2023を振り返る
寒くなく、慌ただしくもない年末。
ルワンダに来て5ヶ月の頃、ちょうど去年の年末。
頭の中がぐちゃぐちゃだった。
協力隊に参加しルワンダに来て、色んな人に出会い色んな経験をする中で、自分の価値観が大きく変わってしまったから。
「私はまだまだ海外にいて、色んな経験をしたい」
そう思ってしまったのだ。
何がしたいかは分からなかった。
再度休職してアフリカの長期インターンに行けないか。いっそ退職しようか。どんな仕事があるか。日本語教師、日本人学校、オンライン塾講師…。
海外で暮らす手段を必死に探していた。
混乱していたのは、やりたいことが不透明だったからという理由だけではない。
日本でしてきた約束、自分の発言、それらの全てが守れなくなった。
自分の人生なのだから自分に正直に生きたい、やりたいことをしたいという気持ちと、そんなことは自分勝手だという罪悪感とがせめぎ合っていた。
結局私は自分を最優先した。
「絶対」などないのだと思った。
私は高校生のとき、
「アフリカで先生がしたい」
という理由でJICA海外協力隊を志し、小学校教員の免許が取れる大学に行き、採用試験を受け、小学校教員として経験を積んだ。
コロナにより2年間の延期があったが、無事にルワンダの小学校に派遣され、情操教育担当の先生として授業してきた。
あと3ヶ月で帰国する。
10年以上追いかけてきた夢が終わる。
その先はどうだ?
ずっと国際協力に興味があり、「教育」「子ども」「貧困」の分野で関わりたいと思っていた。
児童養護施設に興味があったので、大学時代はカンボジアとネパールの児童養護施設に滞在し、その施設を設立・経営されている日本人の女性に話を聞いた。
友達との会話でよく
「35歳までに結婚できんかったら海外に逃げるわ」
と言ってきたが、まんざらでもなかった。
結婚しない人生なら、途上国に行って児童養護施設を経営するなんていいなと思っていた。NGOを立ち上げたり、そのような機関で働くのも憧れていた。
ルワンダに来て1年5ヶ月経った今、それもまた変わってしまった。
今は、「国際協力」「支援」というワードに前ほどときめかない。
正直に言うと、あまり興味がなくなってしまった。
それは、それ以上に自分が熱中できることを見つけたからだろう。
いつか夢が叶ったときのために、ここに記そう。
今後の指標となるように。
実現したとき、この記事を読み返して
「ほれ見ぃ、このときここに書いといたやろ」
と言えたらいいな。
2023年12月、今の目標。
ある二つの肩書きがほしいと思っている。
「ハンドメイド(刺繍)作家」と「フォトグラファー」
はひ?
と思われるかもしれないが、今の目標はこれだ。30歳前にして、アーティスト志望だとヨ。
「ハンドメイド作家」としては、趣味でやっている刺繍グッズのM.KUDODAを育てていきたい。自分が心から「かわいい!」と思える物を生み出したい。
夢はでっかく!
阪急梅田のポップアップに出店すること(大きすぎ)
「フォトグラファー」としては、世界中の色んな場所に行って写真を撮りたい。
写真を通して、その国、その土地の良さを発信したい。
特に人を撮るのが好きだから、「ええ顔」を撮りまくりたい。
写真を褒められるのは、声を褒められるのと同じくらい嬉しい。(「声いいね」が一番嬉しい褒め言葉だと言ってきました)
「そろそろお金をとってカメラマンを始めたらどうですか?」
と言ってもらったときはすごく嬉しかった。
今は諸事情でお金をもらって撮影することはできないが、もっと勉強して、練習して、ゆくゆくは前撮りや家族写真の撮影もできたらいいななんて思っている。
とりあえず実現可能とか不可能とか全く考えずにつらつらと書いてるけど、大丈夫コレ?
私の刺繍と写真をよいしょしてくれた人たち、責任とってね。
ということで、2023年は迷いの年でありましたが、この1年間よ〜〜〜く考えたことで、少しずつやりたいことが見えてきました。
(教育どこいった?)
2024年は人生の第二章に向けての準備の年に。
そうそう、この1年で大きく変化したことがもう一つあります。
私、今はメリクリにめちゃくちゃ共感できます。
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