見出し画像

カラダをふるわせるーおどるということー

しばらく人前で踊ることから遠ざかっていた。
思い返してみたら、コロナで舞台がキャンセルになってから。
その間に、だいぶ自分の深いところと向き合ったり、カラダともより丁寧に向き合うことができたので、心とカラダについての考え方、捉え方もだいぶ変わってきていて、同時にわたしのカラダも、その繋がり方も深まってきた気がする。
そんな繋がってきたカラダとココロでなら、その場や空気、山や川、海などともより繋がっていけそう。
今、改めて踊りたい、カラダで表現したい。という気持ちが高まってきた。
この流れのなかで、わたしがまた踊りへと向かっていくのも必然なのかもしれない。

今まではダンスというと舞台の上で、劇場の中でひとつの作品を作り込んで、練習を重ねて、発表する。という様にやっていたけど、
今踊りたいのは 自然やその場、空気を感じて、そこで感じたものを自分のカラダをふるわせて伝えるということ。
すると即興とか、外でのダンスとかになってくる。

でも今なら虚栄心など無しに、見せかけじゃなくて、感じたものをそのまま自然体で表現できる気がする。
自分自身と向き合って、繋がってきたからこその自信というか、躊躇なく自分の感じたものを表現としてさらけ出せる。伝えたいと思える。

カラダがゆるんで解けて繋がってきたら
それを自由に動かしてふるわせる。
ダンスって本来そういうものなのかな。
色んなものに縛られたり、動かずに固まって動き方も忘れちゃって、ダンスが難しいものに思っちゃう人も多いと思うけど、そう考えられたら楽しくなって、みんな自由にカラダで表現しだしちゃうかも♪

…思えば私も今までだいぶ頭で考えてダンスしてたな。コンクールとか、ジャッジされる環境でダンスやってたから当然かもしれないけど、その中で感じてた矛盾の正体はコレだったんだなと納得。

こうあるべきじゃなくて、コレもいいしアレもいい。好き嫌いはあっても、おもしろがって色んな表現を楽しむことができたらそれでいい。
これからの時代、表現も芸術もどんどん変わっていきそうだな。

今後ははそんなカラダを使った表現を伝えられるような、ダンサーとしての活動も積極的にやりたいなと思っています。

そして、ムーブメントセラピストとしてボディーワークで伝えるのももちろんいいけど、
その身軽になったカラダでリズムに乗ってみたりとか、楽しく自由に活かしていくこともできたらいいなと。
最近実際に、ダンスをやりたいっていう方からリクエストいただき、カラダを解くボディーワークからダンスにつなげるようなレッスンもやらせてもらう機会をいただいたところで。
それに手応えも感じられてきているので、これからさらにチャレンジしてみたいな。そしたら色んな可能性が広がって行きそう!


やっぱり
わたしの求めていく先には
おどりがあるんだな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?