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わが家のシュトレン 〜わが家のおやつの雑記帳〜

はじめてのシュトーレン作りは二年前。

初めてだからレシピに忠実に、と
富澤商店さんの「はじめてのシュトーレン」を
書き写したものの
家にあるもの(残り物とも言う)で
なんとか作りたい…

粉は全粒粉、強力粉、薄力粉をミックスし
シナモンとカルダモンを。
アーモンドプードルが足りなかったけど、
クルミを多めに。
卵は入れず、その分牛乳を。
この時点でもうレシピ通りでなく…

中に入れたのは、
10年は漬かってるラムレーズン、
いつのかわからないナポレオンに
何年か漬けた梅、
クルミ、おばさんちの柚子、

レシピでは2つ分だったけど大きく1つにして

って、全然レシピ通りじゃないけど

それらしくいい香りに焼き上がり、
バターを塗ってお砂糖をまぶして、
(これもグラニュー糖、粉砂糖じゃなく、
 てん菜糖に変更)
ラップでぐるぐるくるんで、
クリスマスに食べようか、
お正月まで寝かそうか…


結局待ちきれず、焼いて3日目に一切れ。
うわー、おいしい!
普段のおやつにはお酒は使わないけど
洋酒の香りがたまらーん。
スパイスはもっと効かせてもよかったな。
というわけで、クリスマスの何日か前に作って
大晦日に食べきったのでした。

そして来年用のフルーツの漬け込みを
早く始めなくては、と意気込んでいたものの
翌年は作らずじまい。

で、二年ぶりのシュトーレン、
二年の間に〝シュトレン〟と表記されてるのを
よく見るようになりました。
レシピはまた
富澤商店さんの「はじめてのシュトーレン」
でもやっぱりあれこれ変更。
全部1.5倍量にして2つ作ろうと欲張ったら
焼き上がって染み込ませるバターが
どうも足りてない感じ。
冷蔵庫のバターを使い切ったので
しかたなくてんさい糖をしっかりまぶして
ラップにくるんでおきました。

▶︎わが家シュトレン 2023


どうしても入れてみたかった
畑の苺のセミドライに
ウイスキー漬けの梅、
友人にもらったレモンのはちみつ漬け、
カレンツ、ピスタチオ、アーモンド、クルミ、
茗荷村の全粒粉、ライ麦粉、強力粉、素焚糖、
とかち野酵母、
いろいろ混ぜ込んで焼き上がった
わが家のシュトレン。
翌日、包んでいたラップを外すと
あーいい香り!
まぶしたてんさい糖にも
ウイスキーやらスパイスやらフルーツやら
バターやら
いろんな香りが染み込んで
お砂糖だけなめてもおいしいのです。

おいしいお砂糖、紅茶に入れるのもおいしそう!


生地の方は案の定
バターがあんまり染みてなくて
何日経っても少し固めで
パサついた感じでしたが
家で食べるには上出来、
満足のおいしさでした。

本来はクリスマスを待ちながら
一切れずつ食べ進めていくシュトレン。
わが家ではクリスマスに焼いて
バタバタイライラしがちな年末の癒し、
お正月のおやつ始めとして
これからも毎年作って食べていきたいなぁと
思います!

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