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地球最大級の魚竜発見?

◉見逃していた話題ですが、こういうニュースは大好きなので、遅ればせながら。地球史上最大の生物は、菌類とかクラゲの仲間などはともかくとして、シロナガスクジラとされているのですが。個人的には、現生生物に比較して、ジュラ紀や白亜紀の生物は巨大ですから、魚竜にはシロナガスクジラより大きな生物がいただろうけど、化石が見つかっていないだけだろうとか、言われていました。で、断片的ですがそういう化石も見つかりだしていたのですが、以前も簡単に報じた記憶はありますが、改めてご紹介を。

【地球最大級・新種の魚竜を発見!体長26m クジラ並みの“頂点捕食者”か 2億200万年前に生息、英で化石発見】よろず~

 破格の巨大魚竜がいた―。約2億200万年前に生息していた地球上最も大きな海洋爬虫類の化石が発見された可能性が大きくなった。2020年5月に英国のルビー・レイノルズさんと父ジャスティンさん親子がサマーセットの浜辺で発見した顎骨の化石が、話題となっている。

 発見した親子は調べていく中で、古生物学者のディーン・ロマックスさんの存在を知り、連絡を取った。ロマックスさんによると、4年前にも海岸の近くで化石ハンターのポール・デラサールさんが同じような骨を発見していたという。ロマックスさんは「我々は2018年の研究で、ポールさんが発見した骨を珍しい巨大な顎の骨だと述べた。魚竜の顎の右奥にある上角骨の一部だ」と話す。

https://yorozoonews.jp/article/15235471

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、ショニサウルスのイラストです。

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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。コチラの動画も、是非どうぞ。

巨大生物はやっぱり、ロマンですからね。個人的にはコチラのショニサウルスの復元図、実際はもっとシロナガスクジラなどのヒゲクジラ類に、近かったんじゃないかなぁと思っています。ペリカンのような喉袋があって、そこでアキアミなどのプランクトンを食べていた可能性。ジンベイザメもウバザメも、大型の海洋生物は基本的に、プランクトン・イーターですしね。甲殻類はかなり早い段階で地球上に出現し、地球上で膨大な量がいて、それを専門に食べる生物がいても、不思議はなく。モササウルスなど大型の海棲爬虫類自体が、現在のシャチよりも遥かに大きいのですから、プランクトン・イーターもそれに対抗して大型化はありえますし。

Wikipediaより

こういうのは、収斂進化ですから。やはり、サメもクジラも海棲爬虫類も、似た姿になりますし、似たような生態的な地位を占めるでしょう。それこそ40メートル級50メートル級の海洋生物が三畳紀から白亜紀の海にいて、それがゆったりと泳いでいる。想像するだけでもロマンじゃないでしょうかね。初期の鯨類であるバシロサウルスでさえ、25メートルもあるんですから、生物的な地位を入れ替わって手に入れたとしたら、先行する30メートル級の大型生物がいた可能性。まぁ、10年後にはやっぱり20メートルそこそこでした、となる可能性は高いにしても。


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