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ONDOグループ オープン社内報💡

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ONDOグループ社内向けのコラムをキリトリ公開しています。経営者としてどのようなことを考えているのか、何を感じているか、ちょっと役立つ仕事のノウハウも交えながらお伝えしています。
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記事一覧

会議で、10万円とか50万円の相談ばかりで悲しくなった話。お金は使って、転んで、学ぶもの。

最近、社内のメンバーのMTGに出ていて「みんなお金を使うトレーニングが不足しているんじゃないのかな?」と感じたので、今回は意識的にお金を使うことの大切さについて書いてみたいと思います。 きっかけは、営業会議で年商数億円規模のお店のメンバーが、10万円とか50万円とかの規模の相談ばかりしていこたこと。 「あぁ、意思決定にプレッシャーがかからない範囲でしかお金を使おうとしないんだな」 と少し悲しくなりました。 損を恐れていたら、何もできない1月からNISAのルーがが変わり

僕が考える「値上げ」のやり方~2024年は世の中のルールが変わる1年

2023年は、withコロナ・アフターコロナと呼ばれる時代の最後の1年でした。 世の中全体が、コロナ中に失った売上を補填するために構造を変えるとか、エネルギーコスト高騰に対応するとか、どちらかというとネガティブな外部環境の変化に対応していました。 昭和・平成・令和などの元号レベルで考えると、平成時代のITの発展・人口減少・温暖化などの社会変化や課題に、日本全体で正面から向き合ってこなかったツケを一気に精算していたように思います。 政治・金融・経済も、これまではツケの精算

異動を経験して強まる力

年末ですね。 この時期は配置換えなどで、異動をされる方も多いのではないでしょうか。 僕も前職から現職にかけて異動も多く、転職もしているので、短いスパンで仕事の内容も環境もコロコロ変わってきました。 大変だったなと思う面もありますが、異動を経験したからこそ身に付いた力もけっこうあると思うので、今日のnoteではそのあたりをまとめてみたいと思います。 新しい環境にワクワクしている方も、今回の異動は不本意だという方にとっても参考になると嬉しいです。 1年ごとに部署が変わっ

5億円~20億円にまで成長した会社の中で僕が体験した規模によるマネジメントの違い

リーダー論やマネジメント論は数多ありますが、それらは必ずしもどこでも通用するわけではありません。 同じ会社であっても、成長のフェイズに合わせてマネジメントスタイルを変えていかないといけないタイミングがやってきます。 そこで本日は、事業規模によるマネジメントの違いについて僕の経験をベースにまとめてみました。 10年で5億円~20億円まで、様々な規模のマネジメントの現場を経験 こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。 そも

ビジネスは、数字が大きくて成果を簡単に出せるポイントを見つけなければはじまらない。

ビジネスの鉄則。 数字が大きくて、簡単に成果を出せるところから取り組むこと。 「いやいや、そんなの当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、気づいたら売上にはあまり大きなインパクトを与えない、重箱の隅をつつくような細かい改善ばかりをしていた、というのは経営あるあるだと思います。 原点に立ち返り、どうすれば売上があがるのか、どうすれば利益が出るのかという視点で今やるべきことを考えましょう。 今日のお話は、予算を組むときの参考になると思います! 「簡単に成果が出る」ところ

理解・共感・同意を使いこなせば、コミュニケーションはもっとうまくいく

「今日のランチどうする? あんまりお腹減ってないんだよね。」 ー「そっか。でも僕は今日、ステーキ食べたいんだよね。」 「え?私はお腹減ってないって言ってるのに?」(イラッ) こんなコミュニケーションに心当たりはありませんか? これはよくあるコミュニケーションエラーの典型パターンで、「理解」「共感」「同意」の切り分けができていないことが理由だと僕は考えています。 こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。 僕自身は、三重県

王道を知ったうえで、王道に負けないような攻め方をするのがベンチャー流

ベンチャー企業だからこそ、「王道」を知ることって大事だなと思っています。 勝つべくして勝つ、定番の戦略にはどのようなものがあるのか? 分かりやすい事例を出しながら、解説します。 そもそも、僕たちがやっているのはベンチャー的な戦い方こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。 ONDOグループは、現在創業13年目になりますが、創業当初から、レガシーな温浴という業態に、ベンチャー企業の新しい経営手法を取り入れています。 というと

売上を上げるための「PUSH型営業」と「PULL型営業」のバランス

11月に入り、いよいよ年末が近づいてきましたね。 毎年思いますが、ここからの2ヶ月は本当にアッという間です。 年内の目標達成に向けて、ヒリヒリしているころでしょうか。 今日は売上を上げるときに考えたい、施策のバランスについて解説します。 こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。 今日のnoteでは、店舗運営における営業やマーケティング施策を考えるときに僕がいつも意識している「PUSH型」「PULL型」のバランスのとり方を

【教訓】ビジネスは努力してから結果が出るのに、最低でも3~6ヶ月はかかる

売上があがらない!と焦れば焦るほど、うまくいかなくなるというジレンマがあります。 今日のnoteでは、遠回りなようで近道なことが結局は我が身を助けるという話をしたいと思います。 焦って打つ手は、大抵失敗するこんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。 皆さんの業界では、コロナ禍での売上への影響はどれくらいあったでしょうか。僕が身を置く温浴業界は大打撃でした。 コロナ禍に限らず、外部環境が不安定な局面や、なんとか赤字を脱しなけ

マーケット読み間違えてない…?最先端に敏感な人ほどハマりやすい落とし穴

業界に革新をもたらした〇〇! 全く新しい△△! ××業界にイノベーション! そんな「最先端」も大切ですが、それだけでは売上があがらないのが現実です。 こんにちは!全国で日帰り温泉「おふろcafé」を展開しているONDOグループの宮本です。最近「それって、マーケットの読み間違いでは?」と思うことがあり、今日はそんな話をしたいと思います。 特に業界の中に長くいて、流行や最先端の人こそ陥りやすい落とし穴だと思います。 「イノベーター」「アーリー・アダプター」に支持されたまま

【要保存】取材ラッシュを意図的に起こす!取材対応5つのポイントとは?

「なんで、あの店はいつも取材がくるんだろう…」 と不思議に思っているそこのあなた! 実は、取材ラッシュは意図的に起こせるのです。 チャンスを確実につかむための取材対応のポイントをご紹介します。 こんにちは! 全国で日帰り温泉の「おふろcafé」ブランドを手がけるONDOグループ 宮本まさきです! 今日のnoteでご紹介する取材対応のノウハウは、もともと社内向けに共有した内容です。 僕たちが手掛ける「おふろcafé」は、全国で7店舗を展開する温浴施設です。お風呂やサウ

「売上を上げる」ための具体的な方法は、きっちり分解した掛け算のフレームワークで考えること。

突然ですが、皆さんはお風呂屋さんのオーナーです。 どうすれば店舗の売上を上げられるのか? 一緒に考えてみましょう! 今日のコラムでは、戦略を考えたり、プロジェクトの振り返りをしたりするときに使えるロジカルシンキングについて、実際の店舗の事例を含めながらご紹介します。 論理的に考えるのが苦手、という人もいますがロジカルは学んで身につけられるものです。フレームワークもありますし、書籍もたくさんでています。 書籍で学ぶなら『地頭力を鍛える』がおススメです。 売上を上げる方法

「そうそう、これこれ!」と刺さるものをつくるには自分の目で見て、耳で聴きき、肌で感じる体験を増やす以外に道はない

こんにちは! 全国で日帰り温泉事業を手がける「ONDOグループ」の宮本まさきです! 新しい商品やサービスをつくるとき、きっとどんな業種でも重視されるのが【ユーザー目線】というやつです。 しかしこのユーザーから見て「そうそう!!」「これこれ!!」と思われるようなものをつくるのは口で言うほど簡単ではありません。 今日は、ONDOグループで新店舗を開発するときにどのようなことを考えているかを少しご紹介したいと思います。 「あの店のこんな感じ」事例を引っ張ってくるONDOグル

繁忙期の集客は、閑散期に仕込む!サービス業が閑散期にやるべき7つのコト。

こんにちは!温泉道場グループの宮本です。 温泉道場では、日帰り温泉・健康ランド・グランピング施設などの事業再生と運営を通して地域活性化を目指しています。 どの事業にも共通しているのが、「繁忙期」と「閑散期」の存在です。温泉もグランピングも、もちろんゴールデンウィークや夏休みなどの大型連休は一番の繁忙期であり、書き入れ時です。 さて、今日のテーマは、「繁忙期の集客」について。 実は繁忙期の集客については、その時、シーズンに入って何をするか以上に、それまでの閑散期の取り組