見出し画像

F-16参戦でロシア敗北?

◉F-16ファイティングファルコンは、自分が小学生の頃にはすでに、実践配備されており。海軍の F-14トムキャット、空軍の F-15イーグルと並んで、人気の機種でした。でも、まさかここまで ベストセラー機になるとは思わず。この機種がウクライナに投入されれば、ロシア空軍は完全敗北し、制空権を失って戦争は終結すると言われています。

【F16戦闘機で「ロシアは敗北」】神奈川新聞

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日の動画声明で、欧州諸国が供与する見込みのF16戦闘機は「ロシアが敗北するしかないことを示すものになる」と強調し、ウクライナへの導入をできる限り急ぐ考えを示した。

 イラン国民に向けて「なぜロシアのテロの共犯者になろうとするのか」と呼びかけ、ロシアに無人機(ドローン)を提供しないよう訴えた。

https://www.kanaloco.jp/news/international/article-992139.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、F-16ファイティングファルコンの写真です。なんでもあるんですねぇ。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

■望月衣塑子記者の軍事音痴■

F-16といえば先日、望月衣塑子記者が軍事音痴丸出しなツイートをして、失笑をかったのですが。日本の自衛隊が所有しているF-2戦闘機は、F-16をベースにしていますが 日米で共同開発され、主翼や尾翼の面積も異なり、壊れている素材も炭素繊維 などを使って大幅に重さが減っています。別物の戦闘機です。そもそも島国の日本においては、敵が侵攻してきた時に迎撃する目的で、対艦性能が高いタイプで、ウクライナももらっても困るでしょう。

彼女の場合、Twitterのプロフィール欄に『新聞記者。東京地検、社会部で武器輸出等取材。著書に「武器輸出と日本企業」「新聞記者」など』と書いてるので、さらに痛々しいですね。F-16とF-2を間違えたと言い訳していますが。F-2の製造ラインは、とっくに閉じています。さらに東日本大震災の津波で、何機かダメにしていますし、ウクライナに譲渡するような 余裕はありません。

日本の場合は、自衛隊の予算が潤沢ではないので。F-4とF-15が主力戦闘機としてあり、F-1とF-2が昔で言う 支援戦闘機としてありました。F-4が老朽化し、そこをF-35で置き換えている最中。F-2も将来的には、F-3で置き換えます。ウクライナに提供されるであろうF-16は、F-35での置き換えが可能なぶんを、各国が提供する形でしょうね。このていどの知識で、社会部記者として武器輸出等を取材したんですか?

■烏合の衆と最強の隼■

今回のロシア連邦軍によるウクライナ侵攻ではっきりしたのは、ロシア製兵器の質の低さでした。冷戦期はアメリカと対抗する軍事大国でしたが。お値段は安いのですが、 性能はとてもアメリカ性能兵器と比べるべきもなく。戦争は数だというのは、一面の真理ではありますが、数だけ揃えた烏合の衆では勝てません。たぶん、ロシア製のSu-35では、F-16には勝てないでしょう。

【F-16は、スペックで優るロシアのスホーイSu-35戦闘機に勝てるのか?】Newsweek

<ウクライナ戦争の空の戦いは最新型戦闘機を投入しているロシア軍優位だが、戦いは必ずしもスペックだけでは決まらない>
ロシアのスホーイSu-35戦闘機は、アメリカ製の戦闘機に優るとも劣らない高性能の戦闘機とみられている。だが、ウクライナ空軍兵士が操縦することになるとみられるアメリカ製のF-16戦闘機と対戦すれば、撃墜されるのはSu-35のほうだろうと専門家は語った。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/05/f-16su-35.php

アメリカのF-15イーグルは、いまだに公式的には撃墜された数ゼロの、最強の戦闘機です。考えてみれば、世界の軍事費の半分はアメリカという状況が何十年も続き、世界中から優秀な学者が集まって ノーベル賞は取りまくり、潤沢な資金で基礎研究ができているのですから。ソビエト連邦や中国が、スパイでその情報を横取りしたとしても、彼我の地力の差はいかんともしがたく。

最新鋭のF-35は、そのF-15との模擬戦で圧倒的なスコアを残しています。F-16も名機として、何十年にも渡って改良に改良が重ねられていますから。ロシアの第5世代戦闘機のSu-57でさえ、F-15にも勝てない可能性が。F-16が戦線に投入されれば、制空権は確実に奪い返されるでしょう。現在の戦争では制空権を失えば、地上部隊は丸裸にされてしまったも同然。ロシア連邦軍は撤退の一択になるでしょう。

■ロシア連邦側の選択肢■

もうこうなると、ロシア連邦軍はクリミア半島さえ失う可能性は高いです。国際社会が、クリミア半島の奪回まで認めるのか、侵攻前の状況に戻すところで手を打つのか、そこは分かりませんが。ロマノフ王朝から400年以上、周辺国にとって脅威であり続けたロシアを、解体してモスクワ大公国のレベルにまでするチャンスではあります。もちろん 自暴自棄になったプーチン大統領が、戦術核を使用する危険性は、十分にあるのですが。

ある意味、G7広島サミットは、その暴挙を起こさせないために、あらかじめ釘を刺す面がありました。アメリカの大統領が、広島の平和記念公園で献花するなんてのは、国内世論の反発もある、かなりギリギリの行為だったと思います。でも、これでもしプーチン大統領が核のボタンを押せば、NATOも参戦の大義名分を得るでしょう。すでに戦力をかなり消耗して疲弊したロシア連邦軍、ボコボコにされるでしょう。

朝鮮戦争の時のように、中国が義勇軍として参加するのか? その可能性は微妙でしょう。むしろ、ロシア連邦崩壊のドサクサに紛れて、国境付近で火事場泥棒を働く可能性さえあります。国連では常任理事国として、拒否権もありますし。習近平主席が台湾侵攻にこだわらなければ、国内の内需で経済が回るようにして、北朝鮮のようにな方法ならば、まだまだ何十年かは共産党一党独裁政権を維持できるでしょう。こうなるとプーチン大統領の出方次第ですね。今年は世界の分岐点になりそうです。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ