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バンカーパレスホテル(1989年:原作:エンキ・ビラル)【この映画紹介の外側に世界があるだって?バカを言っちゃいけないよ。おっと、誰か来たようだ】

フランスが誇るカルト映画。
終末戦争の時代。
指導者たちが逃げ込むために造られた、
地下数千階にあるホテル。

バンカーパレスホテル。

そこに逃げ込んだ指導者たちは、
ロボットたちにお世話をされつつ、
外の世界の終わりを待ちながら、
やがて内輪もめを始める。

テンプレSF映画のような気がするけど、
ありそうでない系統。

これと似てる。
ただヒトラー地下壕は良くて地下2階であり、
それに対してこちらは大深度ジオフロント。

かなり前に観た映画なんで、
あんまり思い出せないのですが。

↑ 動画での紹介があまり出ない昔の映画。

これまた考察がないとよくわからん系のエンディングです。
バンカーパレスホテルの中から脱出した生き残りは、
結局は外で、中にいた人物と再会します。
え?
なんでも外ではロボットたちが勝利したみたいなんですが。

この時点でもう解釈が3つくらいに分かれますよね。

いちばん最悪の解釈として、
これ全体が巨大な虚構だったというメタ視点映画だったという可能性。
まあ映画ですから、マジ虚構なんですが。
・・・は私の考えすぎでしょうか?

さすがはフランス。
ひとひねりでは終わりません。
5ひねりくらいは仕掛けてきます。
原作はフランスマンガ(バンドデシネ)です。

実は低予算映画なんですが、
廃墟感あふれる映像が、設定とよくマッチして安さを感じさせません。
設定だけで観る人を引き付ける。
そんな世界観でだいぶ得をしているんじゃないかなと思う映画です。

もしよければ、他の人の考察も知りたい。


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