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下関のゲストハウス "uzuhouse" 宿泊体験記

2019年10月下旬、北九州から下関に足を延ばしてみました。

今回はSagojoというサイトで(お手伝い等をすれば)無料で宿泊ができると知り、そのサービスを体験すべく訪ねました。

この旅は(私にしては珍しく)ノープラン。下関に2泊する宿だけ抑えてある状態です。

宿泊場所はuzuhouseというゲストハウス。
私にとっては初めての国内ゲストハウスでの宿泊体験だったので少しドキドキ。

今回はこの無料宿泊サービスの体験談をメインに書きます。

下関に到着

uzuhouseがある下関までは、博多から電車で2時間弱。
港のそばにある、大型商業施設と連結された駅に到着しました。

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駅周辺の雰囲気

ヤシの木が道路わきには立っており、「海沿いの街」っぽい雰囲気がありました。駅周辺では磯の匂いはなく、バスのロータリーや歩道橋、モール、マンション、家などがあり良くも悪くも?日本のどこにでもある町。

駅からuzuhouse までバスで約10分徒歩で約40分とGoogle mapに出ていました。街の雰囲気も知りたいので歩くことに。

10分ほど歩くと、海が見えてきた。少し緑がかった海。

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近づくと磯の香りがします。船もたくさん浮かんでいて、いかにも港。

大きな貨物船や漁船、門司港とをつなぐフェリーが行き交っていました。

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歩道から見える景色

ひたすら海に沿って歩きます。
夕方で曇っていたので全体的に暗い時間帯でしたが次第に歩道は広くなり、小綺麗な雰囲気に。

途中、水族館、遊園地、カモンワーフや唐戸市場を通り過ぎました。

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イギリスからはるばるやってきた2階建てバス

おしゃれなイギリスからきたレトロなバスまでありました。

のんびり40分ほど歩くと、uzuhouseに到着。

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uzuhouseの外観

uzuhouse到着

uzuhouseは2016年頃にオープンしたばかりのゲストハウスだそう。

ここは宿泊だけではなく、軽食やコーヒー等のドリンク、アルコールを提供しているカフェや仕事に使えるシェアオフィスが併設されていて、多くの人が利用しています。

中に入ると、壁にはおしゃれなデザインが。

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エントランスの壁

フロントでは宿泊のチェックインやカフェの注文、シェアオフィスの受付ができます。観光情報も教えてくれます。

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フロント

雑誌や写真、周辺のガイドマップが置いてあり、とてもおしゃれな雰囲気。

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2階は海の見えるソファテラス付きのカフェスペース。

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窓からは海が見えるカフェ兼ワーキングスペース


(窓の外には海が見えるのですが逆光で写ってませんね。。)
ぜひ実際に見に行ってみてください。^^

3階は個室と広いフロアスペース。
海を見ながら朝ヨガを開催することもあるそうです。


チェックインを済ませ、お部屋に案内していただきました。

部屋の種類は男女共用と女性専用のドミトリー、そして個室の3種類があります。

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ドミトリー

女性は8人部屋です。

<良かったところ>
・ベットの入り口はカーテンで中が見えないように仕切られている
・布団、シーツ2枚、枕、枕カバーそれぞれ洗ったものが用意されている
ライトがベットの中にある
・ベットは木で仕切られているので、音漏れが少ない
・木製なので上に人がいても軋む音がしない

海外のゲストハウスはステンレス製のベットだったので動く度に軋み、動画を見ている人や電話をしている人の音が漏れがちでした。
ベットの中は丸見えで掛け布団も洗ってるのかな?というものがほとんどだったのでその経験から比較すると自分のスペースも確保でき、清潔で安心。

トイレとシャワーは男女別フロアで清潔に保たれてます。
女性はシャワー室(シャンプー・リンス付き)が2つあり、ドライヤーも2つありました。
*バスタオルは持参

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洗面所


最上階には共有キッチンがあり、麦茶がサービスでいただけます。

さらに最上階の外はなんと宿泊者専用で海が見渡せるテラスがあり、お茶したりのんびりしたりと、絶景を眺めながら贅沢なひと時が過ごせます。

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テラス
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夕日を浴びながら友人とビールを片手に

下関名物 『瓦そば』 パーティー

この日の夜はたまたま毎月2回実施している「瓦そばバーティー」のイベントが開催される日でした。

宿泊者のみならず、地元の方や観光で訪れた方、いろんな人がわらわらと集まってきました。

uzuhouseのスタッフさんが準備・下ごしらえをし、みんなで麺と具材をホットプレートの上で焼いて食べます。

今回はsagojoのお手伝いの一環で下ごしらえのお手伝いをさせていただきました。

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みんなで瓦そばを囲みます

瓦そばのつけ汁の味は家庭によって違うらしく、初めて食べた瓦そばはリピートしたくなるくらいとても美味しかった〜!

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麺の上に肉や卵、のり、野菜、そしてレモンをのせます

いい匂いが漂ってきた頃、ソフトドリンクで乾杯

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自分たちで焼いた瓦そばを食べます。

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パリパリに焼かれた麺と柔らかい麺で食感の違いが楽しみながら、醤油や出汁ベースのお肉を漬け込んだつけ汁との相性が抜群で、本当に美味でした。

美味しい料理とともに、会話も弾みました。
何度も参加している地元の方や、2年ぶりにuzuhouseに訪れた外国の方、観光で下関を訪れ初めて参加する方など、いろんなかたとざっくばらんに話すことができ、とてもアットホームな雰囲気でした。

1日目終了。とっても充実してました。

2日目はもう1泊分のお手伝いを朝10時からさせていただきました。
スタッフの方が親切に教えてくれ、布団やベットの掃除、全フロアの床掃除と窓拭きなどをしました。

毎日丁寧に掃除されてるから綺麗なんだなーと納得。お世話になるのでちゃんと自分でも綺麗にさせてもらえて気分もスッキリ。


新鮮なお寿司が食べれる!『唐戸市場』

uzuhouseから徒歩5分に、唐戸市場があります。

ここの目玉は、金・土・日の朝から行われる「活きいき馬関街」と呼ばれるお寿司の販売イベント。

<開催時間>
金曜・土曜:午前10時〜午後3時
日曜:午前8時〜午後3時

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唐戸市場

これは土曜日の10時前に下見に行った時の様子。すでに売り始めていて、意外と多くの人が!

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各店舗ごとに好きなお寿司を選び、清算します。

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お店によってネタの種類も様々。どれもネタが大きくてツヤツヤしていて眩しい…!
ここの名産品はフグなので、ぜひフグをお試しください。

また、お寿司だけでは無く、汁物揚げ物も売られています。
エビフライが特に人気でした。

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市場の中でも一番海沿いにあるお店が大変人気があり行列ができていました。(並ぶといっても商品を選んですぐ購入できるので列は動いてます)

購入後は施設の2階か、外に海を眺めながら座るスペースがあるので多くの人は買いたてのお寿司や揚げ物をもって外にでて、家族や友人とわいわい食べていました。

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スペースが上手く活用されていて、人混みが苦手な私でもそこまで不快に感じませんでした。海風に吹かれながら食べるお寿司がまたおいしく、とても清々しい。

*お得な情報*

ちなみに・・・閉店間際の午後2時以降はお寿司がとってもお得に売られています!
1貫200円前後なのに、6貫で500円や、3パックで1000円で売っていて破格です。笑

ただ、セットのお寿司はランダムに入れられているので自分の好きなお寿司は個別に買うことをお勧めします。人気なものは早めに売り切れてしまうのでそれも注意が必要です。

私もセール時にセットと個別、それぞれを購入し、uzuhouseの屋上で海を眺めながら贅沢にいただきました。

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テイクアウトしてuzuhouseの屋上でペロリ

実は朝の下見の際にも思わずいくつか食べてしまい、この日は朝も夜も海を眺めながら新鮮なお寿司をたくさん堪能できました。

他にもuzuhouseの向かいには赤間神宮、徒歩圏内にかの有名な壇ノ浦の戦いの古戦場や、歩いて九州までいける関門トンネル人道、下関駅周辺には明治・大正期の建物めぐりなど観光スポットも数多くあります。

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赤間神宮
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壇ノ浦古戦場
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今回は行けませんでしたが、綺麗な夜景をみるクルーズツアーなど様々な昼夜の海峡クルーズツアーがあるようです。

ノープランながら、とてものんびりと楽しめました。

最後に〜uzuhouseの良かったところ〜

今回、国内で初めてゲストハウスに宿泊したのでドキドキでしたが、結果は大変満足しました。

<宿泊>
・部屋のドアにオートロックあり
・全体的に清潔
・トイレ、シャワーも混雑しない

<サービス>
・スタッフの皆さんがとてもフレンドリーで親切
・レンタルサイクルあり
・洗濯機も使用可能(有料)
・冷蔵庫、キッチン使用可能
・イベントで人と繋がれる

<立地>
・観光スポットへのアクセスが良い
・バス停も近い
・テラスから絶景が眺める!
・駐車場あり

全体的には大変満足なのですが、シェアルームだと寝るタイミングが皆さん違うので早い時間に寝る私にとっては厳しいなと感じることも。
(早寝早起きすぎて集団生活に不向きな人なんです)

夜遅くに帰って来てシャワーを浴び、話し声が聞こえ、寝れない。。
割り切って起きて本を読みましたが、やっぱりこれはしょうがないですね。

いくつか個室もあるので、家族や友人、カップル同士で宿泊も可能です。


皆さんもぜひ下関に、そしてuzuhouseに訪れてみてはいかがでしょうか?


**最後まで読んでいただきありがとうございます**




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