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【23新卒インタビュー】アカデミア人材を1,000%活かす世界へ ー社会人博士による挑戦ー

こんにちは。アカリクの採用担当です。
今回は23卒としてご入社後、リクルーティングアドバイザーとして活躍されている春田さんにお話を伺いました。
社会人大学院生として研究を続けながらアカリクで活躍されている春田さんにアカリクで働くことへの想いを語っていただきました。
ぜひご一読ください。

初めまして、リクルーティングアドバイザー(法人営業)の春田と申します。
23年新卒でアカリクに入社し、仕事では企業様の採用の支援をしながら、休日は博士課程に通う自分について、お伝えできればと思います。
大学院進学か就職かに迷っていらっしゃる方や、社会人大学院を検討中の方に向けて少しでも参考になれば嬉しいです。


■自己紹介

東京都生まれ・東京都育ちです。
趣味は、美術館や博物館めぐりです。大小様々な展示を見て回っています。
旅行も好きで、温泉に行ったり、国際学会のついでに現地観光を楽しんだりしています。


■仕事と研究の両立

研究は主に休日に進めています。
大学院のゼミがあるほか、まとまった時間を要する作業(論文精読・執筆、データ分析など)を一気に進めています。
土日祝日に研究をするという点では、実は大学院生の頃から生活がほぼ変わっていません(笑)

休日では足りず、平日でも、仕事の始業前・終業後は研究を進めています。アカリクではハイブリッドで働けるため、リモートの日は始業直前まで研究に没頭できます。
またフレックスタイム制度のおかげで、平日に実験を入れることもあります。入社してからすでに実験を2つも行いました。
社員の皆様も本当にたくさん協力・応援してくださり、おかげでなんとか両立できています。
1年以内の学位取得に向けて、引き続き励んでまいります。

※アカリクでは全職種にフレックスタイム制を適用しています。
(コアタイム:10:00~15:00)

■アカリクへの入社理由

アカリクは夢を叶える近道でした。
大学院での専門は心理学です。特に「どうやったら健康的な行動をとれるのか」を研究しています。
例えば、運動は続かないものですし、喫煙はやめようと思ってもやめられないものですよね。
そんな「健康に近づくための行動」をどうやったらできるようになるのかを研究しています。

研究テーマが応用に近いためか、大学院にいたときから、「研究と実社会をつなぐ」ことに興味がありました。
一方で、それをアカデミアとしての立場だけから目指すことにしっくりこない自分がいました。アカデミア側にいるとどうしても「実社会」が遠かったり、目指すところの相違が大きかったり、また現場の方々との関係づくりに時間がとられてしまったりと、なかなか思うように進まないでいました。
このギャップをなんとかできないかと考えていた折にアカリクと出会いました。「知恵の流通の最適化」という青天井なミッションに惚れ込み、すぐに選考を受けました。選考ではプレゼン資料を用意し、自分のやりたいことをアピールしました。


▲実際のプレゼン資料(一部抜粋、事業内容は当時のもの)

アカリクでの自分の目標は、日本の科学の衰退を食い止めること。
そのために、アカデミア人材の活躍の場を今よりも広げることを、前のめりに目指しています。

■現在の仕事

リクルーティングアドバイザー(法人営業)として、採用活動を行っている企業様へ求職者様を紹介し、選考から内定承諾に至るまでのご支援をさせていただいています。
ご紹介した方がご入社先で活躍されていることが一番の喜びです。

リクルーティングアドバイザーをしていて嬉しかったことは、想定していなかったマッチングがアカリクを介して生まれたことです。
企業様が求める専門とは少し異なる求職者様をご紹介した際に、「この方を採用すればうちも技術的に進歩するかもしれない」と、その求職者様のために、当時は募集していなかった新技術へ挑戦するポジションを新たに提案してくださいました。
その結果、内定を承諾し、その求職者の方は入社までの間、社員様と論文を読みながら試行錯誤して議論を深めていらっしゃいました。
あらゆる専門分野の求職者の方にご登録いただいており、大学院生の研究経験を評価する企業様が多く集まるアカリクだからこそ生まれたマッチングだと思っております。

■本当に院卒って活かせるの?

社会人において院卒であることは強力なアドバンテージだと感じています。
ここでは2点、お話しさせていただきます。

まず、説明力です。
社内外において納得を得やすく、また僭越ながら、わかりやすいとのお言葉を幾度か頂戴しております。
自分でも営業という自覚は正直あまりなく、情報をいかに組み立てるか、パズルを解いている感覚なんですよね(笑)
これからも、大学院生発の営業スタイルを確立していきたいです。

2つ目に、オープンサイエンス(*)の考え方も役に立っています。
(*) 研究成果を世界中で共有すること

「研究成果は人類の宝だ」。大学院ではそういう教えのもとで育ちました。
研究の世界では、成果の共有は当たり前なんですよね。
おかげで、どこかの国の誰かの成果の上に、ほかの誰かの成果が積み重なっていき、研究全体が前に進んでいきます。

その視点で社内を見たときに、ナレッジが特定の人や部署に偏っていることが気になりました。
そこで、トークセッションを自ら企画・運営し、ナレッジの全社共有を図っています。
1年間でもう10回実施しましたが、コンスタントに社員の半数が参加してくれています。
アカリクはスキルの高い社員ばかりですので、共有のしくみづくりを整えて、全社でのスキルアップに貢献したいです。

■最後に

だいぶアツく語りましたが、
このように、院卒が社会で発揮できる価値は、専門職以外でもたくさんあります。
未開の部分もまだまだ多いため、これからも自ら切り開いていきたいです。今後の人生設計としては、一研究者として研究を続けつつ、アカリクでのご支援も広げ、さらなる「研究と実社会をつなぐ」を目指してまいりたいと思います。

▲私のビジョンです。

この文章を読んで少しでもアカリクという会社が気になった人は下記のページをのぞいてみてください!新卒採用・中途採用ともに積極採用中です。


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