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Barber Shop

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米国のBarber Shop(床屋さん)の写真を撮っています。散髪ケープを身に纏った男性は、どんな強面な人でも完全受け身な状態です。そこから垣間見れる、その人の本当の人間性に魅力… もっと読む
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雨の日のBarber Shop

今日はどんよりとした曇りの日でしたが、いつものようにEdgewood AVEをフォトウォークしました。そしてBarber Shopでも撮影を楽しみました。 撮影中、雷が鳴り土砂降りの雨が降ってきました。撮影が終わった後、車まで走って戻る途中、すってんと転んでライカレンズにダメージを負わしてしまったのは、先日noteに書きました。 同じライカのレンズフィルターをB&Hで注文しましたが、$145は高いな〜と感じました。レンズフィルターは、安価なものならば$20以下からあります

Barber shopのディープな世界

いつものBarber Shopを立ち寄り、今回は初めて2階を見せてもらいました。ここは、Barber Shop閉店後にイベントなどで使われるラウンジのようです。窓が少ないせいか、暗くてミステリアスな空間になっていました。ここをスチールリムの開放F1.4で撮影すると、水彩絵の具で書いたような滲みによって、このミステリアスな雰囲気を上手く描写してくれました。 彼は床屋だけではなく、DJやアーティストなど様々なタレントを発揮しています。後ろの大きなキャンバスのペイントは彼が描いた

ブローニーポジフィルムで撮ったBarber Shopと、MAKINA 670のストラップ

ブローニーポジフィルムのKODAK Ektachrome E100で撮影した写真が上がってきました。このフィルムで撮影した写真は、油絵のようなリッチな色彩が魅力的で、いつもワクワクします。このフィルムに出会ったことに感謝です。高いですが、、、 カメラ:Plaubel Makina 670 レンズ:NIKKOR 80mm F2.8 フィルム:KODAK EKTACHROME E100 現像:The Darkroom スキャン:CANON EOS 5D Mark IV / EF

Barber Shop in Gardena

ロサンゼルス・ガーデナ市のダウンタウンにあるBarber Shopに、飛び込みで撮影させていただきました。KODAK Proimage 100の自然な描写が気に入っています。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) フィルム:KODAK ProImage 100 現像:The Darkroom スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE スキャンソフ

煙草とBarber Shop

Edgewood AVEのターンテーブルがあるBarber Shopの前を歩いていたら、中から床屋さんが手を振ってくれたので遠慮なく入りました。お客さんも気さくな人で、色々と話が盛り上がりました。 今日は、煙草を吸いながらのカットでした。日本だったらありえない光景ですが、こういうのが許される、おおらか雰囲気は今の時代では貴重かもしれませんね。 カメラ:LEICA M10-P レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Editi

その場の印象と違うBarber Shop

Edgewood AveのBarber Shopで、Makina 670を使って撮影しました。KODAK EKTACHROME E100はISO100なので、室内で撮影するには厳しいかなと思っていましたが、問題なく撮影できました。レンジファインダー機のMakina 670のシャッターが静かな挙動であるのと、f2.8という明るいレンズが大きいと思います。 感じたのは、自分が実際に見たBarber Shopの雰囲気と違うということです。自分の劣化した目のせいかのかもしれませんが

日本人庭師の町 Gardena

ロサンゼルスにガーデナという町があります。ここは、もともと日系移民が多く住んでいて、日本人ならではの手先の器用さを活かして庭師が多かったそうです。その庭師(Gardener)が多く住む街として、Gardenaと名付けられたと聞きました。今でも日本人が多く住んでおり、NIJIYAや東京セントラル(ドンキホーテ)など、様々な日系スーパーやレストランがあります。一方、ガーデナの小さなダウンタウンは全く日本的な要素はなく、ほとんどメキシコといった様相です。今日は、そこを少しフォトウォ

Edgewood Aveは歴史の宝庫

Edgewood Aveでのストリートスナップは、晴天よりも、むしろ曇天や小雨が降るくらいが丁度良いです。 元々ここは南北戦争直後に開発が始まり、成功した裕福な人たちが集まっていた場所でした。しかし、1950年代に裕福な人は郊外に移り住み、人種隔離政策も相まって一気に衰退し危険なエリアになりました。同時に、この地域は公民権運動の指導者になったマーティン・ルーサー・キング牧師の活動拠点の一つになりました。黒人にとって、彼らの権利、つまりCivil Rights Act (公民

Barber shop

ターンテーブルのあるBarber shopに、前回撮影した写真のプリントを持って入ると、いつもと違う店員さんがいました。しかし、私のことは”いつも来るフォトグラファー”として認識しているらしく、ありがたいことに全く違和感なく迎えてくれました。写真撮影も快諾してくれました。 Barber photoの魅力といえば、無防備性でしょう。どんな屈強な男性でも散髪ケープをすれば、相手のなすがまま、まな板の上の魚となり、その人の素の姿を垣間見ることができます。その魅力からBarber

Barber shop <LEICA M10-P>

フォトウォークしていたら床屋がありました。実は、どこ行ってもメンズの床屋が独特な雰囲気なので、以前から気になっていていました。特に黒人の床屋はゴージャスな雰囲気で溢れています。今日は、思い切って店に入り撮影したいとお願いしたら、床屋さんもお客も快諾してくれました。 近くに別の床屋があったので、同じく飛び入りで撮影をお願いしたら快諾してくれました。アメリカンフラッグのカットケーブが格好良いです。 マッチョな男子がカットケーブを羽織っている姿って、何か良いですよね。機会があれ

Barber shop <週末自家現像>

Barber shop <週末自家現像>

Barber shop <週末自家現像>

LEICA M10-Pでは、ズミルックス 35mm f1.4 スチールリム復刻版が常用レンズですが、LEICA MP 0.72の35mmは現行モデルのズミクロン 35mm f2を使っています。このレンズは、普通に開放から切れ味があり、とても素晴らしい写真が撮れます。 スチールリム復刻版のようなじゃじゃ馬感がなく、安心感があります。スチールリム復刻版を手に入れた時、このレンズを手放そうと思っていましたが、思いとどまって正解でした。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:

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Barber shop<週末自家現像>