AI生成画像時代の創作
ポップカルチャーにルールは無い、面白ければ何でもあり。面白いものに理由は無い。
伝統芸能と違って守って伝承していくものでは無くて、絶えずぶっ壊しては新しくしていき、進化していくものだと思う。だから僕は、自分でもちょっとだけ絵を描くけど、AIには寛容的。
AIでマンガを作るとしたら、アニメ絵よりも写真マンガの方が面白い。
写真マンガって普通の漫画よりも、作るのは簡単。どうして皆んなやらないのか不思議なくらい。別にAIを使わなくても、日常漫画だったら数人の友達同士で写真マンガを作れる。写真を撮って、それを画像編集アプリでコマ割りしてセリフを乗っければ良いのだから。デビュー前の女性アイドルとか写真マンガを作れば良いのに。写真マンガの専門家は、まだいないけど。
さて、Xにこのところ連投しているAIマンガ
《 異世界で小さなおじさんと尻相撲 》
小さなおじさん達の中央神殿の前まで侵攻してきた鬼婆達の操る大カマキリに、ひとりの小さなおじさんが気功砲を持って、立ち塞がった。AIでは上手く出せなかったので、ここは補足が必要。気功砲とは、コブラのサイコガンの義手機能を省き、バズーカー砲タイプにしたものだ。精神エネルギーを増幅させて重量子線ビームに変換して放射する兵器だ。
これはけっこう雰囲気ある映像になっていると思う。全然違う目的で生成された画像を交えて編集している。気に入ってる場面。
気功砲の内部メカニズムが動き出して、重量子線を放射しているところだ。
カマキリのカミキリ、、カミキリのカマキリ、、あっ!どっちでも意味が通じる。紙人形では合成が見られる上手くいかなかったので、ここだけ手書き。いいってことよ。
小さなおじさんの思いがけない反撃に苦戦しているカマキリに、妖術使いの老婆は《 念 》を送った。カマキリの力が増大してきた。
色々な種類の画像が混在しているけど、いちおうストーリーは連続していて統一した世界になっている、ではないでしょうか。
念を入れられてカマキリのパワーは増大!
気功砲の重量子線を跳ね返してきた。逆流していたパワーにおじさんの頭は沸騰、髪の毛が毛根ごと宙に飛び散って、開いた毛根から蒸気が吹き出た。
テキストで画像を生成しているのではなくて、生成されてきた画像に合わせてテキストを考えてます。
これをね、何処かで一度やってみたいとチャンスを待っていたんだ。参考文献はジョジョのか奇妙な冒険。
写真マンガを一番見る機会があったのは、実は3流エロ雑誌。エロ雑誌と言えども、ヌード写真ばっかりと言う訳にはいかないので、読む記事もある。記事はちゃんとした雑誌や新聞の記者が副業でやってる事もあるらしく、勤め先のメジャーな雑誌や新聞には、とても書けないネタをここに書いてる事もあるんだ。
写真マンガは企画ページとして、たまに載っている。ストーリーは単純なものだけど。
数ページに及ぶ写真マンガを初めて見たのは、そんなエロ雑誌だった。
これは面白いと思った。内容では無くて表現方法が。そんなに沢山のエロ雑誌を見ていた訳では無いので、具体的な事は分からないのだけど、一時期エロ雑誌は、そこに寄稿していた人達による実験的な表現作品を色々と見ることが出来たらしい。
誰だったか忘れたけど、アメリカの有名な作家、スティーブ・キングだったかな?も最初はエロ雑誌のヌード写真とヌード写真の隙間に、創作の発表の場を得ていた。
3流エロ雑誌に発表されて、人知れず消えていった実験作品をもっと見たかった。
これは編集する前のマリコのAI生成画像。これに背景を合成したものをコマ割りの中で使っている。日本人の若い女性の平均顔かな。
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