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百冊挑戦101冊目と102冊目の選択と考察

年末もあと残すところ3日。百冊読み切ったぞ〜!

正直、最後の15冊は、そこにある本を手当たり次第手に取って読む。に終始した。昔買って読まずにおいた小説とか、読む時間がなくて積んでた献本とか、いつもなら絶対手に取らないエッセイとか。

だって、残り20日きってたから。

8月を恨むよ。一冊も読まずに遊び呆けていたあの夏の日々を。ペース配分大事。

コツコツできなくて、最後3日残してなんとか最後テキトーにでも帳尻合わせる。すごく自分の性格を表してると思う。本質的じゃなくてごめん。数字にだけこだわってごめん。反省するよ。

でも。読み切ったよ。偉いよ自分。

百冊挑戦してよかったこと。

集中力が高まった。(気がする)
孤独を感じなかった。(通常、周りに人がいても孤独)
小説をたくさん読めた。(仕事に関係のない本を罪悪感なしに読む贅沢)
ストレスから解放された。(仕事を続ける上で最も大事だと信じてる事)
一緒に本を読む仲間と友達になった。(リアルでは一度も会えてないけど)

百冊挑戦してよくなかったこと。

質より量。(だからこそ普段会えない本にも会えたんだけどね)
急ぎすぎ。(いや、あんたこの本の書いてる意味わかってんの?って自問)

百冊挑戦で分かった自分の事。

アウトプット苦手。(Note毎月とか無理だった)
哲学の知識が全くない。(バックグラウンドないと読めない本に出会った)
紙の本が好き。(そういえば私、元書籍編集者だった。と思い出した)

百冊挑戦で気がついた事。

世の中には紙の無駄な本もたくさんある。
世の中には素晴らしい本がたくさんある。
本を読むことは究極の贅沢で心が豊かになる。(気がする)

101冊目と102冊目。

さあ、年末年始に読もう。贅沢に時間を過ごそう。

年末年始にじっくり時間をかけて読む本。

一冊はハンナ・アレントの「人間の条件」。哲学書が全く読めない〜!と騒いでたら百冊挑戦仲間の山崎亮さんが勧めてくれた。読み出したらこれは読める。百冊も終わって時間があるからじっくり時間かけて、するめのように噛み締めよう。読み終わった頃には今よりも思慮深くなれる。に違いない。

人から書籍を勧めてもらって読むという経験もこれまでになかった醍醐味。書店「無用之用」のクラウドファンディングに参加して、店長に選書してもらった本を読むのも、自分では絶対選ばない書籍との出会いが新鮮だった。

もう一冊は去年末に買って、何章か読んだまま放置していたマーロン・ジェイムズの「七つの殺人に関する簡潔な記録」。放置した理由は分厚いから。小説としては面白い。多分。途中までは面白かったから期待大。ブッカー賞も受賞してるし。他にもいろいろ受賞してる。受賞してるから面白いはず。

2022年はどうするか。

2022年は数を限らずに読むことにする。大事に本を選んでじっくり読む。でも、読んだ本は今回のように写真だけでも撮って自分のアルバムにしまっていこう。文章でアウトプットできなくても、せめて読んだことを忘れないように。そして、時々人に選書してもらおう。

映画100本観るもいいなあ。来年は百本挑戦しようかな。今年は映画もたくさん観た。

最後に百冊挑戦とは

一年間で本を百冊、仲間と一緒に読むというプロジェクト。毎月一度Noteにアウトプットして、イベントも毎月一度やりました。このイベントは書店「無用之用」と「BOOK LAB TOKYO」の協力で開催されました。


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