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好奇心の芽を育てていく
小学生の頃にした、ある友人との会話をたまに思い出す。
「昨日お姉ちゃんと喧嘩してさ、めっちゃ泣いたんだよね。でも途中から《涙ってどこから出てるんだろう?》と疑問に思って、鏡で自分の下瞼を引っ張ってみたら、点みたいのが見えて。こうやって涙が出てくるんだ〜って思ったんだ」
身近に感じたたった1つの疑問。そこから友人は、小さな自由研究を繰り広げていたのだ。
彼女はやがて新聞を毎日読む習慣をつけ、知
おじいちゃんに会いに行く
先日、大好きなおじいちゃんが亡くなった。
年末に体調を崩してから入院し、わずか1ヶ月半の出来事だった。当たり前のように元気になって、家に帰るだろうと思い込んでいた。夏に行う予定のわたしの結婚式にも来てくれると、心から信じていた。
幼い頃の記憶わたしは小学3年生のとき、おじいちゃんの家の隣に引っ越してきた。おじいちゃんは近所の商店街ではそこそこ有名な薬局を営んでいて、わたしはよく店に遊びに行って
思い出の曲を紹介してみた(新生活を始めるとき編)
幼い頃から、親の転勤で地方を転々としていた。そのせいなのか、引越しに対してさほど抵抗がない。加えて、環境を変えたいときは住処を移すのが手っ取り早いと考えていることから、実家を出た今も、転居を繰り返している。
新しい土地へ足を運びときは、必ずその時々の気持ちに合った曲を日記に記すようにしている。ふと昔を振り返りたくなったときに、出来事までは覚えていなくても、曲を聴くだけで当時の感情を呼び起こすこと