見出し画像

【前編・妊娠判明】初めての妊娠、初めての流産

流産をするという経験は人生のなかでそう多くはない。はず。

この奇跡的ともいえる完璧に近い仕組みで作られている人体の身体で起こることはまだ医学的・科学的にもわかっていないことが多く、特に妊娠関連は「原因不明」や「人それぞれ」「運」という言葉がたくさん出てきました。

人それぞれだからこそ、自分自身の経験はどこかに書き留めておきたいと思い、今回noteに綴ることにしました。

「妊娠超初期の流産はお母さんのせいではありません—―」そう書かれていても、「いや、自分のせいだろう、あの時にあれを食べたから、あれが悪かったからかな」「自分でなんとかできないのかな」といろいろな感情と葛藤していました。

このnoteが誰のためになるのかわかりませんが、私自身、いろいろな方の流産の経験を見て心の準備ができ、学ぶことがありました。

長くなってしまったので読みにくいと思い、3編にわけました
前編:妊娠判明
中編:流産確定
後編:流産の記録

さくっと読みたい方は(後編)の最後にある【今回の経験から学んだことや教訓】を読んでくださいmm

こういうケースもある。こういう経験をした人もいた。という事実が、誰か必要としている人がいたとしたら、届きますように。

※「いよいよ。」以降にお伝えする流産の様子は血などの表現を交えて書いているのでご注意ください※


妊活開始:妊活は平均して半年かかるというけれど

仕事に追われる日々を過ごし、あっという間に月日は経ち、幼いころから一つのマイルストーンに置いていた子供を持つ時期に突入。

年始の空いている時間に、そろそろ子どもづくりのことを考えようと妊活について調べ始めました。
そうしたら子作りには平均して半年かかるという事実を知ることに。

日ごろ避妊に関して気にしていたので、妊娠はすぐしてしまうものなのだと思い込んでいたので「意外と時間かかるのか…!」と私は若干焦りました。

夫に調べたことを共有し、今から妊活を始めよう!と妊活を開始。

毎日リモートで朝から夜までパソコンの前に座ってで仕事をし、疲弊しては気分転換にお酒を飲むことが日常でした。

妊娠したらお酒を飲めなくなるから、と、妊活は開始したものの、買いためていたお酒(主に日本酒)をぐびぐびと毎日ペース良く消費しながら、食べる食材に気を使い始めたり、生活習慣を見直したりし始めた妊活2か月目。

「・・・あれ、生理がこない」

いきなり妊娠の可能性が浮上。

妊娠判明:検査薬で陽性反応 :) すっかり妊婦気分

妊娠検査薬を使う翌週まで、どきどきしながら待つ。
いつもはあっという間に過ぎる1週間が長く感じる。。

生理予定日から1週間を過ぎ、ついに検査をする日!

ドキドキしながら説明書通りにやってみると、、、

陽性反応の線が浮き出てこない。

あれ?
生理が1週間も遅れることはなかったので妊娠じゃなければ病気なのかな?
ちょっとショックな気持ちと同時に、やり方間違ったのかもと翌日試してみることに。

もう一度翌日検査すると、くっきりと陽性反応が…!

正直すっごくうれしかった。すぐに夫に報告すると、「やっぱりすぐ妊娠するじゃん」と夫も笑顔で喜んでくれました☺

早速近くの産婦人科を調べ、6週目ごろに予約して受診してみることに。

ネットで今の週数と子宮のなかではどんな様子なのかを調べたり、妊娠したら気を付けること、いつ頃産むのかなど、心のなかではもう妊婦気分で、わくわく!

妊娠超初期:想定より短い週数が告げられ不安に


産婦人科に行くと、「袋があるので妊娠してますね」と言われ、やったぁ!
・・・と思ったのもつかの間「この大きさだと4週目くらいです」と先生。

6週目後半で胎芽(小さい赤ちゃん)が見えてもいいはずなのに、胎嚢の袋しか見えず、2週もずれていた。頭の中では「ほんとうに?あれ?あえて長めにあけてきたのにおかしいぞ?」と困惑。

今の時点では成長が止まっているのか、ただ遅いだけなのか判断できず、2週間後再度受診することに。
次の診察まで成長しているかわからないとおもうとこの先さらに長く感じる。そして緊張する。

お酒はもちろん、生もの全般や(大好物の)お寿司は控え、食事に気を付けて過ごしていた。今の時点ではつわりの症状なのかわからないけれど毎日昼寝をしないとだめなくらいの眠気はありました。

眠気だけのつわりなんてあるのかな…?

==中編に続きます==


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?