記録をつけておこう、未来の自分のために
夏休みに入り、毎日ドタバタしているはずなのに、何かをやったという達成感が薄い。どうしてなのかと、ここ数日考えていたのだけど、たまたま読み返していた『小さいノート活用術』で気づいた。
この本の中で「デイリーログ」を書いている人がいて、そのログには予定や、その日にやったこと、出来たことなどが書いてあった。そのやったこと、出来たことは、例えば「文庫本→半分まで読んだ」など、詳細なものというよりは覚書のようなものだけど、それでも、本を半分も読めた日という記録になるので、これがとても良いんじゃないか、そして私に足りなかったものはこれなのでは?と気づいたのだった。
私自身、もう何年も日記を書いているのだけど、日記にはその日にあった一番大きな出来事を書いてしまいがちだった。けれど日々は、その大きな出来事だけで成り立っているわけじゃなくて、小さなことの積み重ねがたくさんある。その小さな積み重ねだって、その日の自分ががんばったことであり、記録として残しておけば、自分のがんばりが可視化されるので、後々の自分にとってプラスになるのでは?と思ったのだ。
そんな当たり前のことを記録してどうするの?ということでも、記録しておくことで未来の自分がはげまされることだってあるはず。というか、以前の私はそういった記録をずっとしていて、過去の日記を眺めていると、その時の自分のがんばりにビックリすることが多々ある。
月日とともに面倒にもなって、詳細な記録は残さなくなったけれど、達成感を感じられない自分のために、もう一度、詳細な記録をつけておこうかと思い始めている。面倒にならなければだけど(ここが一番の問題点)。
読んだ本についても、読み終わってから感想を書くのではなく、その日に読んだところまでで自分なりの感想を残しておこうと思ったのだけど、それってこのnoteでやってるじゃん!と気づいて笑った。そうだった、もうやってたんだった。
ということで、最近の読書。
今のところ、これがビブリアシリーズの最新刊らしい。途中までの読んだ記録を書こうかと思ったけれど、面白くて集中して読んだせいか、あっという間に読了してしまった。
この本の中で『ドグラ・マグラ』の話があって、『ドグラ・マグラ』が三大奇書のひとつということは知っていたけれど、そもそもどういう内容なのか知らなかったので、『ビブリア古書堂の事件手帖』でわかりやすく説明されていて、それがとても良かった。
非常に興味をそそられた『ドグラ・マグラ』だけど、精神的におかしくなるとも言われる作品を読む勇気が私にはなくて、でも『ドグラ・マグラ』は10代の子たちにも多く支持されていたという話があって、その年齢でも読むことが可能なのであれば、私もいけるかな?それとも私の精神年齢の低さではアウトかな?といったことを考えていた。うーん、でも気になる。
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