生理現象だもの

愚痴や悪口に似ている生理現象なーんだ

正解は

おなら

どちらも生きていれば

・自然と溜まってしまうし
・溜まったらどこかで出さないといけないし
・人に聞かれると恥ずかしいから、出すときに気をつかう

何か乱れている時のほうが、溜まりやすい点も似ている。脳腸相関、恐るべし。

こんなに似ているのに、なぜか愚痴や悪口に関しては、出すときに気をつけない人や、下手をすればわざと嗅がせてくる人までいる。

美しいメイクにブランドバックを持って、綺麗なおべべを着ているというのに、どこいった羞恥心。

出会い頭に握りっぺをぶつけてくる人に関して、私は相手のおならのことを基本「放屁」と呼ぶ。

これは、相手との間柄や自身のテンションに応じたアレンジが可能。

おならの呼称によって何が変わるかといえば、こちらのキャラ。
そのまま「おなら」や、「すかしっぺ」が適切なときもある。

「放屁」を使った場合は、金持ちケンカせずのスタンスを取れる。
「あら、放屁なさったのね」
私の場合は、相手に対してちょっと上から目線でかわすのが一番楽だと感じる。
嗅ぎたくないおならをうっかり嗅がされるときはコレに限る。

「おなら」を使った場合は、母性が目覚める。
「ちょw おならw」
なんなら、臭いで腸内環境を知ろうとする優しさや探究心が芽生える。
屁利きができるほど親しい間柄で使う。

「すかしっぺ」を使うのはあまり異臭がしない場合で、気づかないフリでやりすごす。

屁、とかでもいいのだが、自分のキャラが荒くなる呼称を使うと、屁のこき合いになる可能性がある。
「こいつ屁ぇこきやがった!去ね!」
これでは私も屁こきの仲間入り。

なので屁言葉はできるだけ美しいものをチョイスして、あとは相手の粗相としてやりすごすための妄想をする。
妄想をしながら何となく相槌を打っていれば、そのうち異臭はしなくなるし、相手はスッキリした顔で去っていく。

かくいう私は、相当な屁こきだ。
なるべく相手に粗相のないようにしたいけれど、どうしてもという場合は相手を選び、なるべく事前に腸内環境を整えてから出すように心がけている。

また、親しい人の屁利きをするのも、嫌ではない。生理現象だし、友人たちの腸内環境を整える一助になるなら喜んで嗅ごう。

つまり、おならという名の脳内毒素は、出し方にさえ気をつければ、絶対出したほうがいい。

なるべくなら自己完結したいけれど、無理なら相手を選ぼうねって

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