もくれん_読み物を書く人

もくもく れんれん 書いていく。エッセイ。美術・仕事・宗教・人生・エロス・分析など。日…

もくれん_読み物を書く人

もくもく れんれん 書いていく。エッセイ。美術・仕事・宗教・人生・エロス・分析など。日々考えてることや刺激を受けたことを長めの文章にまとめてます。おしゃべりできるLINEもあるよ→ https://lin.ee/vfE7uhO

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最近の記事

幹事をやりまくっていることの考察

そんなに陽キャではない。 ごきげんよう、もくれんです。 私は元々陰キャである。このnoteを読んでる人には周知の事実と思うが、メンタル弱くて結構大変である。そんな私なのだが、幹事はとにかくとても得意だ。数こなしてるからな〜と思っていて、そのことを深く考えることもなかったのだが今日幹事をした飲み会でクヨクヨと自己肯定感が低い話をしていたらみんながめちゃくちゃ励ましてくれて、なんなら飲み会の最後に「ありがとう。君のおかげでみんな集まれたんだ。そういう企画力に助けられている。」

    • 家族観

      家族は一番小さな会社経営。 ごきげんよう、もくれんです。 本当にそう思ってたんですよ。この前ビリギャルさんが離婚エントリ書いてたじゃないですか。 同じ目標を追いかけられなかったらお別れするのも選択肢っていう話で、私は「わかるわ」と思って見てたんですけど、炎上してる。旦那に仕事辞めて海外についてきてもらったのに、という意見は私もわかるなと思って読んだ。一方「目標とかそういうもんじゃねーから家族って!」という意見には衝撃を受けた。そうなのか。私の両親は大変仲が悪く、私は「な

      • 居宅介護(ホームヘルプ)に申し込もうとしている話①訪問審査編

        久しぶりに障害者手帳の話を書く。 ごきげんよう、もくれんです。 最近ちっとも言及してませんでしたが、精神障害者手帳は更新をし続けている。普段は手帳を活用するのは美術館に行くときくらいで何に使ってるって言うこともほぼない。なんなら自立支援(精神科の医療費助成)は更新しそこねてしまい「あああ~行きそびれたけど、もうしばらく通院してないしいいかなぁ」と思ってたのだが、4月初旬に通勤中にいきなり泣き出し通院を再開することになってしまった。なので、役所に自立支援の更新手続きをしに行

        • ブスについての考察

          ひさかたぶりにブスについて考えている。 ちょっと前のやまと絵展だったか国宝展だったかで昔の挿絵漫画みたいなのでブスとデブが笑いの種として描かれていた。(昔の価値観の絵だから、病気の人も同様に扱われていた。)古今東西、ブスには人権がないんだなと愕然とした。実際のところ、私の人生においてブスとの遭遇は未知との遭遇ばりに稀有だ。あえて言うなら友人類のなかで私が一番ブス、と思ったことは頻繁にあった。合コンで明らかに私への態度が違うときや大学時代に男性陣に「お前とは目をつむってだった

        幹事をやりまくっていることの考察

        マガジン

        • 精神障害者保健福祉手帳
          10本
        • 美術館と私
          20本
        • まじめな卑猥
          6本
        • ファッション
          1本

        記事

          当たり屋

          宝くじは買わないと当たらないんだよ? ごきげんよう、もくれんです。 私、くじ運が良いと勝手に思ってまして流石に宝くじや競馬を当てたことはないんですけど、ちょこちょこ何かに当たります。ビンゴの類であったり良い店に出会える系だったり。別に普段善行を特段積んでるでもないので、これはそういうラッキーの星に生まれたんだなと思ってます。人の巡り合わせというか、良いご縁にも恵まれてますし。前も書いた気がするけど、安井金比羅宮で縁を切りたいものが思いつかなすぎて「怠惰な自分と縁を切りたい

          きれいな人生

          とにかく眠い。 ごきげんよう、もくれんです。 知らない人と知り合いになるのが好きである。そのルーツは何処にあるのか、あまり原体験は思い出せない。いつからこうだったかな?いっこ覚えてるのは、大学1年生のときにANNA SUIのバッグ持ってるかわいいクラスメイトがいて「私もANNA SUIすき!」と声をかけたことかな。私にとっては「私も好きなの!一緒だよ。仲良くなりたいな。」くらいの軽い気持ちだったのだが、大分経ってから、その子に「あの時、もくれんから声掛けたよね~」みたいな

          似合う服を着る

          おしゃれへの興味はいつから? ごきげんよう、もくれんです。 おしゃれな目覚めは遅かった。遅かったし学生時代は割とダサい格好していた気がする。最早どんな服着てたか思い出せないけど。社会人になっても大しておしゃれではなかったと思う。 そんな私だが、ここ数年おしゃれと言われることが増えた、気がする。単純に30代が多い会社に転職しワーママ世代が買わないような服を着てるからかもしれないが、昔に比べておしゃれの楽しみ方も変わったなと思う。昔はいわゆるオフィカジやモテを意識したタイト

          何を努力と呼ぶのか。

          いきなりの夏日なのに桜は少ししか咲いてなくてパラレルワールドの東京。 ごきげんよう、もくれんです。 挑戦はたくさんしてきた私だけれど、本当に得たかったものや得られると期待していたものは得られなくて、副産物的なものばかり得てきた人生だなと思っている。なぜなら努力しないから。 陸上部に入っても大してタイムは伸びなかったし吹奏楽部に入っても大して努力しないから全然吹けるようにならないし英語ディベートをやってたわりに論理力も英語力も中途半端。毎日コツコツやりきることができない私は

          何を努力と呼ぶのか。

          わからなくても楽しいもの、わからないし楽しくないもの

          古今東西あまねく楽しむ美術館。 ごきげんよう、もくれんです。 美術館に行くときは、わかるとかわからないとかで考えるとつまらなくなるのでなるべく考えないようにしている。ムスカみたいに「わかる、わかるぞぅっっ」ってなる楽しみ方もあるよ、そりゃ。寓意とか聖書の知識とかね、あればそれだけ読み解けるものもある。でもそういうもんばかりでもないし、多分描いてる方も意味こめてる時もあれば、ない時もあるはず。「何が主題なんだ」と思ってめちゃくちゃ近寄ってタイトル見たら「無題」とか往々にして

          わからなくても楽しいもの、わからないし楽しくないもの

          前向きに自分を諦めたら道が拓けそうになった話。

          もくれんがさいてる。 ごきげんよう、もくれんです。 ここのところずーっとずーっと憂鬱に過ごしてたんですけど、もう自分のこと諦めようかなと思った。諦めるというか割り切るというか。完璧主義やめて割り切れたら楽になるのに〜と思いながら生きてきたけど「割り切るぞ、やー!」みたいなことはできなかった。小さな行動を変えていけばいいって言うけど、それが一番難しい。ラジオ体操すら習慣化できない私に無茶言うんじゃない!グロービス始めたのも、毎日コツコツ努力することを楽しめる私になりたいと思

          前向きに自分を諦めたら道が拓けそうになった話。

          はからずも老害になってしまった。

          書きたいことはないけど、もくれんではありたい。 ごきげんよう、もくれんです。 書いてないと私ではない、みたいなアイデンティティはもうないんだ。ないんだけど、俗世にまみれてると「もくれん」でありたいという気持ちになる。私の本質はこっちなんだってことにしておきたい。 そういえば植物のハクモクレンも近くでほころび始めている。梢の先でちいさなフクロウがとまってるような蕾を見るとかわいいねぇと思う。私はたいてい暗い気持ちで生きているので、小さな季節の変化や花が咲いて枯れてしていく

          はからずも老害になってしまった。

          「マティス 自由なフォルム」それは不自由から生まれる。

          自由はどこから生まれるのかな。 ごきげんよう、もくれんです。 ちょうどよく時間が空いたので国立新美術館の「マティス 自由なフォルム」を見てきた。(友人と見る約束をしているので、もう一度行く予定) まだ始まって間もないが、既に評判がよく気になっていた展示だ。去年、東京都美術館でマティス展をやっていて、それもとても良かったのだけど今回は油絵というよりもマティスが描いた壁画や舞台芸術が来ていた。 マティスが切り紙を使い出したのは大病を患ってからだそうで、今回のタイトルが「自

          「マティス 自由なフォルム」それは不自由から生まれる。

          自分に愛が注げなくて、雪ふりつむ。

          相変わらず孤独の三日月が心を照らしている。 ごきげんよう、もくれんです。 幸せと不幸せは、目標でもなければ、連続もせず、一瞬一瞬変化するし環境にも大いに影響を受けると知ったので、きっと1分後は笑ってるかもしれない。今日は営業メールの宛先が「もくれん様へ」ではなく「もくれんへ」で来て、その後しばらくしてからお詫びメールが届いていたのを夜気づいて笑ったし、その後、会社で飲み会の話をしているのを聞いて羨ましいなと思って寂しく思った。忙しい。ずっとずっと後回しにしていたメールを送

          自分に愛が注げなくて、雪ふりつむ。

          GLOBISに通い始めてモヤモヤしている話。

          通って、できるようになるなら苦労はない。 ごきげんよう、もくれんです。 この前、久しぶりに会った先輩に「そういえば、もくれんは出世するしかもう道はない、みたいなこと言ってなかったっけ?」と言われて「みんなよく覚えてるな」と思いました。時々「もくれんはかつてこう書いていた」と友人から言われることがあるのだが、びっくりするくらい私本人は覚えていない。「あ~~~、そんなこと言ってましたね、もくれんは!」と、まるで共通の友人が言ってたみたいな受け答えをしている。私のことなのに。

          GLOBISに通い始めてモヤモヤしている話。

          くよくよの波。/最後はバカが勝つ。

          寒かったねと私が言ったところで、梅の花は知らん顔。 ごきげんよう、もくれんです。 寒い寒い雪が降って、雪が降ると音が消えるんだったと思い出しました。雪だるまを作ろうと「ぎゅっ」と雪をまとめようとするといびつな形になってしまって意外に難しかったです。ふわふわの雪だるまってどうやってつくるんだろう。駅前には大きな雪だるまが、今日も一人佇んでいました。周りの雪が溶けてしまうとそこだけ異空間のようで少しだけシュルレアリズム。 そんな寒い寒い寒い日が続いていたもので、私は鬱っ気が

          くよくよの波。/最後はバカが勝つ。

          マリー・ローランサンー時代をうつす眼@アーティゾン美術館

          グレーの空だから、ちょうどいいね。 ごきげんよう、もくれんです。 東京はとても寒い、一面の曇り空でマリー・ローランサンを見るのにピッタリの1日でした。アーティゾン美術館で開催中の「マリー・ローランサンー時代をうつす眼」展に行ってきました。 私が持っていたマリー・ローランサンのイメージ 勝ち気でココ・シャネルと喧嘩した女。そんなイメージです。あのピンクとグレーの優しい絵の色調からは考えられないくらい、勝ち気で強い女のイメージが有る。その理由は、ココ・シャネルと喧嘩したエ

          マリー・ローランサンー時代をうつす眼@アーティゾン美術館