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《全文無料》モリアで黒黄ルフィを破壊する方法

《3月21日追記》ーーーーー
練度が高い方と会話させて頂き、モリアで黒黄ルフィに対し、耐久プランをとれることが分かりました。ページ最下部に追記しましたので是非お読みください。他では読めない貴重な情報だと思います。

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久しぶりの投稿なので簡単に自己紹介しておきます。

過去には遊戯王、デュエマ、ハースストーン、シャドバなどのTCGをプレイ。ハースストーンではlegendaryRANK最高7位でした。ワンピースカードは割と初期からカード集めをするも、最近までは交流会・大会等には一切出ておらず、先日初めてでたスタバ(黒黄ルフィ使用)では、4-0で優勝しているので、最低限のプレイングはあると思っていただければと思います。

さて最初に述べておきますが、私は黒黄ルフィユーザーのため、モリアをずっと擦ってる方に比べ理解度は落ちます。あくまで黒黄ルフィ目線の「もっとこうすればいいのに」であるとご認識下さい。

◾️黒黄ルフィについて

まず黒黄ルフィですが基本的には①〜③の順でゲームが進みます。
①サーチや5サボによる準備期間
②9000パンプとKO無効によるピークタイム
③ハンド枯渇後のクソ雑魚タイム

①でしっかり手札とトラッシュを整え、②のうちに相手を倒し切るのが理想です。青黒サカズキや赤紫ローのようなデッキボトムが可能なリーダーは、道中と終盤の両方で必須になる5サボがデッキボトム送りにできるため、構造的な有利を抱えやすいです。一方、今回の主役であるモリアのようなデッキボトム送りの手段がないリーダーは②のピークタイムとの相性がそのまま有利不利の関係性となります。

◾️黒黄ルフィのピークタイムについて

さて黒黄ルフィの強さ所以たるピークタイムについて詳細を列挙します。

・リーダーが9000にパンプアップする
・リーダーが11000で殴れる
・毎ターン5/6000ブロッカーがたつ
・相手のキャラを一切KOできない
・毎ターン2枚のハンド交換が可能なため、手札の質が上がり続ける
・7000速攻がとんでくる


強すぎますし、モリアとの相性は最悪です。
5000ラインを並べるモリアにパンプアップは最大限刺さり、KO無効について言うまでもありません。

◾️ピークタイムに対する有効なアプローチ

最強にしか見えない黒黄ルフィの9000パンプ&KO無効ですが、個人的には3つのアプローチ方法があると考えます。

①ライフを殴らないことによりピークタイムを遅らせ、その間に強固な盤面を形成する
②ピークタイムをやり過ごす
③ハンドを削ることで、ピークタイムの質を削る

本題は③なのですが、一応それぞれ説明します。


①ライフを殴らないことによりピークタイムを遅らせ、その間に強固な盤面を形成する

→一般的に採用されている対黒黄ルフィへの手法です。ライフを殴らないことで遅延し、その間に大型キャラを並べることで、パンプされても複数のキャラが殴れる状態を目指します。この戦法悪くないのですが、問題はルフィ側にライフをとる手段が多すぎることです。

・5ルフィ(8000になるやつ)
・フランペ
・日和

またこの①の手法が浸透してきたことで、マキノの4採用がデフォルトになっており、ルフィ側の自走が成立してしまってます。

大型キャラは1ターンに1枚しか出せないためスピードが遅く、それより先にルフィ側のライフ0にする算段がついてしまうため、ルフィ側は好きなタイミングで仕掛けることが可能です。マキノが採用されるまではそこそこ有用だったプランでしょうが、現在はこれだけでは勝てません。



②ピークタイムをやり過ごす

→先に述べますが、これはモリアは取れないプランです。
3月21日追記ーーーーー
耐久プランについてページ最下部に追記したので、そちらをご確認ください。
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基本的にルフィのピークタイムは2〜3ターンですので、その間を凌げるデッキであれば勝てるという話です。ピンポイント感が強いですが、8キッドを採用したボニーなんかが正に該当します。ルフィ目線、8キッドを殴って倒すしかないが、単純に8000の壁が高い上に、ボニーのリーダー効果で邪魔をされてしまい、ピークタイム中に倒し切ることが困難です。ちなみ禁止になりましたが青黒サカズキはKO耐性を無視してルフィ側の頭数を減らせることに加え、レベッカ等でルフィ側の高打点を消せるため、「やり過ごす」という観点でも高い適性がありました。



③ハンドを削ることで、ピークタイムの質を削る

→さてここからが本題です。
ルフィ側の以下のようなシチュエーションを想定します。

ドン:10ドン
手札:10枚
ライフ:0枚
相手:9000打点が2回飛んでくると想定。

①モリアがハンドにあるため、モリア&リーダー効果による盤面形成を行う(手札2枚消費のため、残り手札8枚)

手札10→手札8

②相手の9000打点×2回を、サボブロックとカウンターで防ぐ(残り手札7枚)

手札8→手札7

さてむちゃ当たり前のことを画像つきで説明してしまいましたが、私が言いたいことは「ピークタイム中の強さは間違いないが、維持コストとして順調に手札は減っていく」ということです。8モリアがなく、手出しで子供キャラを2枚出しする場合は、さらに1枚手札が減る計算となります。

手札が毎ターン3〜4枚消費されていることを考えると、少し極端かもしれませんが、あらかじめ、もしくはピークタイム中でも良いので、ルフィ側のハンド5〜6枚にしておけば、相性不利なモリアでも十分押し切れると思いませんか?

実際、強引にハンド減らすだけでEASYWINできることは、このカードが証明しています。

黒黄ルフィはエネルの比じゃないぐらいキツい

タイトルにある「モリアで黒黄ルフィを破壊する方法」とは、黒黄ルフィ側のハンドを削ることで、ピークタイム自体を破壊することを指します。


◾️モリアでルフィのハンドを破壊する方法

モリアでルフィ側のハンドを削る主な手段は以下の3つです。

①ペローナをフル活用する
②自走前の攻防戦を制する
③強力なハンデスカードを追加で採用する


①ペローナをフル活用する

モリアの対黒黄ルフィ戦は、後攻をとり、マリガンでペローナを最優先で探しに行くところから始まります。

ライフは殴りたくないので、後2ではペローナを手出しします(相手のガープがこっち殴ってくるようであれば、リーダー効果で出した方がトラッシュも肥えてお得です)

またトラッシュにペローナが存在する場合は、リーダー効果を使ってでも必ず蘇生させ1ハンデスして下さい。相手にレストのキャラがあれば、それを殴るのがベストですが、相手がキャラをレストにしてこないようであれば、1回はライフを殴っても問題ありません。

その他、8モリアの蘇生枠も積極的にペローナを蘇生し1ハンデスします。ルフィが9000パンプしてるとペローナでは殴りにくいですが、1ハンデスするのは実質殴ったことと同義です。

★ペローナのハンデスの価値について
ペローナのハンデスは相手自身が捨てるカードを選べるため、どうしても価値を低く見られがちで、積極的に狙う必要があるのかと思われる方もいるかもしれませんが、黒黄ルフィ戦において何より大事なのは手札の総数を減らすことです。ルフィは終盤のサボ連打による手札交換や、リーダー効果の手札コストなど、不要札であろうと将来的に必ず仕事が待っています。それらを地道に削っておくことは大いに意味があると理解下さい。


②自走前の攻防戦を制する

黒黄ルフィを使用していると、度々遭遇するのが「今まで徹底して殴ってこなかったのに、急にリーダーでライフに5000パンチしてきた」という状況です。

これはルフィ側のライフを0にしようと駆け引きしているサインです。画像つきで説明します。

ルフィ側(守り)
ライフ:3枚
ブロッカー:サボのみ

モリア(攻め)
攻撃可能なキャラ数:4体+リーダーの計5回

さてあなたがルフィ側で、モリア側がリーダーで5000パンチをしてきた場合、その攻撃を通すでしょうか?

・攻撃を通した場合
ルフィ側
ライフ:2枚
ブロッカー:サボのみ

モリア側
攻撃可能なキャラ数:4体

この場合、モリア側が8モリアでアタックしてきた場合はサボでブロックするとしても、以下の図式が成り立ちます。

ルフィ側のライフの枚数(2枚)<モリア側の攻撃回数(3回)

つまり最初のリーダーアタックを通した時点で、ルフィ側はハンドを切らないと死ぬ状況に追いやられてる訳です。このあと相手の殴り方次第では、それなりのカウンター値を代償として支払うことになりますので、ハンデスに成功した、という状況になります。

・攻撃を守った場合
ルフィ側
ライフ:3枚
ブロッカー:サボのみ

モリア側
攻撃可能なキャラ数:4体

この場合はライフの枚数+ブロッカーの枚数が、モリア側の攻撃回数と同数となっているためライフで受け切ることができ、以降の攻撃をカウンターを切って守る必要はなくなるわけです。

さてモリアに視点を戻します。
最初のリーダーアタックを1000カウンターで守られてしまい、相手のリーダーに大きい打点を叩き込む算段が消えてしまいました。これは損な状況でしょうか?

結論、断じて損な状況ではありません。

安い5000アタック。ルフィのライフを0にする性質上、本来は受けたいアタックですが、後続キャラに殴られる可能性を懸念し、守らざるを得なかったわけです。懸念が生んだ1ハンデス。美味しいに決まっています。

またモリア側は守られてしまったため、このターン攻めることをやめて、手札から追加で8モリアをたてて、9000ラインを盤面に増やすプランに方向転換すれば更に有意義です。ペローナがトラッシュにいれば1ハンデス増やせますし、ここでたてた9000アタックは毎ターンドン付与なしで1ハンデスを生んでいくことになります。

これは一例に過ぎませんが、言いたいことは「自走前の攻防戦は、モリア側の有利な後出しじゃんけん」に仕向けることが可能ということです。これ読んでくださった方で脳死でライフ止めをしてる方がいれば、自走前の攻防戦を意識してみて下さい。

③強力なハンデスカードを追加で採用する

残念ながら①と②を徹底したとしても、細い勝ち筋を追えているというだけで、依然ルフィは不利対面です。
モリアはデッキスロットに余裕はないですが、効果的な対策カードを用いることでマッチアップの有利不利をもう少し傾けは必要があります。

ここではルフィ以外の対面でも仕事をする、汎用的なカードを2枚ご紹介します。特に前者は今後の黒デッキで採用が見込まれていくカードと思います。

・イッショウ

80円ぐらい

強い点を列挙します。
・海軍サーチのため2枚採用でも、それなりに引ける
・黒黄ルフィに対して強い9000打点
・条件の緩いランダムハンデスがルフィはもちろん、他の対面でも刺さる
・生存した場合のコストダウンのアドバンテージ(4ルッチが8サボになります)

ランダムハンデスが特に魅力的で、自走完了前のルフィは手札が宝の山です。8モリアや子供をハンデスすれば、その後の質は落ちますし、フランペのような自走用キャラをハンデスできれば、ゲームプランを崩壊させる可能性すらあります。また手札6枚以上という条件があってないようなものなので、ほとんどの対面でマナカーブ通りに出すだけで仕事ができるでしょう。

・しらほし

マンシェリーのハンデスver

強い点を列挙します。
・2000カウンター
・1コスのハンデスで、隙間に使いやすい
・8モリアでペローナとともに蘇生することで2ハンデス
・起動メインのため小粒処理できないデッキに対してハメることが可能

正直、ブランニューのヒット率をあげるため、3たしぎを採用したほうが丸いです。あとイッショウ優先です。ただ黒黄ルフィ対面では相当強いため、一応あげました。

もっとも強い点はハンデスが起動メインである点でしょう。5サボと一緒にたてることで、かつてのマンシェリーのようにアドを稼ぎますし、黒黄ルフィ対面は、縦置きのガープなどがこいつを殴りにきてくれます。

キャラがレストになれば、モリア側は相手のライフを減らさずリーダー効果を使えるチャンスが増えるため、動きに柔軟性が生まれます。黒黄ルフィに対してより勝率を引き上げたいのであれば、腐っても2000カンですし採用候補です。




◾️耐久プランについて(★3月21日追記)

前述の通り黒黄ルフィで9000パンプを維持するために、手札をそれなりの枚数消費していきます。その間、ブロッカーで守り、相手のリソース切れを狙うことで、逆リーサルを狙うことはかなり有効です。今回は2プランご紹介します。

◯レベッカ+サボ
ー耐久時に必要な状況ー
・盤面に9000打点がある
・盤面にルッチなどの6000打点があると尚良い
・手札にレベッカがある
・トラッシュにサボがある

基本的な動き
①相手のパンプにあわせてレベッカを展開し、トラッシュのサボを回収(手札にあればカウンター値を回収)
②サボを出す ※ここまでで9ドン使用
③相手の5エースがレストの場合、ルッチなどの6000打点に1ドンつけてKOする
④残る9000打点はフェイスにいき、ハンドを削る
⑤次の相手ターン、相手のリーダーアタックはレベッカでブロック。5エースの7000打点はサボに2000カウンターをつけてブロックし、もう1打点をレストのサボに吸わせる。

ー補足ー
レベッカ1枚からスタートできる耐久プランのため実現性が高く、また構築をいじる必要もありません。欠点としては耐久中に追加で高打点を立てることはできないため、あらかじめモリアやイッショウなどを盤面に揃えておく必要があります。


◯モリア+ケルベロス(2ロシナンテ)
ー耐久時に必要な状況ー
・8モリアが手札にある
・トラッシュにボグバッグがある
・トラッシュにケルベロスがある(できれば2枚)

基本的な動き
①8モリアを出し、ボグバッグをレスト、ケルベロスをアクティブで出す
②ボグバッグの効果でトラッシュからケルベロスを回収する
③残り2ドンで2枚目のケルベロスをたてる

ー補足ー
レベッカサボのプランと比較し、2面ブロッカーをたてながら9000打点がたつ点で優位性があります。問題があるとすれば、ケルベロスやロシナンテのような2コスブロッカーを採用する必要があるため、テンプレ構築からの修正が必要です。2コスブロッカー自体は黒黄ルフィピンポイントではなく、エネルの10エースなどにも機能すると思います。


◾️最後に
表現が難しいのですが、カードゲーム自体を強くなるためには、対面を構造的にとらえる必要があると思います。黒黄ルフィのKO無効の字面だけとらえると、モリアではどうにも勝てる気がしません。ただ黒黄ルフィのパンプアップの構造を理解すれば、ハンドにアプローチすれば結構崩せそうじゃね?という風にアイデアが生まれます。

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長くなりましたがカードオタクの駄文でした。
読んでいただき、ありがとうございます!

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