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《全文無料》エコロジーペローナ研究録


はじめに

通称『エコロジーペローナ』の解説記事になります。
※この呼称は全然好きじゃないのですが、世間の認識として広まってるのはこの呼称なので渋々使うことにします。

普段は構築記事ではなく、特定の対面に絞った記事を書いてます。

今回構築記事を書こうと思った経緯は、自分自身がエコロジーペローナを握りたいと思い、習熟の時短目的でいくつかnoteを拝見したのですが、本構築が開拓して間もないこともあり、他リーダーのnoteに比べ掘り下げが進んでいない印象を受けました。モリアや赤紫ローなどのメジャーリーダーのnoteが良質すぎた反動でそう感じているだけかもしれません。

開拓がより進んで欲しいことや、記事を書くことで意見交換できる方が増えたら嬉しいという思いでエコロジーペローナの構築記事を書いてみます。全文無料です。
知っていれば、ゲームの中で役にたつかもという視点で情報を詰め込みます。


エコロジーペローナの強みについて

※知ってる方は読み飛ばして下さい。

エコロジーペローナは、ペローナが従来もっていた強みと、侍ギミックによるドロー強化がうまく噛み合わさったコンボデッキとなります
※おれの侍になれ、で2ドローすることを侍ギミックと呼称させていただきます。侍ギミック自体の解説は割愛します。また以降本カードのことを俺侍と省略します。

従来もっていた強みとは、リーダー効果によるレスト+ リューマによる駆け引きです。ペローナを相手にすると主に4コス帯をリーダー効果でレストにされ、同値殴りをされます。本来ならこれをカウンターを切って守るところですが、「守っても後続のリューマにどうせKOされるかも」という懸念がよぎり、普段は通らないタイミングの同値殴りが成功します。

カウンターを切って守られた場合
→リューマでKOする

守られなかった場合
→ペローナ側は処理するためのドンが浮いたため、浮いたドンで何かする

こうなります。そして浮いたドンで何をするかですが、従来主流だった海軍型では4ボルサや4クザンを出す動きがメジャーでしたが、エコロジーペローナはこれらの動きに加えて、侍ギミックを回すことでハンドを増やす選択肢を持てることが強みです。

ワンピースカード界の『強欲な壺』

侍ギミックの副次的な強みとして、ギミックのキーカードであるお玉や俺侍が1コスのため先行でも偶数の動き+1ドンで動くことができ、海軍型ペローナが抱えていた後攻をとらないと出力が大幅に落ちる問題も軽減されている点です。5ドンのターンにリューマで相手の4コスをKOしつつ、そのままリューマをレストにして2ドローする動きは文句無しで強ムーブでしょう。

序中盤で盤面を制しつつ、その上でハンドリソースを広げる動きはエコロジーペローナだけの特権です。

デッキリスト(5月8日時点)


5月8日時点

特に赤紫ロー、黒単を重く見たリストになっています。各対面は後ほど記述します。
ここではピックアップしたカード解説をしていきますが、このデッキにおける使い道という観点で説明します。ボルサは黒対面強い!みたいな当たり前のことは書きませんのでご安心ください。

《ボルサリーノ》

迷わず4投

・後2で設置できれば、相手の7000打点を2000カウンター1枚で守ることができるため、ペローナが苦手なアグロで詰め切るプランを阻止しやすいです。

・リーダー効果で相手のサーチキャラを積極的に倒しておくことで、相手目線ボルサリーノの横でレストになっているモモの助を5000パンチで処理しにくくなります。 
・殴ってKOがストレートに通った際の、残ったドンの使い道として非常に有効です。


《光月日和》

モリアまでトラッシュにいればOK

・8モリア蘇生時に①光月日和を蘇生させる②つるや片足の兵隊を一緒に蘇生させ、コスト下げ+リーダー効果でレストにする③光月日和の起動メインでリューマを展開し、処理範囲を伸ばすことが可能です。

・↑のコンボが見通せる場合はリューマを雑に盤面に出さず、手札に残っている状況を維持する必要があります。例えばレストキャラを殴る際、同値ではなくドンをつけて殴り守られないようにする等、リューマの出番が来ないよう相手の動きをコントロールしましょう。

・2枚しか入ってないので、サーチで見えたときは積極的に拾ってください。そこで拾わない場合は、そのゲームに日和は絡まないという覚悟でプレイが必要です。

《氷河時代》

差が出る4投

氷河時代+リューマ+5サボの組み合わせがコントロールミラーの詰めの盤面において強いです。大型の枚数で負けていると感じたら、上記コンボで早期決着を狙いましょう。

・赤紫ロー、黒黄ルフィ対面は相手の5コスト帯を処理するために使用してください。侍ギミックを回したい場合はつるを出してもOKですが、処理だけしたい場合は他に仕事がない氷河時代を優先しましょう。


《ゲッコー・モリア》

氷河時代なし構築では最強じゃない

・最速で出す対面
→赤紫ロー、黒黄ルフィ
・9ドン以降に氷河時代や俺侍と絡めて出す対面
→エネル、黒単、ミラー
※ボニーはどっちでも良いです。

青黒サカズキを思い出して欲しいのですが、最速出しよりイベントカードと絡めて展開した方が圧倒的に強いです。以下は、自分のよく使う展開例です。
①氷河時代で5コスト下げ。
②8モリアで日和とお玉を蘇生。お玉効果で1サーチ。
③侍ギミックで8モリアと日和をレストにし、2ドロー。
④日和効果でリューマを出し、9コスまでKOしつつ、日和効果で1ドロー。

消費量
→10ドン、ハンド4枚(氷河時代、8モリア、俺侍、リューマ)
獲得量
→盤面に8/9000、4/6000(一応お玉も)
→相手の盤面の9コスまでをKO
→1サーチ&3ドローで合計ハンド4枚増える

盤面にこれだけ干渉しておいて手札消費0のえげつないコンボです。コントロールミラーは積極的に狙っていきましょう。ちなみに効果KOの処理範囲は9コストまでとしましたが、お玉の蘇生枠はつるに変えれば10コストも問題なく処理できます。


マリガン基準

エコロジーペローナのマリガンは『妥協のマリガン』を推奨します。通常のデッキならば各対面ごとにマリガン基準が整備されていることが多いと思いますが、このデッキは自身のデッキがちゃんと回転するかが最も大事です。赤紫ロー対面だからといって強引に8サボを探しに行くマリガンは、エコロジーペローナにおいて裏目になることが多い気がします。

基準①お玉が引けている
お玉が引けている場合は、基本スタートでOKです。俺侍をサーチでき、そのままコストにもなるため、エコロジーペローナのやりたいことを1枚で完結させている最強カードです。

他の手札がその対面において必要性がないものばかりが揃っていた場合に限り、マリガンしましょう。必要性がないカードというのは、おもに赤紫ロー対面で発生しやすく、リーダー効果で何も仕事ができないボルサリーノや、出す暇が全くないイッショウなどを指します。これらを複数枚引き込んだ場合は、お玉のサーチ結果次第でゲームが潰れてしまうためマリガン推奨となります。

基準②モモの助が引けている
お玉と比較し、俺侍のコストになりにくい点で優先基準が下がります。モモの助でスタートする基準は2ターン目、3ターン目の動きが現状の手札から見通せる場合となります。具体的にはリューマやボルサリーノを引き込めており、マナカーブ通りに動きつつ隙間で俺侍を打てる展開にできそうかが焦点となります。黒対面でモモの助+ボルサで引けていたら迷わずキープになります。

基準③おれの侍になれ!!!が引けている
お玉やモモの助でサーチしたい筆頭である俺侍が初手で引き込めたパターンです。自分はマリガンすることの方が多いです。理由はやはりお玉がないと俺侍を打つターンが遅くなりがちで、試合後半にやっと打てるドローソースを初手からキープしなくて良いからです。一方でセットでキープするパターンがあるのでお伝えします。
よく使うセットキープ例
後攻:つる+リューマ+俺侍
この組み合わせでキープすれば、後3で相手の5コスを処理しつつ、2ドローする強い動きができます。
特に相手を処理しつつ俺侍のコストとしてキャラが盤面に出るリューマは、テンポを奪いつつ手札も補強でき、すこぶる相性が良いです。つるが無くても、相手のリーダーが4コスメインであれば(モリアや赤紫ロー)リューマ+俺侍のセットキープは全然アリかと考えます。

基準④対面で活躍する大型キャラが引けている
エコロジーペローナは全デッキの中でもトップクラスの大型キャラを搭載したデッキです。これらがマリガンに与える影響は理解しておく必要があります。キャラ別に解説します。

◯イッショウ
主に活躍する対面 黒黄ルフィ
黒黄ルフィ対面で絶大な活躍が見込めます。ハンデス2枚だけでなく、コストダウン効果もリーダー効果と噛み合い、相手の5サボを無力化できます。他の手札を問わず、イッショウが引けたらキープで良いと思います。この対面、和の国関連はもちろん、ボルサや5サボといったカードも仕事があるため、イッショウ以外の手札が悪い、ということはそうそう起こらない気もします。

◯8サボ
主に活躍する対面 赤紫ロー 黒系
黒系とのマッチでも活躍しますが、キープ基準にはなりません。問題は赤紫ローです。この対面8サボは大活躍が見込めますが、8サボを出すまでの展開で攻め込まれていると、8サボを出したとしてもキッド&キラーで簡単に詰められてしまいます。脳死キープしたいところですが、一応残り手札を精査し、リーダー効果と絡めて序中盤をある程度戦えそうか考えましょう。カウンター値の総量も気にして下さい。安いパンチですぐライフ2以下にしてしまうと、8サボどころの話ではありません。とはいえ8サボがあれば、残り手札のハードルは高くなく、モモの助やリューマが1枚あれば問題なくキープでいいと思います。

◯モリア
主に活躍する対面 全対面
どの対面でも腐りずらい強力なカードですが、マリガン時はあくまで加点要因程度の認識です。デッキが回転することのほうがモリア本人にとっても重要です。また見解が別れるところですが、モリアが特に強い黒単やミラー、エネル対面では最速で出すことよりも、最大のバリューを発揮させることが重要と考えるため、尚更初手キープに全力出さなくてもいいんじゃないかと考えてます。「初動弱いけど、ライフからお玉とか来るかもしれないし、何よりモリアいるからキープ一択!!」これは止めましょう、ということです。


各対面ごとのガイド

《エネル》

先手後手:後攻
注意すべき点:8カタクリにこちらの大型が全て処理されること。

《解説》
ステューシー不採用の本構築ではエネルは結構重めな相手です。理由としては相手の8カタクリがこちらのキャラ全てを処理できてしまうため、普通に大型を投げ合うとエネル側のカタクリの引き次第で不利になる可能性があります。8カタクリに仕事をさせないことがこのマッチアップの鍵です。

◾️8カタクリの対策方法
エネルがライフ1枚の状態のとき、9ヤマトも10エースもライフを1枚追加しつつ盤面を触ることができます。一方で8カタクリはこちらの大型処理に効果を使ってしまった場合、当然ながら自軍のライフを追加することはできず、その分防御面が手薄になりがちです。そこが狙い目となります。

理想の戦況としては「8カタクリでこちらの大型処理してきてもいいよ。その代わり返しのターンで盤面のキャラ(中型)でライフ詰めまくるからな」という状況に持っていくことが重要です。

ペローナで採用の中型キャラ※は、以下の3種です。
ボルサリーノ、リューマ、5サボ
※5000〜6000ラインを中型としてます。

うち2種はKO耐性があるためエネル相手でも盤面に維持させやすいので、優先的に盤面に並べていきます。
リューマに関しては慎重に取り扱い、コストダウンカードと合わせて大型を処理したいです。以下の組み合わせでエネル側のキャラをKOすることができます。

・リューマ+片足の兵隊
→7シャーロット・コンポートを処理

・リューマ+氷河時代
→8カタクリ、9ヤマトを処理

・リューマ+氷河時代+リーダー効果-1
→10エースを処理(勝手にレストになるため、リーダー効果の-1を適用しやすい)

10ドンのターンでは、氷河時代+リューマで相手の大型を処理しつつ5サボで蓋もできるため、安全に攻めの準備を整えることができます。次のターンから大型を展開していき、相手が大型を8カタクリで取ってくる場合は盤面のキャラで攻めハンドを消費させましょう。

◾️最速8モリアについて
最速8モリアは本体がライフに埋められたとしても4コストのキャラが残るため悪くない交換となりますが、トラッシュが肥えていない場合も多く、8モリアとしては相当バリューが低い部類に入ると思います。2枚引けている場合は、8カタクリを消費させる意味で雑投げしてみる、それ以外は温存するのが吉と思います。

《ルッチ》

先手後手:後手
注意すべき点:ライフになるべく触らず、リソース差を広げる

《解説》
最強の8モリア使いです。8モリアを2枚引けば黒黄ルフィを除くほとんどの対面に勝てるでしょう。本構築は氷河時代を4枚採用のため、終盤の8モリア投げ合いで互角に立ち回れますが、不採用だと後半にまくられるため、かなり不利がつく対面です。

この対面で目指すべきは極力相手の手札に8モリアが加わらないように、つまりリソースを与えないようにすることが最重要です。リソースを枯らし、盤面を制圧し切ってからライフを一気に削りましょう。

◾️リソース差を広げる立ち回り
初動のスパンダムから、3ブルックや4ルッチ、5カクなど出てきたキャラはリーダー効果を活用して片っ端にKOしていきます。

例えば5カクに対してはつるでコストを下げたうえでレストにし、同値パンチ、通らなければリューマで処理。つるとリューマをコストに俺侍で2ドローする、こういった立ち回りが非常に有効です。キャラにフォーカスし続けることで、ライフから8モリアが手札に加わることを防ぎます。また盤面を更地にすることでステューシーが弱くなるメリットがあります。

◾️ボルサリーノと5サボ
ボルサリーノはリーダー効果でレスト→殴ってキャラ処理でスムーズに取れた場合は、浮いたドンで盤面に出していきましょう。ボルサリーノが早めに着地することで試合を通じて、多くのカウンター値の節約につながります。

5サボはプロテクトが切れたタイミングで簡単にKOされてしまいます。特に流行りの8サボでこちらのモリア+5サボをとられるのが最悪なので、出来れば5サボを終盤の蓋役に集中させたいです。ハンド交換したいときは出して問題ありません。

◾️侍ギミックを阻害されないようにする
縦置きのお玉があっさりKOされる対面です。貴重な俺侍のレスト要因なので地味にキツく、なるべくケアした立ち回りを意識しましょう。

具体的にはお玉を出さなくても次のターンの動きがあるなら、お玉を温存し、俺侍を打つターンに盤面に出しKOされる前にレストする等です。お玉を打つしかない場合は相手の手札に3ブルックがないことを祈りましょう。

◾️8サボ>8モリア
ルッチ側の最強ムーブ8モリア+レベッカ(スパンダイン→4ルッチ)+ヘルメッポに対し、こちらが8モリアで返してしまうと、効果KOでは1面しか処理できないため、6000打点の4ルッチを処理できない点が弱いです。8サボであればコストダウンとの組み合わせで2面処理が可能なため、8モリアへの返しはこちらが優先となります。

《組み合わせ例》
氷河時代+8サボ
→9ドン使用で2面処理しつつ、リーダー効果でレベッカも処理できます。

片足の兵隊+8サボ+リーダー効果(コスト-1)
→10ドン使用で8コスト+4コストの処理が可能です。氷河時代がないときの緊急手段。

ハンド消費が激しいですが、前半から稼ぎ続けたリソースがここで活きます。盤面を制圧できたら5サボを展開し、目安2ターン内に相手のライフを削り切るプレイング意識すれば勝てると思います。


《モリア》

先手後手:後手
注意すべき点:ルッチと同じくライフを触らない。

《解説》
前述のルッチと同じく前半はキャラにフォーカスし、リソースを与えない立ち回りをします。ルッチと比較すると構成するキャラの多くが4コストのアタックライン5000なので盤面制圧が容易で、8モリアについてもアクセスのしやすさはリーダーモリアが上ですが、出力はルッチの方が高いです。ルッチに勝てるようになれば、モリアにも安定した勝率が見込めるかと思います。

◾️リューマが特に重要
モリアのリストのうち5コスト以上は8モリア、イッショウ、5サボぐらいで、KO耐性のあるボルサリーノを除けばそれ以外のカードがリューマの処理範囲となります。特に4クザンは必ず処理したいカードです。モモの助やお玉のサーチでは優先的にリューマを探すようにしましょう。ちょっとしたテクニックですが、クザンのような重要なカードを殴るときはドンを付与して殴ると面白いです。相手目線ドンを付与して殴ってきたということは、「リューマが欠損してるから、殴りで確実に処理しようとしてるのか?」と考え、カウンターたくさん切ってもらえることがあります。そこをリューマでKOすることでリソース差を広げることができます。

◾️4ペローナの処理
4コストのペローナが初動で登場すると、レストにして倒したとしても次のターンには蘇生し、ハンドを削られる展開となります。無視したくなる気持ちも分かりますが、他のキャラ同様にKOして問題ありません。逆にハンデスを利用するぐらいの気持ちで、トラッシュに置いときたいカードを捨てておきましょう。盤面に残してしまうとサボで蓋をされ、その次のターンには2面展開されと処理が追いつかない展開になってしまう可能性があります。

◾️大型の投げ合いについて
大型の投げ合いをした場合、相手は8モリアへのアクセスで優位点があるものの、こちらは8サボと8モリアの7枚耐性かつ氷河時代4枚なので、総合的にはこちらが投げ合いに強いです。ライフをなるべく触らないプランですので、リソース面も不十分。大体こちらが勝ちます。

ライフを触らないプランの裏目ですが、大型の投げ合いに負けそうと感じても急遽リーサルプランに移行できないことが挙げられます。中途半端に相手にリソースを与え、より不利になるだけです。試合経過の中で、後半の大型の投げ合いが難しいと感じたら、早めにライフを削り始め、相手のモリア展開にはリューマ+氷河時代+5サボなどでお茶を濁しつつ早めのリーサル狙いをしましょう。


《黒黄ルフィ》

先手後手:後手
注意すべき点:5コスト帯の処理方法

《解説》
ペローナは緑の要素を含んだ混色リーダーのため、構築を寄せれば黒黄ルフィに相当高い勝率を出せると思います。ただし現構築は氷河時代4投の除去コンタイプであるため、黒黄ルフィの得意分野に該当してしまっている状況です(こうしないとルッチに勝てません)
ただリーダー効果が黒黄ルフィに対して有効に働くため、黒単リーダーより全然勝てる見込みがありますので、希望を持ってプレイしましょう。

◾️相手の5コスト帯を処理する
5ルフィ(自傷)の即処理は全デッキの共通命題ですが、相手をレストにできるペローナは5サボにアプローチすることが可能です。5サボが盤面にたまると終盤にリーダー効果を活かしてのリーサルが難しくなるため、積極的にKOしていきます。KOの仕方としては

5ルフィ(自傷)
→殴って取れないため、リューマでKOする

5サボ
→8000打点など高打点で確実に処理する

このように「殴って処理」でリューマを温存しつつ、5ルフィにリューマをあてていきます。5サボを高打点で処理するターンの動きとして重要なのが、残ったドンでモモの助を出すことです。モモの助はハンドを増やしつつ、次のターン相手からの打点を吸ってくれるため、残った2〜3ドンの使い道として非常に有効です。
この対面はなるべく盤面を更地にしつつ、リソースを伸ばし、ライフを守る進行が大切です。

◾️氷河時代
5コス帯を処理する際のコストダウンカードですが、氷河時代を贅沢に使ってOKです。他の使い道はありません。カウンター値がついてる分、つるは温存すべきです。もし俺侍が手札にあり、盤面にレスト要因を用意したいときはつるを優先して出してOKです。

その他リーサル盤面でも氷河時代で5サボを無力化できます。黒黄ルフィ対面でも氷河時代を有効活用しやすいのが、黒単リーダーにはないペローナのメリットです。

◾️大型キャラの取り扱いについて
基本的に8ドンのターンに最速で9000打点を置きたいです。採用している大型それぞれの優位性ですが、イッショウは説明不要でしょう。ハンデスだけでなく、常時コストダウンがあまりにも強いです。

8モリアも強く、有用な蘇生先はボルサリーノです。この対面はブロッカーが絡まずに勝てることはありません。9000パンプをいかにやり過ごすかが重要ですので、9000打点+ブロッカーを立てる動きは非常に強いです。

8サボは基本腐るのですが、5サボなどハンド交換をする際、自分は一応残します。というのも黒黄ルフィ側が5サボ→5ルフィの順で展開してきたときに2面処理できる可能性があるからです。2面処理できなくても9000打点をたてつつ、1面処理できたら及第点でしょう。

◾️どうしても勝率をあげたい場合
冒頭に書いた通り、緑の要素を含んでいるため構築を寄せれば黒黄ルフィへの勝率が大幅に上がります。個人的なオススメは《光月おでん》です。

ジェネリック9ゾロ

擬似9ゾロの効果を持ち、8ドンのため先手後手のどちらでも盤面に着地しやすいです。また和の国サーチにひかかるためピン挿しでも十分ハンドに引き込むことが可能です。黒黄ルフィの対策のため9ゾロを採用したいが2、3枠も使いたくない!という方はこちらをお試しください。


★本項ではペローナとしての対黒黄ルフィの特徴的な部分を書きましたが、大事なのは根本的に黒黄ルフィのロジックを理解できているか、に尽きます。以前黒黄ルフィについて詳しくnoteを書いてますので、そちらを参考にしてみて下さい。



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赤紫ロー、ミラーは近日追記予定です。
追記したらTwitterにて連絡します。
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