『ゴダール映画史(全)』(ジャン=リュック・ゴダール)
ゴダールが1978年にモントリオールで行った映画史についての講義を収録したもの。
僕は昔からゴダール映画の良き観客ではない。
学生時代は、名画座に通ってはずいぶんたくさんの映画を観たが、トリュフォーやベルイマンやワイダなどが中心で、ゴダールはほとんど観なかった。
その後、テレビやDVDで観るようになっても、「勝手にしやがれ」、「女と男のいる舗道」、「軽蔑」などは観たが、たぶん10本は観ていないのではないか?
なんとなく、ゴダールの映画は観終わったときにこれというシーンが残らな