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【中編・流産確定】初めての妊娠、初めての流産

前編の続き。
つわりが眠気しかないことに疑問を感じていました。そしてついに、、


流産確定:諦めていたけれど現実になると悲しい

少し希望を抱きながら妊娠・出産の情報を集めつつも、あまり期待しすぎるとショックが大きくなってしまうと思い、もしかしたら今回はダメかも、という自分を守るためなかば諦める感情も時折混ぜ、次の健診まで通常通り過ごしていました。

―――1週間が過ぎたある日、不吉な夢を見ました。
大量の血の塊がトイレのなかで出てきてしまうという夢。ほんの一瞬だけど、すべてがすごくリアルで、本当だったのかと思っちゃうくらい。
この夢を見て、ますます自信を無くしました。

前の健診から2週間後。。

「あー、成長していないですね」
前回とほぼ見た目が変わってなく、成長していないことが発覚。

つわりが軽かったことや最初から2週間ほどずれていたこと、血が出る夢を見て半ばあきらめていたので、「やっぱりか。。」という気持ちでしたが、夫も楽しみにしてくれていたので成長していないと知らされた時はなんと答えればいいかもわからず「はぁ。。。そうでしたか」と言葉にするだけでやっとでした。
ただただ悲しかった。。

通っていた病院では自然流産を推奨しているけれど、自然に出てこなかったら手術をするとのことで、その際に必要なデータを採るための検査をしてその日は病院を後にしました。
(確か血液とおりものの検査?だけなのに自費で約2万もしました。結果的にこの検査結果を使う日は来ず、結構痛い出費だったので、これはできれば断りたかった。。)

流産の事実と予想していなかった大きい出費にダメージを食らいながら、
結果を心配をしてくれていた母に電話で報告し「残念だったね」と言われ、周りに気づかれないように涙を流しながらとぼとぼと帰路に就く。

帰宅して夫に伝えると、「うそでしょ?」と信じられない様子。
冗談を言っているのかと思ったみたい。

「ほんとうだよ、」楽しみにしていたころの会話を思い出し、また涙が。
「そっか…悲しいけど、今回は残念だったね」と寄り添ってくれて、慰めてくれたおかげでなんとか心が落ち着きました。

流産まで:予測不能な日々

流産が確定した後がさらに未知の世界へ突入した気分でした。

病院によってはすぐに手術をしてきれいに摘出するところもあれば、自然に排出されるのを待つケースもあるようで、どっちが今後を考えて最善なのかひたすら調べました。

結果的に自然流産の方が今後も妊娠しやすくなると私の先生は言い、2~3週は自然に出てくるのを待つことに。

それから3週間弱は眠気がたまにあるくらいでやっぱりつわりはない。と悲しくなりながら、なにが悪かったんだろう、どうしたらよかったんだろう、と「流産 原因」をずーっと調べていました。
(調べたところでなにもできないんだけれども)

※このあとから自然流産の経過をお伝えしますので不快に感じられる方はご注意ください※

そしていつ来るかわからない出血を待ちながら、「自然流産 いつ起こる」など、平均して何週目に出てくるのか、来たときはどうするのかを調べました。

11週目
11週に入ると、茶色い血がほんの少し出始め、1週間は1日に1、2回夕方に腹痛と少しだけ茶色いおりものがでる程度。そろそろか、と身構えながら過ごします。

いよいよ、流産の日が近づいてきます。

==後編に続く==

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