提案を断るのだが、公立高校に行くと決めた理由として「早乙女くん」という友達の名前を挙げ、「ぼくの、はじめてのともだちなんだ

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悲観とネガティブは違うらしい

悲観とネガティブは違うらしい

悲観とネガティブは、
一見似ているようで微妙に意味が違うらしい。

一つ前の記事で「悲観」について書きながら「あれ?悲観ってネガティブとどう違うんだろう?」とふと思ったので、調べてみた。

「悲観・楽観」には「悪い・良い」という(物事を見る上での)明確な基準があるのに対して、

「ネガティブ・ポジティブ」には良し悪しに関する記述はなく「否定的・消極的・積極的・肯定的」という物事への姿勢?態度?を表

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こんな時代に生まれてかわいそうだな/ドラマ『不適切にもほどがある!』

こんな時代に生まれてかわいそうだな/ドラマ『不適切にもほどがある!』

先週、TBSドラマ『不適切にもほどがある!』が最終回を迎えた。

は〜〜面白かった!

タイムトラベル系はやっぱりおもしろいよな〜〜
いや、クドカン脚本だから当たり前か。
キャストも最高だったしな〜

まぁ、要は、とにかく最高だった。

このドラマが一番伝えたいメッセージはもちろん、このセリフだろう。

阿部サダヲ演じる小川先生の、卒業式でのスピーチ。
(教室で1クラスに向かって喋るだけだけど)

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時をかける読書(あれ?こんな話だった?)

時をかける読書(あれ?こんな話だった?)

森絵都の『カラフル』を10年以上ぶりに読んだ。

とても面白かった。
その感想は、また改めて違う時に書こうと思う。

本の内容自体とは別のことで、
忘れないうちに書いておきたいことがある。

本を読み進めながら

あれ?これ、こんな話だったっけ?

という感想を抱いた。

一度読んだことがあるはずなのに、
覚えていないシーンばかりだったのだ。

前回読んだ時は、中学生くらいだったと記憶している。

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幼いあなたが見る世界

幼いあなたが見る世界

3歳の娘と、散歩。

「ほらみて!」

娘がパッと指を差した。

視線の先には、一羽のスズメ。

「あかちゃんのとりだよ!」

彼女の中で「小さいもの」は
全て「あかちゃん」なのだ。

チュンチュン、ピョンピョン

あっちへ飛んで、こっちへ飛んで…
スズメは忙しそうに飛び回る。

「おかあさんをさがしてるのかなぁ?」

と心配そうに言った。

「そうかもしれないね。見つかるといいね」

と、私は答

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「論理的」こそ公平で優しい

「論理的」こそ公平で優しい

学生時代、ずっと数学が苦手だった。

「数学は答えが一つだから好き。
国語は答えが一つじゃないのが意味不明」

何度こんな感じのセリフを、
数学好きの人から聞いたことか!!笑

私は国語が好きだった。

だって、国語は答えが一つじゃないから。
(漢字などは除く)

いろんな解釈、答えが許されるんだよ!?
それがおもしろいんじゃん!と思っていた。

そして、いつからか

「数学は、論理的」
  ↓

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事情や立場が変わったら言うことやることが変わるのは当然なのよ / ドラマ『隣の家族は青く見える』

事情や立場が変わったら言うことやることが変わるのは当然なのよ / ドラマ『隣の家族は青く見える』

2018年のフジテレビドラマ
『隣の家族は青く見える』

リアルタイムで見ていて、大好きだった。
いろんな愛に溢れた素敵なドラマだった。
録画が消せなくて、まだテレビに残っている。

主演は、深田恭子と松山ケンイチ。

メインは不妊治療に励む夫婦だが、他にも事実婚、ゲイカップル、専業主婦と大企業サラリーマン(やりがいを求めて退職)の子育て夫婦、デキ婚など、いろんな形の「家族の在り方」が見られるドラ

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「ありがとう」はすごい言葉です / 東田直樹『自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと』

「ありがとう」はすごい言葉です / 東田直樹『自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと』

以前、東田直樹さんの本について書いた。

その中で、

と書いたまま、肝心の感想を書いてなかったので書く。

ちなみにこの本は、反響のあったツイート投稿に、エッセイや詩を追加して書籍化したものらしい。いくつか印象的だったもの・共感したものをここに記録しておく。

東田さんのすごいところは、見た目や声として発する言葉だけではなかなか伝わらない自閉症の方の感情を、こうして文章にして世界のみんなに伝えて

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