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鬼門!

発達障害の女の子のお母さんです。

娘の鬼門、それはフライングディスク🥏です。
はじめてチャレンジしたのは、支援学級の小学生の三年生ぐらいだったかな。
(支援学級では小、中で取り組むことも多いようです。大会があったり。)
手先も身体も道具を使うことも不器用なので、フライングディスク(ボール、縄跳びな)も当然、期待はしていません。
参加できればよし、ぐらいの気持ちです。

小学生の時は、、、
先生のあの手この手のアドバイスでも、投げることも、受け取ることも、ほぼできず。
率先してできたのは、お片付け
ところが、この張り切ったお片付け中に娘の不注意で、突き指。(娘の説明だと、フライングディスクでケガ、話が飛び過ぎ。)

中学生になって、、、
先生が軽く投げたディスクを取ってみようとなった時。手が出ないなら、反射的に避けそうなものの、手も出せず、顔に当たりました。
(先生からお詫びのお電話をいただきましたが、娘の日頃の様子を考えると先生に非がある訳でもなく、こちらの方が申し訳ない気持ち。。鼻先が赤くなる程度のごくごく軽傷)

フライングディスクはケガ続き。
本来のゲームにはたどりつきません。
フライングディスクはもう、鬼門!

ボールも同じような状況です。
バレーボール、娘は突っ立ったままなので、回りが動いて娘の分をカバーします。娘だけがお地蔵さんのように動かない。
療育先では女の子は娘だけなので、まわりの男の子が汗だくでゲームを進めてくれます。
ペアでパスも、基本動かない。
ちょうど良い位置に投げてもらわないと取らない。投げる時もコントロールが定まらず、明後日の方向に投げる。

中学のバレーボール大会は、娘だけ特別枠の風船バレーで出場。
バレーボールの時は、先生と娘でクラスメイトの応援。風船の時はクラスメイト全員が娘を見守って応援。温かい光景です。
できないから不参加ではなくて、参加できる場を与えてくださり、ピンポイントの指導、先生方の熱意と工夫、温かい仲間に感謝です。

お母さんは、バレーボール大会の日「風船を頑張る」と張り切っている姿を見ることが嬉しかったです。
できることに一生懸命なのは見ていて気持ちがいいです。




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