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耳読書 Audible もっと耳がほしい

 最近夢中になっているものをお伝えしたい。
それはAudibleです。Audibleがリリースされた時は無料期間があった(かもしれない)ほんの数日聞いてはみた。ダウンロードしたのはもちろん、大好きな川端康成の「掌の小説」だ。硬い。しかしほとんど使うことがなかったので解約をしてしまった。「掌の小説」は持っていてうれしいものだ。

川端康成は短編を「掌の小説」とした。それを耳で聞くAudible体験は、いわば耳の小説と言えると言いたいがそれには無理はあるから突発的な思いつきとしたい。

課金をしはじめたのは、息子との会話からだった。息子は理系なのに小説が好きで「最近はなにを読んでいるの?」と尋ねたら「専らAudible」と返ってきた。移動しながらでも「話」に入り込めるからだという理由らしい。たしかに。

そういえばわたしも視力がガン落ちで読書もなかなか進まない。そうか、耳があったのか。しかしそうなると音楽は聞けない。耳がもっとたくさんほしい。

そんなことで先月、課金をはじめ5冊ほど完聴した。

世界が変わった。

 素晴らしいオーディオブックプラットフォームAudibleは私にとって革命的な変化をもたらした。啓発本を聞くためにコートを羽織り、スニーカーの紐を結び寒空に散歩に出る。あてどもなく歩きながら(時間はいまのところある)聞く。聞くと「今日没頭できたもの」リストにいれたくなる。散歩の満足感があがる。

 一番の魅力は、時間と場所に縛られない「耳で読書」の体験は、狭い電車の中でもAirPodsだけ耳にいれておけば、ページを捲る手間がない。化粧しながらでもキッチンでも聞いている。

驚いたのが自分のチョイス。書店では選ばない啓発本やハウツー本を「ライブラリー」に入れた。読まないであろうジャンルを耳で聞くことが新鮮だったのだ。
街歩きには、人間関係how to本がちょうどよい。

豊富なジャンルの本が揃っていて、あと子供向けの各国の神話や、韓国語の子供向けの話なども聞く。わかる単語がでてくるとこれまたうれしい。

また「声の役者さん」に関して知識はないのだけど、朗読される声優さんたちの能力と労力に拍手を送りたい。

最近は特に、会話について、また文章力についてのビジネス書を聞くのがとてもたのしい。

また、Audibleでは毎月1冊無料で本を選べる会員特典もあるので、経済的にも魅力的だ。またAudibleOriginalもある。これまで手に取ることが難しかった名著やベストセラーに手軽にアクセスできるのが魅力でもある。

直木賞 万城目学「八月の御所グラウンド」もよかった。電車の中で、聞きながら涙が出た。切なかった。
これもサブスク内の作品であり大変なお得感がある。


この耳で読む、新しい読書体験を通じて、私の日常がより豊かで充実したものになっています。Audibleを使うことで、忙しい毎日でも知識を深め、心に響くストーリーに触れることができます。耳で読書を始めたいと思っている方は、ぜひ一度試すことをおすすめします。

🔸面白かった
・厚切りジェイソン「ジェイソン流お金の増やし方」
・佐藤政樹「人を「惹きつける」話し方特別版」
・ひきたよしあき「博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ」

現在、聴書中なのが「ゆるFIRE」である。


ヘッダー画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。
とても素敵ですね!

もいこ


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