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腎移植ドナー日記 2023年2月13日(月) 入院初日④


経緯や思い等
まずはこちらの動画をご覧ください
春日萌花 生体腎提供(ドナー)手術に伴う欠場へ


2018年秋 姉から腎機能が低下した場合腎移植ドナーになってもらえるかを尋ねられ承諾する

2022年4月 姉の腎臓の数値が悪化した旨を伝えられる

2022年6月中旬 ドナー候補として初めて泌尿器科を受診


動脈採血、心電図、肺活量と順に終え、
続いて向かったのは…

今日の検査残すところ一つ、レントゲン。
…はそれほど特筆すべきことはなく。と思ったら唯一の持ち物スマホをレントゲン室へ置き去りにしてしまった。3つの検査を終えて看護師さんに病室まで送ってもらった後気付き再び1階へ、ごめんなさいを連呼し受け取る。

ローソンで買い物した後、行きのエレベーターで一緒だった優しそうなお父さんと会ったので、お話ししながら病室のある階まで一緒に戻る。そう、じゃなくて本当に優しく穏やかな人だった。
そんなお父さんとエレベーターホールでお別れしたのが運の尽き。ここで「ハイパーほうこうおんち」発動です。一度自身の病室の真反対の端っこまで行き、自分の部屋がないことに慌てている最中偶々お会いした看護師さんに逆だと教えられ(助かりましたありがとうございます)帰巣。
絶対こうなると思ってたよ。ガーサスだぜひーはるさん。時間に余裕があるタイミングなのは救いだったかも…ですが。

ローソンの隣にはパン屋さんが併設された食堂が。ここのパンを1日1個ずつ制覇して行くことにする。初日ははちみつバターパン。油と炭水化物のコラボ最高。←2日目までで止めました。動かないとそれほどお腹空かないため。

その後入院オリエンテーション。棚やテレビの使い方等を教えてもらった。あまり記憶がないです…


最後にお昼の12時半頃からおしっこ集めが始まったことを書いておかないと。トイレが全て広々とした多目的型になっており、その一室の女性用トイレに私専用の大きな瓶がシルバーの保冷容器に入って置かれている。おしっこはトイレにある紙コップで採取し、そこに全て溜めなくてはいけない。さらに紙コップには内側にメモリと数字が付いていて、何時にどのくらいの量が出たかを自分で記録しなくてはいけない。
紙コップは通常の尿検査用のコップよりもはるかに大きく、ビールを注ぎだらちょうど良さそうである。容量480cc(たぶん)。最初はデカいな!と思ったが、一度使用してみたらざわりと胸騒ぎ。これ…いつか溢れるぞ。
嫌な予感は真夜中に的中、おきのどく ですが 4かいめの おしっこは かっぷに おさまりませんでした。デロンデロンデロン。
でもニヤニヤと悦んでる自分がいる。だって一度にスタジアムのビール一杯分以上のおしっこが出せるだなんて毎度毎度大サービスじゃないですか!超優秀!どこの野球場のサーバーよりも、私の腎臓と膀胱は最強ってこと!!(いやただのお茶飲み過ぎ)



入院しているのは泌尿器科。
最も念入りに調べなくていけないのは腎臓。

従って初日から最終日まで、
ずっと「おしっこ」に向き合うことになります。

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